マキタMUC032Gは、エンジン式35mLクラス相当のパワーを持つ40Vmaxのトップハンドル充電式チェンソーです。枝払い中心の高所作業に加えて、幹の伐採のような重負荷作業まで1台でこなしたい林業・造園の職人に向いた位置づけで、ガイドバー長さ300/350/400mmの3本立て(本体のみ)とバッテリ・充電器付きセットの計4モデルが用意されています。
この記事でわかること
- ✓エンジン換算35mLクラスのトップハンドル機。チェーンスピードは0〜25.0m/s(0〜1,500m/分)
- ✓質量は3.8〜4.0kg(チェーン刃・ガイドバー・BL4040F込み)でガイドバー長さにより変わる
- ✓本体のみは79,300/81,600/83,900円(税別)、セット品MUC032G(RU)は130,700円(税別)
- ✓推奨バッテリはBL4040F・BL4050F。BL4040/BL4080F/BL4080Hは「使用可」の扱い
- ✓1充電作業量の目安は杉丸太300mmを約25本(BL4040F装着時)
掲載スペック・標準小売価格はすべてマキタ公式製品ページの値です(2026年8月12日時点)。標準小売価格は消費税別。
MUC032G 4モデルのスペック
| 項目 | MUC032GZR1 | MUC032GZR2 | MUC032GZR3 | MUC032G(RU) |
|---|---|---|---|---|
| ガイドバー長さ | 300mm | 350mm | 400mm | 350mm |
| 標準小売価格(税別) | 79,300円 | 81,600円 | 83,900円 | 130,700円 |
| バッテリ・充電器 | 別売 | 別売 | 別売 | BL4040F×1・DC40RA付属 |
| 本体色 | 赤 | 赤 | 赤 | 青 |
| 質量 | 3.8kg | 3.9kg | 4.0kg | 3.9kg |
| 本機寸法 長さ×幅×高さ | 570×193×219mm | 635×193×219mm | 675×193×219mm | 635×193×219mm |
| チェーン形式 | 80TXL-51E | 80TXL-59E | 80TXL-64E | 80TXL-59E |
| チェーンスピード | 0〜25.0m/s(0〜1,500m/分) | ← | ← | ← |
| 電源 | 直流36V(40Vmax) | ← | ← | ← |
| エンジン換算クラス | 35mL | ← | ← | ← |
| ハンドル仕様 | トップハンドル | ← | ← | ← |
| ガイドバー仕様 | スプロケットノーズ | ← | ← | ← |
| 振動3軸合成値 | 3.4m/s² | ← | ← | ← |
| 1充電作業量(目安) | 杉丸太300mm 約25本 | ← | ← | ← |
| 防じん・防水 | ウェットガードIPX4(バッテリIP56) | ← | ← | ← |
| 発売時期 | 公式ページに記載なし(2026年8月12日確認) | ← | ← | ← |
「←」は左のモデルと同一仕様。質量・寸法はチェーン刃・ガイドバー・バッテリBL4040Fを含む値。
35mLクラス相当のパワーをトップハンドルで
MUC032Gの位置づけを一言でいうと「トップハンドル機のまま重負荷作業に踏み込んだモデル」です。マキタ公式は、小型・軽量な高回転アウタロータハイパワーブラシレスモータとダイレクトドライブの組み合わせにより、チェーンスピード25m/秒(1,500m/分)を実現したと説明しています。切断能率については「35mLクラスプロ向け同出力帯トップハンドルチェンソーにおいてクラス最高」と、2026年7月現在の当社調べ・BL4040F使用時という条件つきで公表されています。
トップハンドルは片手で扱いやすく高所作業に向く反面、一般に重負荷には不利とされてきました。MUC032Gはそこにエンジン式35mLクラス相当の出力を持ち込んだ製品で、公式でも「特殊伐採における幹の伐採など、重負荷作業もパワフル&スピーディにこなす」と位置づけられています。
そのほか、カラビナ等に片手で着脱できる折りたたみ式のクイック着脱フック、良好な切粉排出性、脱落防止ナット、金属製スパイク、収納式の大型オイルタンクキャップ、金属製チェーンキャッチャといった実務向けの装備が公式に挙げられています。同クラスの他社機との比較軸を知りたい場合はHiKOKI CS3630DB(36Vコードレスチェンソー300mm)も参考になります。
300mm・350mm・400mm — どれを選ぶか
本体のみ3モデルの価格差は最大でも4,600円(税別)で、実質的な選択軸はガイドバー長さと質量です。300mmのZR1は3.8kgで最軽量、400mmのZR3は4.0kgで最も重く、その差は200g。枝払い主体で取り回しを優先するならZR1、太径の幹まで入れるならZR3、迷ったら中間のZR2(350mm)という順で考えると整理しやすくなります。バッテリと充電器を持っていない場合は、BL4040F×1本と急速充電器DC40RAが付くセット品MUC032G(RU・青)が選択肢になります。
バッテリー互換と充電
⚠ 購入前に確認したいこと
- 標準小売価格はすべて消費税別です。実売価格は流通・時期により変動します。
- 本体のみのZR1/ZR2/ZR3にはバッテリと充電器が付属しません。40Vmaxバッテリーを持っていない場合は別途購入が必要です。
- 質量3.8〜4.0kgはバッテリBL4040F込みの値です。より大容量のBL4080F・BL4080Hを使う場合、実際の質量はこれより重くなります。
- 「クラス最高の切断能率」は、35mLクラスプロ向け同出力帯トップハンドルチェンソーにおける2026年7月現在の当社調べ・BL4040F使用時という条件つきの表記です。
- マキタ公式製品ページには、本記事の確認時点(2026年8月12日)で発売月の記載がありません。
購入先
【PR】以下は楽天アフィリエイト・Amazonアソシエイトのリンクを含みます。
300mmのMUC032GZR1、400mmのMUC032GZR3、セット品のMUC032Gも同じ販路で扱われています。Amazonでの検索はMUC032GZR1/MUC032GZR3からどうぞ。
よくある質問
MUC032Gはどのバッテリーが使えますか?
マキタ公式の推奨バッテリ欄では、BL4040FとBL4050Fが「推奨(◎)」、BL4040・BL4080F・BL4080Hが「使用可(○)」と区分されています。あわせてポータブル電源PDC01とPDC1200にも対応します。カタログ上の質量・寸法・1充電作業量はすべてBL4040F装着時の値です。
MUC032Gの質量はどれくらいですか?
MUC032GZR1(300mm)が3.8kg、MUC032GZR2(350mm)とセット品MUC032Gが3.9kg、MUC032GZR3(400mm)が4.0kgです。いずれもチェーン刃・ガイドバー・バッテリBL4040Fを含んだ値です。
エンジン式でいうと何ccクラスですか?
マキタ公式の主要機能表には「エンジン換算クラス 35mL」と記載されています。35mLはおおむね35ccクラスに相当し、トップハンドル機としては上位の出力帯です。
1回の充電でどれくらい作業できますか?
公式の目安は「杉丸太300mm 約25本」です。BL4040F装着時の参考値で、バッテリの充電状態や樹種、刃の切れ味により変わるとされています。
MUC032GZR1・ZR2・ZR3の違いは何ですか?
ガイドバー長さ(300/350/400mm)とチェーン形式(80TXL-51E/59E/64E)、それに伴う本機長さと質量が違います。チェーンスピード・電源・エンジン換算クラス・振動値などその他の仕様は3モデル共通です。
セット品のMUC032G(RU)には何が付きますか?
バッテリBL4040F(4.0Ah)1本と急速充電器DC40RAが付属します。DC40RAでの充電時間は実用充電 約31分、フル充電 約45分です。ガイドバー長さは350mmで、本体色が青になります。
出典
- マキタ公式製品ページ「充電式チェンソー MUC032G」価格・仕様/特長/主要機能(2026年8月12日確認)
- 同ページ「推奨バッテリ」「対応ポータブル電源」欄(同)
- 同ページ 注記「35mLクラスプロ向け同出力帯トップハンドルチェンソーにおいて。2026年7月現在当社調べ。BL4040F使用時。」(同)
チェンソー以外も含めた工具全体の索引は電動工具ガイドにまとめています。マキタの充電器の選び方はマキタ充電器 6機種横断比較を参照してください。
