HiKOKI G3618DA|180mmコードレスディスクグラインダの仕様と価格

HiKOKI G3618DA 180mmコードレスディスクグラインダのイラスト

G3618DAは、180mmトイシで鋼材の切断やモルタルの筋付けをコードレスで行いたい人向けの36Vディスクグラインダです。マルチボルト蓄電池とブラシレスモーターの組み合わせでAC機並みの出力を確保しつつ、180mmクラスとしては軽量な部類に収まっています。100mm・150mm機では届かない切込み深さが必要な現場を受け持つ位置づけです。

この記事のポイント

  • トイシ寸法は180×6×22mm(レジノイドトイシ)。HiKOKIのコードレスグラインダでは最大クラス
  • 無負荷回転数は全速モード5,300min-1/オートモード3,200min-1。180mmトイシに合わせた低めの設定
  • 質量は4.8kg(BSL36B18X装着時)、機体寸法533×80mm
  • 希望小売価格はNN(本体のみ)50,100円/2WP 117,400円/2WPZ 129,500円(いずれも税別)
  • BSL36B18×1個でLアングル鋼(50×50×厚さ5mm)を約18本切断できる

本ページの数値はHiKOKI公式製品ページに基づく2026年8月8日時点の情報です。

目次

G3618DAの基本スペック

項目G3618DA
電圧36V(マルチボルト)
トイシ寸法(外径×最大厚さ×穴径)180×6×22mm(レジノイドトイシ)/180×3.1〜3.7×22mm(レジノイドフレキシブルトイシ)
モーター直流ブラシレスモーター
無負荷回転数全速モード 5,300min-1/オートモード 3,200min-1
機体寸法(全長×ギアカバー全高)533×80mm(全長はトイシ含まず)
質量4.8kg(BSL36B18X装着時)※BSL36B18装着時は4.7kg
振動3軸合成値4.0m/s2(EN60745-2-3基準)
使用可能蓄電池マルチボルト蓄電池(残量表示付)
充電時間約40分(BSL36B18X/UC18YDL2使用時)
標準付属品スパナ・六角棒スパナ・防振形サイドハンドル
希望小売価格(税別)NN(本体のみ)50,100円/2WP 117,400円/2WPZ 129,500円
セット内容2WPZはBSL36B18X×2個、2WPはBSL36B18×2個。いずれもUC18YDL2とケースが付属(トイシ不付)

G3618DAの特徴

G3618DAの位置づけを一言でいえば「AC機の180mmグラインダをコードレスに置き換える機種」です。高効率ブラシレスモーターと高出力なマルチボルト蓄電池の組み合わせにより、電源を引けない現場でも鋼材の切断や筋付けをこなせるようにしています。回転数が全速モードで5,300min-1と、150mm機のG3615DC(最高8,000min-1)より低いのは、トイシ外径が大きいぶん周速が上がるためで、性能が劣るという意味ではありません。

安全面ではブレーキ機能を備え、スイッチを切ると短時間で停止します。ブレーキ動作時に先端工具が脱落しにくい構造を採用している点も180mmという大径トイシを扱ううえで効いてきます。このほかキックバック軽減システム、過負荷保護、再起動防止、ソフトスタート、2アクショントリガスイッチ、防じん・防滴構造を搭載しています。

購入時に迷いやすいのがセット構成です。本体のみのNNと、蓄電池2個・急速充電器・ケースが付く2WP/2WPZでは価格が2倍以上開きます。すでにマルチボルト蓄電池を持っているならNN、これから揃えるならセットという判断になります。

セット構成別 希望小売価格(税別・2026年8月8日時点)

NN(本体のみ) 50,100円 2WP(BSL36B18×2) 117,400円 2WPZ(BSL36B18X×2) 129,500円

出典:HiKOKI公式製品ページ。2WP・2WPZはいずれも急速充電器UC18YDL2とケースが付属します(トイシ不付)。

1充電当たりの作業量

HiKOKI公式が公表しているBSL36B18×1個使用時の目安は、Lアングル鋼(50×50×厚さ5mm)の切断が約18本、モルタルの筋付け(筋付け深さ30mm)が約3.2mです。数値は材料や条件、蓄電池の状態で変わるため参考値として扱ってください。1日中切断を続けるような使い方では蓄電池2個体制が現実的です。

バッテリー・充電器の互換情報

G3618DAで使える蓄電池・充電器

  • 使用可能蓄電池:マルチボルト蓄電池(残量表示付)
  • 2WPZのセット蓄電池:BSL36B18X(36V-4.0Ah/18V-8.0Ah)・充電時間約40分
  • 2WPのセット蓄電池:BSL36B18
  • 付属充電器:UC18YDL2(冷却機能付)
  • 使用できない蓄電池:BSL3620/3626/3660、BSL18XXシリーズ、BSL14XXシリーズ、AC/DCアダプタET36A

2WPZに付くBSL36B18Xは残量表示付きの大容量タイプで、2WPのBSL36B18より1充電当たりの作業量が伸びます。

⚠ 購入前に確認したい点

  • NNは本体のみ。蓄電池・充電器・ケースは別売です
  • 全セットがトイシ不付。180mmのトイシやダイヤモンドカッターは別途用意が必要です
  • 質量4.8kgは蓄電池装着時の数値。100mm機と同じ感覚での長時間の片手保持はできません
  • ホイルワッシャは必ず付属品を使用してください(ブレーキ動作時の脱落防止のため)
  • 切断用途ではホイルガードベースセット(切断用・コードNo.315117)などの別売部品が必要になる場合があります

G3618DAの購入先

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よくある質問

G3618DAと150mmのG3615DCはどちらを選ぶべきですか?

切込み深さが足りるかどうかで決まります。G3618DAはトイシ外径180mmで、150mmのG3615DCより深く切り込めますが、質量は4.8kg対3.0kgと1.8kgの差があります。日常的な研削やバリ取りが中心ならG3615DC、鋼材の切断やモルタルの筋付けが主目的ならG3618DAが向きます。詳しい比較はG3615DCとG3618DAの比較記事で整理しています。

G3618DAの1充電当たりの作業量はどのくらいですか?

HiKOKI公式値では、BSL36B18を1個使用した場合にLアングル鋼(50×50×厚さ5mm)の切断が約18本、モルタルの筋付け(深さ30mm)が約3.2mです。いずれも参考値で、材料や押付け荷重、蓄電池の状態によって変動します。

G3618DAに従来の18V蓄電池は使えますか?

使えません。使用可能なのはマルチボルト蓄電池(残量表示付)のみで、BSL3620/3626/3660、BSL18XXシリーズ、BSL14XXシリーズ、AC/DCアダプタET36Aはいずれも非対応です。

G3618DAの回転数がG3615DCより低いのはなぜですか?

トイシ外径が大きいほど同じ回転数でも外周の周速が上がるためです。180mmトイシに8,000min-1のような高回転を与えると周速が過大になるため、全速モードで5,300min-1という設定になっています。回転数の数字だけで能力を比較しないよう注意してください。

関連ページ

出典

  • HiKOKI(工機ホールディングス)公式製品ページ「コードレスディスクグラインダ(ブレーキ付)G3618DA」(2026年8月8日確認)
  • HiKOKI公式製品ページ「コードレスディスクグラインダ(ブレーキ付)G3615DC」(2026年8月8日確認)
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この記事を書いた人

モノ図鑑編集部です。電動工具の型番スペックをメーカー公式情報で確認し、図鑑形式で比較できるよう整理しています。実務での使い勝手とバッテリー互換性を重視する編集方針です。

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