HiKOKI WHP12DBは、作業音約70dBの静音設計で「屋内・住宅街・夜間など騒音を抑えたい現場」に向く10.8Vコードレス静音インパクトドライバです。タブレス電池BSL1250MT搭載で、メーカー公表では18Vクラス並のねじ締めスピードを実現しています。高トルクが必要な足場・重ボルト用途には36Vクラスが適します。
この記事のポイント
- ✓ 作業音約70dBの静音設計。屋内内装・住宅街での作業向き
- ✓ 最大トルク33N・m、質量1.3kgの軽量ボディ(BSL1250MT装着時)
- ✓ T-PWRタブレス電池BSL1250MT(10.8V-5.0Ah)で従来比ねじ締め時間約30%短縮
- ✓ バッテリーは10.8V BSL12XXシリーズが使用可能
スペック・価格は2026年7月23日時点のメーカー公式情報に基づきます。電動工具全体の選び方は電動工具の選び方 完全ガイドを参照してください。
HiKOKI WHP12DB スペック表
| WHP12DB 主要スペック(メーカー公表値) | |
|---|---|
| 電圧 | 10.8V(リチウムイオン) |
| モーター | 直流ブラシレスモーター |
| 最大トルク | 33N・m(気温20℃満充電時・M10普通ボルト・締付け3秒) |
| 無負荷回転数 | 弱0〜1,000/中0〜1,500/強0〜2,200/テクス0〜2,400 min⁻¹ |
| 打撃数 | 弱0〜700/中0〜1,200/強0〜2,400/テクス0〜1,200 min⁻¹ |
| 締付能力 | 普通ボルトM5〜M10/高力ボルトM5〜M6/コーススレッド22〜90mm |
| 質量 | 1.3kg(BSL1250MT装着時) |
| 機体寸法 | 全長128×高さ225×センタハイト29mm |
| バッテリー | BSL1250MT(10.8V-5.0Ah・残量表示付)ほかBSL12XXシリーズ |
| 充電器/充電時間 | UC12SDL(冷却機能付)/約30分 |
| セット/希望小売価格(税別) | 2JS(電池2個+充電器+ケース)¥79,100/NN(本体のみ)¥48,100 |
| 発売時期 | 2026年2月 |
WHP12DBの特徴
作業音約70dBの静音設計
メーカー公表で作業音約70dB(BSL1250MT使用・木ねじ⌀4.5×90mmをラワン材に締付け時)。一般的なインパクトドライバー特有の打撃音を抑えており、集合住宅の内装・リフォーム、夜間や住宅街の作業など騒音配慮が必要な現場が主戦場です。
タブレス電池で「18Vクラス並」のねじ締めスピード
新開発のT-PWRタブレス電池BSL1250MT(10.8V-5.0Ah)の高出力化により、メーカー公表では従来機WHP12DA比でねじ締め時間約30%短縮・1充電当たりの作業量約30%アップ。2026年1月時点の10.8V静音コードレスインパクトドライバにおいて業界最速(メーカー調べ)とされています。1充電の作業量目安は木ねじ⌀3.8×45mmで約1,120本です。
軽量1.3kg+3灯式LED
電池装着時1.3kgと軽く、10.8Vクラスらしい取り回しの良さが持ち味。3灯式LEDライトは照度を3段階に切替えでき、暗所での正確なビット合わせを助けます。インパクトドライバー自体の選び方はインパクトドライバーとドリルドライバーの違いも参考にしてください。
この工具に使えるHiKOKIの10.8V急速充電器はUC12SDLとUC12SLの2種類です。BSL1250MTの充電時間(約30分/約75分)と冷却ファンの有無で使い勝手が変わります。違いはUC12SDLとUC12SLの比較にまとめています。
モード別回転数の比較
🔋 バッテリー互換情報
使用可能バッテリーは10.8VのBSL12XXシリーズ。標準セット(2JS)には残量表示付タブレス電池BSL1250MT(10.8V-5.0Ah)が2個付属します。充電器はUC12SDL(冷却機能付・約30分充電)。18V/36V(マルチボルト)系のバッテリーとは互換性がありません。
⚠ 注意点
- 最大トルクは33N・m。36Vクラス(例: WH36DCの200N・m)より大幅に小さく、高力ボルトや大径の締付けが多い用途には不向きです
- 騒音値・トルク・作業量はメーカー試験条件(BSL1250MT使用・特定の材料/ねじ)での数値で、実作業では条件により変わります
- ビットは別売です。希望小売価格は税別表記です
静音機のトルクは標準機WH12DDの約4分の1
静音インパクトを選ぶうえで最大の判断材料がトルクです。同じ10.8V・同じBSL1250MTを使う標準機WH12DDの最大トルクは135N・mで、WHP12DBの33N・mとは約4倍の開きがあります。18Vの静音機WHP18DAも最大33N・mなので、静音インパクトのトルクは電圧を上げても変わらないのが実情です。締付能力の公式表記もWHP12DBはコーススレッド22〜90mm・普通ボルトM5〜M10までで、長尺ビスや太径ボルトの連続施工は守備範囲外になります。
最大トルクの比較(HiKOKI公式値・N・m)
購入先
正確な仕様はHiKOKI公式のWHP12DB製品ページで確認できます。
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楽天で最新価格を見るネット上の評判まとめ【2026年7月調査】
WHP12DBについて、専門メディアやレビューブログの評価をネット上で調査し、傾向をまとめました(2026年7月24日調査)。各媒体の見解を中立的に要約したもので、感じ方には個人差があります。
- 作業音約70dBの静音設計で、屋内改修・住宅街・集合住宅など騒音に配慮が必要な現場で使いやすいという評価
- BSL1250MT装着時1.3kg・全長128mmの軽さで取り回しが良く、天井際や狭い場所での作業が楽という声
- 最大締付トルクが旧WHP12DAの20N・mから33N・mへ向上し、ねじ締め時間も約30%短縮。「静音機なのに仕事で使える実力」と評価されている
- 本体のみ(NN)の希望小売価格が旧型と同額のまま中身が強化されており、実質的な後継モデルとして好意的な見方が多い
- 「18Vクラス並」の訴求はBSL1250MT使用時の条件付きで、18V機の完全な代替と考えるのは避けるべきという指摘
- 太いボルトや高負荷の連続作業が中心なら、18V・36Vクラスの方に余裕があるという意見
- 静音(ソフト)インパクトの主用途では長いビスの打ち込みのような高負荷作業が少なく、性能向上の恩恵を体感しにくい場面もあるという見方
- 旧型発売から約2年でのモデルチェンジであり、既存ユーザーの買い替えよりタブレス電池(T-PWR)の普及を狙った同梱モデルの色が強いという評価
調査出典: カワズ君の工具沼「HiKOKI WHP12DBレビュー」 / VOLTECHNO「HiKOKI WHP12DB コードレス静音インパクトドライバ」 / ビルディ「HiKOKI WHP12DB」販売ページ(仕様・価格) / HiKOKI公式 WHP12DB製品ページ
よくある質問
WHP12DBで使えるバッテリーは?
10.8VのBSL12XXシリーズが使用できます。標準セット(2JS)には残量表示付のタブレス電池BSL1250MT(10.8V-5.0Ah)が2個付属します。18Vや36Vマルチボルトのバッテリーは使用できません。
従来モデルWHP12DAとの違いは?
メーカー公表では、タブレス電池BSL1250MT使用時にWHP12DA比でねじ締め時間が約30%短縮、1充電当たりの作業量が約30%向上しています。作業音は約70dBの静音設計です。
WHP12DBはどんな用途に向いていますか?
騒音を抑えたい屋内内装・リフォーム・住宅街での作業に向いています。締付能力は普通ボルトM5〜M10、コーススレッド22〜90mmで、最大トルク33N・m。より高いトルクが必要な場合は36Vクラスのインパクトドライバが候補になります。
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出典
スペック・価格の出典: HiKOKI公式 コードレス静音インパクトドライバ WHP12DB 製品ページ(2026年7月23日確認)
