DH3628DAは、コンクリート穴あけ28mmまで対応するマルチボルト(36V)のSDSプラス式ロータリハンマドリルで、「集じんシステムを後付けできる本体だけが欲しい」プロ職人向けの1台です。集じんシステムを標準付属するDH3628DBに対し、DH3628DAは本体単体構成のぶん軽く(サイドハンドルなし3.8kg)、鉄工13mm・木工32mm・コアビット50mmまでこなす汎用性を維持しています。
この記事のポイント
- ✓ コンクリート穴あけ能力は3.4〜28mm。鉄工13mm・木工32mm・ダイヤモンドコアビット65mmまで対応
- ✓ ビットはSDSプラスシャンクタイプ。回転/回転+打撃/打撃の3モード切替
- ✓ 質量3.8kg(サイドハンドルなし・BSL36A18X装着時)。集じん仕様のDH3628DBより1.0kg軽い
- ✓ 本体のみ(NN)は65,900円、フルセット(2XPZ)は122,900円(いずれも税別)
以下の数値はすべて2026年8月7日時点のHiKOKI公式製品ページに掲載された仕様に基づきます。
DH3628DAの基本スペック
| 項目 | DH3628DA |
|---|---|
| 電圧 | 36V(マルチボルト蓄電池) |
| コンクリート穴あけ能力 | 3.4〜28mm |
| 鉄工/木工 | 13mm/32mm |
| コアビット/ダイヤモンドコアビット | 25〜50mm/65mm |
| 適用ビット | SDSプラスシャンクタイプ |
| 無負荷回転数 | NORMAL 0〜950/LOW 0〜700 min-1 |
| 全負荷打撃数 | NORMAL 0〜4,300/LOW 0〜3,170 min-1 |
| モーター | 直流ブラシレスモーター |
| 機体寸法(全長×高さ×幅) | 358×233×91mm(BSL36A18X装着時) |
| 質量 | 3.8kg(サイドハンドルなし)/4.0kg(装着時) |
| 振動3軸合成値 | 回転+打撃 12.1m/s2/打撃 9.9m/s2 |
| 対応バッテリー | マルチボルト蓄電池(BSL36A18X/BSL36B18X) |
| 充電器 | UC18YDL2(冷却機能付) |
| 本体のみ設定 | あり(NN仕様 65,900円・税別) |
| 標準付属品 | デプスゲージ・サイドハンドル |
DH3628DAの特徴
用途で使い分ける3つの動作モード
DH3628DAは動作モードを3種類から選べます。金属・木材への穴あけは「回転」、コンクリートなどへの穴あけは「回転+打撃」、コンクリートのハツリ・溝掘りは「打撃」です。ハンマドリルでありながらハツリ作業まで1台でこなせるため、内装解体を含む現場では別途ハンマを持ち込む必要が減ります。
NORMAL/LOWの2速で仕上がりをコントロール
回転数と打撃数は2段階で切り替えられます。NORMALモードは回転数0〜950min-1・打撃数0〜4,300min-1で作業速度を優先。LOWモードは0〜700min-1・0〜3,170min-1に落ち、下地を割りたくない小径穴や、ビットが暴れやすい作業開始時の狙いを定める場面で使います。
1充電あたりの作業量は錐径12.5mmで約75個
HiKOKI公式が示す目安は、2.5Ah(マルチボルト/BSL36A18X)1充電あたり、深さ40mmのコンクリート穴あけで錐径12.5mmなら約75個、錐径18mmなら約40個です。アンカー下穴の数が読める数値なので、現場に持ち込むバッテリー本数の計算に使えます。
DH3628DAとDH3628DBの質量差
同じDH3628系でも、集じんシステムを標準付属するDH3628DBとは持ち重りが大きく違います。BSL36A18X装着時の質量を並べると次のとおりです。
集じんシステム(集じん容量0.45L・最大ストローク100mm・質量1.0kg)はDH3628DAにも後付けできます。適用機種はDH3628DA・DH3628DB・DH1826DAで、DH3628DBのみ標準付属という位置づけです。粉じん対策が必要な現場だけ集じん仕様にしたいなら、まずDH3628DAを買って必要になったら追加するという選び方が成り立ちます。
使えるバッテリーと充電器
バッテリー互換情報
- 使用可能なのはマルチボルト蓄電池のみ(18V専用のBSL18XXシリーズは非対応)
- 2XPZ・2XPBZ仕様の付属電池はBSL36A18X(36V-2.5Ah/18V-5.0Ah)
- 2WPZ仕様の付属電池はBSL36B18X(36V-4.0Ah/18V-8.0Ah)
- 付属充電器はUC18YDL2(冷却機能付)。充電時間はBSL36A18Xで約19分(実用)/約25分(満充電)、BSL36B18Xで約30分/約40分
→ 容量違いの選び方はBSL36A18とBSL36B18の違いで解説しています。
⚠ 購入前に確認したい注意点
- NN仕様は本体のみ。蓄電池・充電器・ケースは付属しないため、マルチボルト電池を持っていない人は2XPZ仕様などのセットを選ぶ必要があります
- DH3628DAに集じんシステムは付属しません。集じん込みで使うならDH3628DB、または集じんシステムを別途購入します
- 集じんシステムを装着すると、対応する錐径は4.3〜20mm・有効長100mm以下に制限されます
- 振動3軸合成値は回転+打撃で12.1m/s2。長時間の連続使用では作業時間の管理が必要です
DH3628DAの価格と購入先
HiKOKI公式の希望小売価格(税別)は、本体のみのNN仕様が65,900円、BSL36A18X×2個+UC18YDL2+システムケース3が付く2XPZ仕様が122,900円、BSL36B18X×2個の2WPZ仕様が132,100円です。ボディカラーをストロングブラックにした2XPBZ仕様は2XPZと同額の122,900円に設定されています。実売価格はこれより下がることが多いため、通販の最新価格で確認してください。
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よくある質問
DH3628DAとDH3628DBの違いは何ですか?
集じんシステムの有無です。DH3628DBは集じんシステムを標準付属し、DH3628DAは付属しません。そのぶんDH3628DAは軽く(サイドハンドルなしで3.8kg対4.8kg)、コンクリート能力も3.4〜28mmと広い範囲を維持します。DH3628DBは集じん装着状態で4.3〜20mmに限定されます。
DH3628DAに18Vのバッテリーは使えますか?
使えません。使用可能なのはマルチボルト蓄電池のみで、18V専用のBSL18XXシリーズは装着できません。付属するBSL36A18XやBSL36B18Xは、18V工具に付けると18V電池として動作するマルチボルト仕様の電池です。
DH3628DAはどんなビットが使えますか?
SDSプラスシャンクタイプのビットです。コンクリートは3.4〜28mm、鉄工は13mm、木工は32mmまで対応し、コアビットは25〜50mm、ダイヤモンドコアビットは65mmまで使えます。
1回の充電でどれくらい穴あけできますか?
HiKOKI公式の目安では、2.5Ah(マルチボルト)1充電あたり、深さ40mmのコンクリート穴あけで錐径12.5mmなら約75個、錐径18mmなら約40個です。使用環境や蓄電池の状態で変動する参考値とされています。
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出典
- HiKOKI公式:コードレスロータリハンマドリル(集じんタイプ)DH3628DA/DH3628DB(2026年8月7日確認)
