マキタ TW302Dは、18Vクラスでは数少ない「角ドライブsq9.5mm(3/8インチ)」仕様の充電式インパクトレンチです。最大締付けトルク275N・m、全長138mm・質量1.7kg。手持ちのソケットが9.5mm角で揃っている自動車整備向けの1台で、12.7mm角が必要なら同じ18VのTW300Dが対応機種になります。
この記事のポイント
- ✓角ドライブsq9.5mm。12.7mm角のソケットはそのままでは使えない
- ✓最大締付けトルク275N・m(M16高力ボルトF10T・3秒締付時)
- ✓全長138mm・質量1.7kg(バッテリ含む)と18V機では小柄
- ✓打撃力4段階+3段階正逆転オートストップ+スイッチ全速モード
- ✓標準小売価格はTW302DZ(本体のみ)税別31,900円。バッテリ・充電器・ソケットは別売
※本ページのスペックは2026年8月5日時点のマキタ公式製品ページに基づきます。価格は標準小売価格(税別)です。
マキタ TW302D 主要スペック
| 項目 | TW302D |
|---|---|
| 電源 | 直流18V |
| 角ドライブsq | 9.5mm |
| 最大締付けトルク | 275N・m |
| 締付け能力(普通ボルト) | M10〜M20 |
| 締付け能力(高力ボルト) | M10〜M16 |
| 回転数 | 最速 0〜3,200/強 0〜2,600/中 0〜1,800/弱 0〜1,000 min-1 |
| 打撃数 | 最速 0〜4,000/強 0〜3,400/中 0〜2,600/弱 0〜1,800 min-1 |
| パワー切替 | 4段階 |
| 作業用モード | 3段階正逆転オートストップ+スイッチ全速モード |
| 振動3軸合成値 | 15.4 m/s2(EN62841-2-2) |
| 1充電作業量(目安) | 高力ボルトM16 約360本(締付け時間約3秒) |
| 本機寸法(長さ×幅×高さ) | 138×81×246 mm |
| 質量 | 1.7kg(バッテリ含む) |
| 防じん・防水 | APT(アプト) |
| LEDライト | あり |
| 標準付属品 | フック |
| 標準小売価格(税別) | TW302DZ 31,900円(本体のみ) |
TW302Dの特徴
角ドライブ9.5mm——この機種を選ぶ最大の理由
マキタの18V充電式インパクトレンチはほとんどが角ドライブ12.7mm(1/2インチ)ですが、TW302Dは9.5mm(3/8インチ)です。自動車整備では9.5mm角のソケットセットを主力にしている人が多く、その資産をそのまま活かせるのがこの機種の存在理由です。逆に言えば、すでに12.7mm角で揃えているなら選ぶ理由はほとんどありません。
3つのモードを使い分ける
①正逆転オートストップモード:連続した仮締めから、緩め時のナット落下防止まで。締付け・緩めとも各3段階で切り替えられます。②スイッチ全速モード:トリガを少し引くだけで、設定した打撃力の最大回転数まで一気に上がります。連続作業でのスイッチ操作の疲労を減らせます。③打撃力4段切替:最速/強/中/弱で、作業に応じて細かく選べます。
全長138mm・1.7kgのコンパクト設計
ハイパワーブラシレスモータの採用で全長138mm・質量1.7kg(バッテリ含む)に収めています。エンジンルーム内や足回りなど、工具を差し込む余地が限られる場所での取り回しに効きます。
ソケット抜け落ち防止のCスプリング式
装着時にCスプリングが押し縮められ、その反発でソケットを保持します。着脱も簡単です。そのほか、部材を傷つけにくいハンマケースカバー、LEDライト、ソフトグリップ、フック、無段変速、正逆転切替、防滴・防じん「アプト(APT)」を備えます。
打撃力4段階の回転数・打撃数
🔋 バッテリー互換情報
TW302Dはマキタ18Vスライド式バッテリで動作します。本体のみのTW302DZにはバッテリ・充電器とも付属しません。マキタは18Vバッテリについて、インパクトドライバ・マルノコ・ディスクグラインダ・チェンソー・保冷温庫・草刈機・ライトなど350モデル以上に共通使用可能としています。すでに18V機を持っているなら本体のみを買い足す形が最も安価です。14.4V機や40Vmax機とは互換しません。
⚠ 購入前に確認したい3点
①角ドライブは9.5mmです。12.7mm角のソケットは装着できません。手持ちのソケットの差込角を必ず確認してください。②ソケットは別販売品です。③振動3軸合成値は15.4m/s2で、同じ18Vで12.7mm角のTW300D(12.5m/s2)より高い値が公表されています。長時間の連続作業では休憩を挟んでください。また最大締付けトルクは「出せる上限」であり、ホイールナットなど規定トルクが決まっている箇所の最終締めは必ずトルクレンチで行ってください。
ネット上の評判まとめ(2026年8月12日調査)
当サイトは実機を保有していないため、以下は2026年8月12日に確認できた公開情報の要約です。体感に関する記述はすべて各出典の書き手の評価であり、当サイトの検証結果ではありません。レビューは本体のみ品番のTW302DZを対象としたものを含みますが、機械としてはTW302Dと同一です。
- 9.5sq(3/8)でもホイールナットは余裕で緩むという自動車整備ユーザーの報告。同ユーザーは103N・mで締めたナットが緩まなかった他社3/8機と比べ「DIYならベストバイ」と評価(みんカラ)
- ヘッド部の長さは比較対象の3/8機より約4mm短いという実測報告(みんカラ)
- 打撃力4段切替で材料に応じて加減でき、内蔵ライトで夜間作業もこなせたとするレビュー(カワズ君の工具沼)
- 12.7sqの人気機種TW300Dの9.5sq版という位置づけで、取り回しの良さが評価されている(ビルディマガジン)
- インパクト非対応ソケットは割れる恐れがあるとユーザー自身が注意喚起(みんカラ)
- すでに12.7sqのソケットを揃えているならTW300Dのほうが良い、という同ユーザーの助言(みんカラ)
- 3/8は1/2よりガタの影響が出やすく、差し込み精度の低いソケットでロングソケットを空転させるとブレが気になるとの指摘(みんカラ)
- 2.0Ahバッテリなら全高が気にならない一方、6.0Ahに比べパワーと持続力は落ちるというトレードオフ(みんカラ)
- 公式仕様の振動3軸合成値は15.4m/s²。長時間の連続作業では休憩や防振手袋の検討を(マキタ公式仕様/ビルディマガジン掲載)
評判の出典: みんカラ(たつ@ZC31S さんのブログ・コメント欄を含む) / カワズ君の工具沼 / ビルディマガジン(いずれも2026年8月12日確認)
TW302Dの購入先
【PR】当セクションのリンクは楽天アフィリエイト・Amazonアソシエイトを利用しています。
マキタ 18V 充電式インパクトレンチ TW302DZ 本体のみ(バッテリ・充電器・ソケット別売)角ドライブsq9.5mm
参考価格 23,430円(2026年8月5日時点・楽天市場)
よくある質問
TW302Dの角ドライブは何mmですか?
9.5mm(3/8インチ)です。マキタの18V充電式インパクトレンチの多くが採用する12.7mm(1/2インチ)とは異なるため、12.7mm角のソケットはそのままでは装着できません。12.7mm角が必要な場合は、同じ18VのTW300D(最大締付けトルク300N・m)が対応機種になります。
TW302DとTW300Dはどちらを選ぶべきですか?
手持ちのソケットの差込角で決まります。9.5mm角で揃えているならTW302D、12.7mm角ならTW300Dです。スペック上はTW300Dのほうが最大締付けトルクが300N・mと高く、振動3軸合成値も12.5m/s2と低く、標準小売価格も本体のみ税別27,900円と安価です。回転数・打撃数・締付け能力・パワー切替4段階は両機とも同一です。
TW302Dにバッテリーと充電器は付属しますか?
付属しません。マキタ公式に掲載されているのは本体のみのTW302DZ(標準小売価格 税別31,900円)で、バッテリ・充電器・ソケットはいずれも別売です。マキタ18Vスライド式バッテリを別途用意してください。
スイッチ全速モードとは何ですか?
トリガを少し引くだけで、設定した打撃力における最大回転数まで一気に上げるモードです。トリガを細かく調整せずに済むため、連続作業でのスイッチ操作の疲労を軽減できます。
TW302Dは1回の充電でどのくらい作業できますか?
マキタ公式の目安は、高力ボルトM16を締付け時間約3秒で約360本です。数値は参考値で、バッテリの充電状態や作業条件によって変わります。
関連ページ
- マキタ TW302D vs TW300D|角ドライブ9.5対12.7mm・275対300N・mの違いを比較
- マキタ TW300D|18V・300N・m 角ドライブ12.7mmのスペック
- マキタ TW284D|14.4V・255N・m 角ドライブ12.7mmのスペック
- マキタ 充電式インパクトレンチ 全機種スペック比較
- 電動工具の選び方 完全ガイド
出典
- 株式会社マキタ 公式製品ページ TW302D(2026年8月5日確認)
- 株式会社マキタ 公式製品ページ TW300D(2026年8月5日確認)
