DIYを始めるなら、最初の3点は「インパクトドライバー・ドリルドライバー・丸ノコ」が定番です。ただし全部を一度に買う必要はなく、まずはインパクトドライバー1台から始め、やりたい作業に合わせて足していくのが失敗しない揃え方です。
- ✓ 迷ったらインパクトドライバー1台から。締結作業の主役
- ✓ 木工まで踏み込むならドリルドライバー+丸ノコを追加
- ✓ 3点セットの目安予算は約3〜5万円(1台ずつ揃えてもOK)
- ✓ 同一メーカー・同一電圧で揃えるとバッテリーを共用できて割安
本ガイドの価格は2026年7月19日時点の一般的な実勢価格帯を目安に整理しています。特定製品の価格は各製品ページでご確認ください。
なぜこの3点なのか
DIYの作業は大きく「締める・穴をあける・切る」に分けられます。締めるを担うのがインパクトドライバー、穴をあける・微妙な力加減を担うのがドリルドライバー、切るを担うのが丸ノコです。この3点を押さえると、棚づくりから簡単な木工家具まで一通りこなせます。
| 工具 | 主な用途 | 目安予算 | 詳しく |
|---|---|---|---|
| インパクトドライバー | ネジ締め・組立・ビス打ち | 約1〜2万円 | 違いを見る |
| ドリルドライバー | 穴あけ・繊細なトルク調整 | 約0.8〜1.5万円 | DF484D 図鑑 |
| 丸ノコ | 木材の直線切断 | 約1〜2万円 | 選び方ガイド |
3点の選び方
1. インパクトドライバー(最初の1台)
ネジ締め・組立の主役。強い締付力で長いビスもラクに打て、DIYで最も出番が多い工具です。締結中心の使い方ならこれ1台から。詳しい違いはインパクトドライバーとドリルドライバーの違い、代表機種はマキタ TD173Dを参照してください。
2. ドリルドライバー(穴あけと繊細なトルク)
下穴あけや、家具の分解・組立のようにネジを傷めたくない作業で活躍します。トルク調整クラッチで締めすぎを防げるのが利点。代表機種はマキタ DF484D。手軽さ重視なら1万円以下の電動ドライバーから入るのもありです。
3. 丸ノコ(木材を切る)
木材を直線で速く切断できる工具。棚板や角材のカットに必須で、木工に踏み込むなら3点目に加えたい1台です。125mm/165mm・充電式か有線かの選び方は丸ノコの選び方で解説しています。
目安予算をグラフで見る
3点をバラバラのメーカー・電圧で買うとバッテリーと充電器が共用できず割高になります。最初に「どのバッテリーシステムで揃えるか」を決めるのが失敗しないコツです。まずは1台から始め、必要になった工具を同じシリーズで追加していくのがおすすめです。
メーカーと電圧をそろえる
3点を長く使うなら、同じメーカー・同じ電圧で揃えるのが鉄則です。バッテリーと充電器を共用でき、追加購入のコストを抑えられます。どのシステムを選ぶかはマキタとHiKOKIの比較、電圧の考え方は電動工具の選び方 完全ガイドを参考にしてください。
互換情報カード:電圧クラスと対応する電池・充電器
| 電圧クラス | 代表的な蓄電池 | 対応充電器 | 1台目に選ぶときの目安 |
|---|---|---|---|
| マキタ 18V | BL1830B / BL1860B | DC18RF ほか | 18V工具の本数が最も多い。1台目に選びやすい |
| マキタ 40Vmax | BL4040 / BL4050F | DC40RA / DC40RB | 高出力。18Vの電池は使えない(別系統) |
| HiKOKI 18V | BSL1830 / BSL1860M | UC18YSL3 ほか | 18V専用。マルチボルト機にも装着できる |
| HiKOKI マルチボルト36V | BSL36A18X / BSL36B18X | UC18YSL3 ほか | 36V機と18V機の両方で使える兼用電池 |
同じメーカーでも電圧クラスが違うと電池は共用できません。3点を揃えるときは必ず同一クラスに寄せてください(出典:マキタ公式 makita.co.jp/HiKOKI公式 hikoki-powertools.jp の各製品ページ・2026年8月28日確認)。
3点の最新価格をチェック
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※3点を同時に買う必要はありません。まずは①インパクトドライバー1台から始め、必要になった工具を同じバッテリーシリーズで追加するのが失敗しない揃え方です。丸ノコはバッテリーを共用したい場合、充電式(マキタ HS474DZ との比較)も選択肢になります。
用途別・3点セットの優先順位チャート
CASE棚・ラックの組み立てが中心
→ ドライバドリル+インパクトドライバ
丸ノコは後回しでよい。木ネジの本数が多いならインパクトを先に
CASE板を自分の寸法に切りたい
→ 丸ノコ+ドライバドリル
ホームセンターのカットサービスで代替できるなら丸ノコは後でも可
CASE集合住宅で音を出しにくい
→ ドライバドリル+手ノコ+クランプ
インパクトの打撃音は想像以上に響く。夜間作業が多いなら要注意
CASE屋外・ウッドデッキをつくる
→ インパクトドライバ+丸ノコ+集じん
粉じんが多い。防じんマスクと保護メガネを同時に用意する
迷ったら「いま一番回数が多い作業」から選ぶと外しません。
よくある質問
DIY初心者は電動工具を何から買うべきですか?
まずはインパクトドライバー1台をおすすめします。ネジ締め・組立・棚づくりなどDIYで最も使う場面が多く、1台で汎用的に活躍します。木工で板を切る予定があれば、次に丸ノコを追加すると作業の幅が広がります。
インパクトドライバーとドリルドライバーはどちらを先に買うべきですか?
ネジ締めや組立が中心ならインパクトドライバー、穴あけや繊細なトルク調整(下穴・家具の分解組立)が中心ならドリルドライバーが向いています。1台目はインパクトドライバー、余裕が出たらドリルドライバーを足す順番が一般的です。
3点セットの予算はどのくらい見ればよいですか?
本体中心なら3点合計でおおよそ3〜5万円が目安です。すべて同時に揃える必要はなく、まず1台買い、必要になった工具を同じメーカー・同じ電圧で追加していくとバッテリーを共用でき、トータルで割安になります。
出典・関連
選び方の全体像は当サイトのピラーページ電動工具の選び方 完全ガイドにまとめています。価格帯は一般的な実勢価格の目安です(2026年7月19日時点)。
