HiKOKI G1210DBは「18Vクラスの切断パワーを、より軽くコンパクトに使いたい人」向けの10.8Vコードレスディスクグラインダ(トイシ径100mm)です。高出力タブレス電池の搭載により、18V従来機(G18DSL2)と同等の切断スピードを質量1.7kgのスリムボディで実現しています。ブレーキ付・4段変速で、ステンレス研磨から鉄筋切断まで1台でこなせます。
この記事のポイント
- ✓ 10.8Vながら18V従来機と同等の切断スピード(メーカー公表の比較データあり)
- ✓ 質量1.7kg・全長287mmの軽量スリムボディで取り回し重視の設計
- ✓ 4段変速(4,000〜7,200min⁻¹)で研磨〜鉄筋切断まで用途に合わせられる
- ✓ ブレーキ・キックバック軽減など安全機能が充実。フルセット税別¥50,500/本体のみ税別¥22,500
基準日:2026年7月23日時点の情報です。仕様・価格は変更される場合があるため、購入前にHiKOKI公式製品ページで最新情報をご確認ください。
スペック
| 項目 | G1210DB |
|---|---|
| 電圧 | 10.8V(スライド式) |
| モーター | 直流ブラシレスモーター |
| 無負荷回転数 | 4段変速:4,000/5,000/6,000/7,200 min⁻¹ |
| トイシ寸法 | 外径100×最大厚さ6×穴径15 mm |
| 機体寸法(全長×ギヤカバー全高) | 287×60 mm(BSL1250MT装着時) |
| 質量 | 1.7kg(トイシ含まず・BSL1250MT装着時) |
| 使用可能蓄電池 | リチウムイオン電池10.8V(BSL12XXシリーズ) |
| 付属蓄電池/充電器(セット仕様) | BSL1250MT(10.8V-5.0Ah)×2/UC12SDL(充電約30分) |
| 安全機能 | ブレーキ・ソフトスタート・温度保護・再起動防止・過負荷保護・キックバック軽減システム |
| 本体のみか否か | セット(2JSK/2JSBK:税別¥50,500)と本体のみ(NN:税別¥22,500)あり |
| 発売時期 | 2026年6月 |
この工具に使えるHiKOKIの10.8V急速充電器はUC12SDLとUC12SLの2種類です。BSL1250MTの充電時間(約30分/約75分)と冷却ファンの有無で使い勝手が変わります。違いはUC12SDLとUC12SLの比較にまとめています。
特徴と使いどころ
最大の特徴は「10.8Vクラスの軽さで18Vクラスの切断能力」という位置づけです。メーカー公表データでは、φ10mm鉄筋(SD345)の切断スピードとねばり(重負荷時の止まりにくさ)で18V従来機G18DSL2と同等の性能を示しており、1充電(BSL1250MT・5.0Ah)あたりの切断本数はφ10mm鉄筋で約60本が目安とされています。
4段変速はディスクグラインダとしては珍しい装備です。低速側(4,000min⁻¹)はステンレスの焼け防止研磨、高速側(7,200min⁻¹)は研削・切断向けと、トイシと材料に合わせた使い分けができます。誤作動を防ぐ2アクションスライドスイッチ、停止時間を短縮するブレーキも備え、現場の安全要求にも対応した設計です。
🔋 バッテリー互換情報
G1210DBはHiKOKI 10.8Vスライド式(BSL12XXシリーズ)共通仕様。セット付属のBSL1250MT(10.8V-5.0Ah)のほか、同シリーズの10.8V蓄電池がそのまま使えます。既にHiKOKIの10.8V製品を持っている場合は、本体のみ(NN仕様・税別¥22,500)が割安です。※18V/36Vマルチボルト蓄電池は使用できません。
⚠ 注意点
- NN仕様(本体のみ)には蓄電池・充電器が付属しません。10.8V蓄電池を持っていない場合はセット仕様(2JSK/2JSBK)を選びましょう。
- 切断作業には切断トイシ用ホイルガード(別売)の装着が推奨されます。標準付属のガードは研削用です。
- キックバック軽減システム搭載ですが、保護メガネ・手袋などの保護具は必ず着用してください。
購入先
正確な仕様・最新情報はHiKOKI公式製品ページで確認できます。
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ネット上の評判まとめ【2026年7月調査】
G1210DBは2026年6月発売の新製品のため、購入者レビューはまだ十分に蓄積されていません。ここでは①専門メディア・工具ブログによるG1210DBの評価と、②同じ100mmトイシ・質量1.7kgのボディを持つ前機種G1210DA(2023年2月発売)に寄せられた購入者レビューの傾向を、出典を分けて中立的に要約します(2026年7月27日調査)。感じ方には個人差があります。
- 軽さと取り回し:質量1.7kg・全長287mmのスリムボディが評価されている。購入者レビューにも「36Vのグラインダーは重たいので細かい加工をするためにサブとして購入した」という実際の使い分けの声がある(前機種G1210DA・ビルディ購入者レビュー)
- 電池の高出力化による底上げ:従来のBSL1240Mが最大出力430Wだったのに対し、T-PWR対応のBSL1250MT/BSL1250MBTは最大640W。本体より「電池の高出力化を前提に10.8Vクラスの性能を一段引き上げた」点が本機の本質という見方(VOLTECHNO)
- 実用値の改善:鉄筋(D10)切断の目安が約40本→約60本、充電時間が約60分→約30分と、旧機種から数字がはっきり伸びている(HiKOKI公式/カワズ君の工具沼)
- 4段変速の使い勝手:切断だけでなく研磨・仕上げまで回転数を落として使い分けられる点が扱いやすいという評価
- 前機種の購入者評価:G1210DAはビルディで4.5(4件)。「軽くて快適」「パワーもあり、お手軽に使用できて良いです」といった声が確認できる
- 「18V同等」の但し書き:比較対象がブラシモータ仕様のG18DSL2であり、現行のブラシレス18V主力機G1810DBを踏まえると「アピールとしては若干誇張表現気味」との指摘(VOLTECHNO)
- バッテリーによる性能差が分かりにくい:従来のBSL1240Mでも使用自体は可能と考えられるが本来の性能を出せない可能性があり、対応バッテリーごとの推奨度の示し方が不親切という指摘(VOLTECHNO)
- 重作業には向かない:長時間の重研削や常時高負荷の作業が中心なら36V機のほうが向くという見方(カワズ君の工具沼)
- トイシ径の制約:100mm機のため、125mm以上のトイシが必要な作業には使えない
- 前機種で挙がった細かな不満:「持つ所がスリムだったら持ちやすいかな」「回転が遅いせいかガラガラとうるさく回転します」といった声もある(G1210DA・ビルディ購入者レビュー)
調査出典: カワズ君の工具沼「HiKOKI G1210DBレビュー」 / VOLTECHNO「HiKOKI G1210DB コードレスディスクグラインダ」 / ビルディ「HiKOKI G1210DA」販売ページ(購入者レビュー4.5/4件) / HiKOKI公式 G1210DB 製品ページ(数値・仕様の裏付け)。上記は各媒体の見解と購入者レビューの傾向を要約したものであり、当サイトによる実機テスト結果ではありません。
よくある質問
18Vのディスクグラインダと比べてパワー不足はない?
メーカー公表の比較データでは、φ10mm鉄筋の切断スピードと重負荷時のねばりで18V従来機(G18DSL2)と同等とされています。連続の重研削が中心なら上位の18V/36V機も選択肢ですが、切断・一般研削中心なら本機で足りるケースが多いでしょう。
どんな作業に使える?
100mmトイシ対応の研削・切断・研磨全般に使えます。4段変速により、低速はステンレス研磨、高速は荒削り・鉄筋切断と、材料に合わせた回転数選択が可能です。
バッテリーと充電器は付属する?
2JSK/2JSBK仕様にはBSL1250MT蓄電池2個と急速充電器UC12SDL、システムケース2が付属します。NN仕様は本体のみ(蓄電池・充電器別売)です。
関連ページ
電動工具全体の選び方は電動工具の選び方 完全ガイドを参照。HiKOKIのバッテリーシステム全体はマキタとHiKOKIどっちを選ぶ?システム比較で整理しています。
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スペック数値の出典:HiKOKI コードレスディスクグラインダ G1210DB 公式製品ページ(2026年7月23日閲覧)
