HiKOKI C3605DC|36V コードレス丸のこ 147mm・切込57mm・Bluetooth無線連動のスペック【工具図鑑】

HiKOKI C3605DC 36Vマルチボルトコードレス丸のこのフラットイラスト。先端は147mmの丸のこ刃とベースプレート

C3605DC は「165mm機ほどの切込みは不要だが、125mm機では物足りない」層に向けた147mmクラスのマルチボルト丸のこです。最大切込み57mm・質量2.9kgというバランスに加え、Bluetooth®蓄電池による集じん機との無線連動を備えるのが最大の差別点です。

この記事のポイント

  • のこ刃147mm・最大切込み57mm(90°時)の中間クラス
  • 質量2.9kgで、165mm機(3.2〜3.3kg)より軽い
  • Bluetooth®無線連動でコードレス集じん機 RP3608DB と連携できる
  • 低騒音のサイレントモード(特許)を搭載。リフォーム・内装向き
  • マルチボルト専用。本体のみ(NN)の希望小売価格は45,600円(税別)

※本ページのスペックは2026年7月30日時点のHiKOKI公式製品ページに基づきます。

目次

C3605DC 基本スペック

HiKOKI C3605DC 主要スペック(2026年7月30日時点・HiKOKI公式より)
のこ刃 外径147mm(穴径20mm)
最大切込み深さ90°時 57mm/45°時 38mm/逆5°時 54mm
無負荷回転数パワーモード 4,500min-1/サイレントモード 2,500min-1
機体寸法296×249×174mm(蓄電池装着時)
質量2.9kg(蓄電池装着時)
使用可能蓄電池マルチボルト蓄電池(残量表示付)のみ
付属蓄電池(セット品)BSL36A18BX(Bluetooth®蓄電池・冷却対応/36V-2.5Ah・18V-5.0Ah)
充電器UC18YDL2(冷却機能付)/約25分
本体のみか否か(NN) 本体のみ 45,600円/(SK)(2XPSZ) 電池2個・充電器・ケース付 105,700円(いずれも税別)
特記事項無線連動機能(Bluetooth®)搭載仕様。スーパーチップソー黒鯱標準付属仕様

147mmという刃径の意味

HiKOKIのコードレス丸のこは165mm/147mm/125mmの3クラスに分かれます。C3605DCは中間の147mmで、切込み深さ57mmはツーバイ材(38mm)を余裕をもって切り抜けつつ、165mm機より軽く扱えます。

最大切込み深さ(90°時)の比較 単位: mm C3605DC(本機)57mm C3606DB66mm C1806DB66mm C3605DB(SK)47mm C3605DA(SK)47mm
質量の比較(軽いほど取り回しやすい) 単位: kg(蓄電池装着時) C3605DC(本機)2.9kg C3605DA(SK)2.7kg C3605DB(SK)2.8kg C1806DB3.2kg C3606DB3.3kg

C3605DCの主な特徴

Bluetooth®による集じん機の無線連動

付属のBluetooth®蓄電池 BSL36A18BX により、コードレス集じん機 RP3608DB と無線連動できます。両機の電源スイッチを入れて連動スイッチを押すだけでペアリングが完了し、以降は丸のこのスイッチ操作で集じん機が運転・停止します。2台以上を同時に接続することはできず、RP3608DAは無線連動に対応しません。

サイレントモード(特許)

低騒音化とモーター効率アップを両立したモードで、回転数は2,500min-1。リフォームや内装工事など、居住者や近隣への騒音配慮が必要な現場向けの機能です。

AC機並をうたう切断スピード

HiKOKIは公式ページで、SPF材(2×10)の横挽き・推力30Nという条件下での最大切断スピードを、同社従来の深切り電子丸のこ C5MVY と比較して掲示しています。いずれも参考値で、材料や条件により変わります。

スーパーチップソー黒鯱を標準付属

147mmのスーパーチップソー黒鯱(クロシャチ)が標準付属する仕様です。本体のみの(NN)にも黒鯱チップソーが付きます。

C3605DC で使えるバッテリー・充電器

  • マルチボルト蓄電池(残量表示付)専用:BSL36A18BX(Bluetooth®・セット品付属)、BSL36A18、BSL36B18 など
  • 無線連動を使う場合はBSL36A18BXが必須(Bluetooth®蓄電池)
  • 充電器:UC18YDL2(冷却機能付)/約25分
  • 使用できない電池:18V単独のBSL18XXシリーズ、および従来のBSL3620/3625/3626/3660、BSL14XXシリーズ

BSL36A18 と BSL36B18 の違いも確認しておくと、電池選びで迷いにくくなります。

購入前に確認したい注意点

  • 18V電池は使えません。マルチボルト専用機です。18V資産を活かしたい場合はC1806DB(165mm・18V対応)を検討してください。
  • 無線連動にはBluetooth®蓄電池(BSL36A18BX)と対応集じん機(RP3608DB)が必要です。本体だけでは機能しません。
  • 45°傾斜時の切込みは38mmまで下がります。斜め切りで厚材を扱う予定なら165mmクラスを検討してください。
  • (NN)は本体のみで、電池・充電器・ケースは別売です。

購入先

本体のみ(NN)はマルチボルト電池と充電器を持っている人向けです。価格は変動するため、最新価格は各ショップで確認してください。

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価格取得日: 2026年7月30日(価格・在庫は変動します)

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ネット上の評判まとめ

C3605DCは星の数で集計された購入者レビューがほとんど公開されていない機種です(2026年8月1日確認)。ここでは、実際に購入して使用した工具ブログと販売店の解説記事で確認できた内容だけを、良い点・気になる点に分けて中立に要約しました。個人の使用条件による感想を含むため、断定的な評価としては扱わないでください。

評価されている点

  • 36Vのパワー:18V機から乗り換えた実使用レビューでは「パワーは雲泥の差」「堅い木でもガンガン切れる」と評価。メーカーも従来のAC機(深切り電子マルノコC5MVY)比で最大切断スピード約1.2倍と公称している。
  • 切断面・直角精度:標準付属のチップソーでも「切断面もきれいで、直角も測ったように出る」との実使用評価。
  • サイレントモード:マキタの丸のこにはない機能で、「実際に試すと明らかに違う」「正直、ビックリした」と静粛性を高く評価する声。集合住宅や内装工事での作業に向く。
  • キックバック軽減システム:のこ刃の挟み込みで回転数が急低下した際にモータを停止する機構。プロ・DIY双方から安心材料として挙げられている。
  • バッテリの着脱:親指と中指の2点でつまんで外せるため、力が要らずスムーズという声。
  • マルチボルトの汎用性:36V機のために別系統のバッテリを買い足す必要がなく、18V機と共用できる点をコスパ面の決め手に挙げるユーザーがいる。

気になる点として挙がる声

  • 重心バランス:バッテリが後方にあるため「マキタの方がバランスが良い」との第一印象。ただし同レビューでは「使っているうちに感じなくなる、慣れの問題」とも補足されている。
  • 147mmという刃径:125mm・165mmに比べホームセンターでのチップソーの入手性が劣る、という指摘。一方で165mm機より約300g軽く、105mm角材を上下2回で切れる利点もある。
  • 黒鯱チップソーが標準ではない仕様がある:マキタの上位機に鮫肌が標準添付されるのに対し、ハイコーキは別売の仕様があった(近年は標準添付のモデルも増えている)。
  • 型番の分かりにくさ:C3605DA/DB/DCの違いや、マイナーチェンジ版に付く(SK)表記が紛らわしく、通販での買い間違いに注意という声。
  • 回転数:C3605シリーズの一部でマイナーチェンジによる回転数向上が行われた一方、C3605DCは無負荷回転数4,500min⁻¹(パワーモード)のままである点を「少し残念」とする実使用レビューがある。

出典:アトラス「ハイコーキ 手持ち式充電丸ノコ C3605DC レビュー」ウエダ金物「HiKOKI C3605DC 147mmコードレスマルノコ」工機ホールディングス公式 製品ページ(いずれも2026年8月1日確認)

よくある質問

C3605DCの「147mm」はどんな用途向けですか?

のこ刃147mmで最大切込み深さ57mm(90°時)のため、垂木・野縁・胴縁といった造作材から構造用合板まで対応できます。165mm機(切込66mm)ほどの深さは不要で、125mm機(切込47mm)では足りないという中間層を埋めるクラスです。

無線連動機能とは何ですか?

Bluetooth®蓄電池(BSL36A18BX)を使い、コードレス集じん機 RP3608DB と連動させる機能です。丸のこと集じん機の電源スイッチを入れて連動スイッチを押すだけでペアリングが完了し、以降は丸のこのスイッチON/OFFで集じん機が運転・停止します。RP3608DAには無線連動機能はありません。

18Vの電池は使えますか?

使用可能蓄電池はマルチボルト蓄電池(残量表示付)のみです。18V単独のBSL18XXシリーズは使えません。18V電池も使いたい場合は165mmクラスのC1806DBが該当します。

サイレントモードはどんなときに使いますか?

リフォームや内装工事など騒音を抑えたい作業向けのモードで、回転数は2,500min-1に下がります。低騒音化とモーター効率アップを両立した特許機構です。

C3606DBとどちらを選ぶべきですか?

切込66mmが必要ならC3606DB、2.9kgの軽さと147mmの取り回しを優先するならC3605DCです。本体のみの希望小売価格はC3605DCが45,600円、C3606DBが50,400円(いずれも税別)です。

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出典

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この記事を書いた人

モノ図鑑編集部です。電動工具の型番スペックをメーカー公式情報で確認し、図鑑形式で比較できるよう整理しています。実務での使い勝手とバッテリー互換性を重視する編集方針です。

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