HiKOKI DS36DC|36Vマルチボルト コードレスドライバドリルのスペック・特徴【工具図鑑】

HiKOKI DS36DC 36Vマルチボルト コードレスドライバドリル スペック

HiKOKI DS36DCは、マルチボルト(36V)のパワーを穴あけ・締付けに全振りした、連続作業に強いプロ向けコードレスドライバドリルです。最大トルクは低速155N・m、無負荷回転数は高速で0〜2,200min⁻¹。ジャイロセンサによる反力制御(RFC)を備え、大径の土台穴あけや構造用ビスの締付けを想定した重負荷ユーザー向けのモデルです。

この記事のポイント

  • 最大トルク155N・m(低速)のハイパワー、重負荷の連続作業向け
  • 2段変速:低速0〜550・高速0〜2,200min⁻¹、クラッチ22段
  • 反力制御RFC付き、電源はマルチボルト36V(残量表示付電池)
  • 質量2.5kg(電池装着時)。軽さより出力を優先するユーザー向け

本ページの数値は2026年7月20日時点のHiKOKI公式製品ページに基づきます。電動工具全体の選び方は電動工具の選び方 完全ガイド、マキタの18Vドライバドリルはマキタ DF484D、メーカーの体系比較はマキタとHiKOKIの比較もどうぞ。

目次

スペック表

項目HiKOKI DS36DC
電圧マルチボルト36V(18V-5.0Ah/36V-2.5Ah 自動切替)
最大トルク(剛性体締付)低速 155N・m / 高速 110N・m
無負荷回転数低速 0〜550min⁻¹ / 高速 0〜2,200min⁻¹
クラッチ段数22段(+ドリルモード)
穴あけ能力鋼材20mm/アルミ20mm/木材118mm
ねじ締め能力小ねじM6/木ねじ 呼び径16mm×長さ100mm(下穴あり)
キーレスチャック把握径13mm
モーター直流ブラシレスモーター
質量2.5kg(BSL36A18BX装着時・サイドハンドル除く)
機体寸法190×269×70mm(BSL36A18BX装着時)
使用電池マルチボルト蓄電池(残量表示付)
充電器/充電時間UC18YDL2/約25分(満充電)・約19分(実用)
本体のみ設定あり(DS36DC(NN)=本体+サイドハンドルのみ、電池・充電器別売)
発売時期2022年(カタログ2022年10月)

出典:HiKOKI公式 DS36DC製品ページ(2026年7月20日時点)。最大トルクは剛性体締付トルク(BSL36A18X/BSL36A18BX装着時)。

特徴

クラストップ級のハイパワーと連続作業性能

モーター仕様の最適化とインバータ回路の強化により、剛性体締付トルクは低速155N・mに到達。HiKOKIは大径の土台穴あけや構造用ビス(M10×320mmクラス)の締付けなど、重負荷を繰り返す大規模木造建築の現場を主な用途に想定しています。連続作業時の粘り強さが持ち味で、パワーと作業量を重視するプロ向けの1台です。

ジャイロセンサによる反力制御(RFC)

コントローラ内蔵のジャイロセンサが所定の角度を検出するとモーターを自動停止し、ビットの食い付き時などに機体が過度に振り回されるのを軽減します。ハイトルク機ゆえの反力対策として有効ですが、作業条件によっては作動しない場合があるため、機体は確実に保持して使用します。

2段変速とサイドハンドル

低速0〜550min⁻¹はトルク重視、高速0〜2,200min⁻¹はスピード重視で、穴あけ・締付けを使い分けられます。11段階で角度調整できるサイドハンドルが標準付属し、反力の大きい作業でも保持しやすい構成です。

数値で見る2段変速の特性

DS36DC 2段変速の特性 低速[1] 高速[2] 最大トルク (N・m) 155 110 無負荷回転数 (min⁻¹) 550 2,200

低速はトルク優先、高速は回転数優先。バーは各項目の最大値を基準に相対表示(数値はHiKOKI公式)。

バッテリー互換

使用できるのはマルチボルト蓄電池(残量表示付)で、標準構成はBSL36A18BX。大容量のBSL36B18X(36V-4.0Ah)も使用できます。従来のBSL3620/3625/3626/3660、BSL18XX、BSL14XXシリーズは使用できません。充電器はUC18YDL2(冷却機能付)。詳しくはHiKOKI公式のリチウムイオン電池互換一覧を確認してください。

⚠ 注意点

・RFC(反力制御)は作業状況・条件により作動しない場合があります。機体を確実に保持してください。
・従来シリーズの蓄電池は使用できません(マルチボルト残量表示付のみ)。
・2.5kgと本格機のため、軽さ重視のDIY用途にはオーバースペックになりがちです。
・価格・仕様は改良等で予告なく変更される場合があります。

ネット上の評判まとめ

実際の利用者レビュー・販売ページのレビューから、DS36DCの評判を中立的に整理しました(2026年7月23日調査)。数値・断定は避け、複数のレビューで共通して見られた傾向のみをまとめています。

◎ 良い点として多い声
  • 36Vクラストップ級のパワーで、大径の穴あけや長めのコーススレッドでも余裕があるという声
  • コード式ドリルからの置き換えで「軽くて取り回しが良く、作業がスピーディー」という評価
  • ラバー系グリップが滑りにくく、長時間でも握りやすいという声
  • RFC(反力制御)やサイドハンドルなど、食い付き時の安全面への配慮を評価する声
△ 気になる点として挙がる声
  • パワーがある分、本体+36Vバッテリで重量感があり、振られないようサイドハンドルの使用が前提になるという声
  • サイドハンドルが大きめで、ネジ締め主体の用途では邪魔に感じることがあるという指摘
  • 木ねじ・コーススレッド中心のDIYにはオーバースペック気味で、より小型のクラッチ付き機のほうが向くという意見

レビュー出典(2026年7月23日閲覧): VOLTECHNO(DS36DC/DV36DC解説)DS36DC使用レビュー記事価格.com DS36DC(NN) ユーザーレビュー。個人の感想を含むため、購入前に最新のレビューもご確認ください。

購入先

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メーカー希望小売価格は本体のみ(NN)で¥49,000(税別)。詳細仕様はHiKOKI公式製品ページを参照。
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よくある質問

DS36DCの最大トルクはどれくらいですか?

剛性体締付トルクで低速155N・m、高速110N・mです(BSL36A18X/BSL36A18BX装着時・HiKOKI公式)。大径の穴あけや構造用ビスの締付けなど重負荷作業を想定したハイパワー機です。

DS36DCに従来の18Vバッテリーは使えますか?

使えません。使用できるのはマルチボルト蓄電池(残量表示付)のみで、従来のBSL18XX・BSL14XX・BSL36XXシリーズは非対応です。標準はBSL36A18BX、大容量のBSL36B18Xも使用できます。

DS36DCの本体のみ(NN)はありますか?

あります。DS36DC(NN)は本体とサイドハンドルのみで、電池・充電器・ケースは別売です。すでにマルチボルト電池と充電器を持っている場合はNNが割安です。

DS36DCはDIY初心者にも向いていますか?

質量2.5kg・最大155N・mの本格的なプロ機で、パワーと連続作業性能に振ったモデルです。軽さや手軽さを重視するDIY用途にはオーバースペックになりやすく、家庭用途なら軽量な18V機やペン型も検討するとよいでしょう。

出典

HiKOKI公式製品ページ:コードレスドライバドリル DS36DC(2026年7月20日時点)。

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この記事を書いた人

モノ図鑑編集部です。電動工具の型番スペックをメーカー公式情報で確認し、図鑑形式で比較できるよう整理しています。実務での使い勝手とバッテリー互換性を重視する編集方針です。

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