HiKOKI DV18DC|DS18DCに振動が付いた18V/マルチボルト振動ドライバドリル

HiKOKI DV18DC コードレス振動ドライバドリルのイラスト

DV18DCは、DS18DCに振動機構を足しただけの兄弟機です。本体寸法も質量2.5kgも最大トルク140N・mも同じで、違いはモルタル20mmの穴あけができることと、希望小売価格が本体のみで1,300円高いことです。

DV18DCの要点

  • 無負荷打撃数は低速0〜7,500min-1/高速0〜30,000min-1
  • 最大トルク・回転数・質量はDS18DCと同一(140N・m/2,000min-1/2.5kg)
  • モルタル20mmの穴あけに対応(DS18DCは非対応)
  • 使える蓄電池はマルチボルト(残量表示付)+18V BSL18XXシリーズ
  • 希望小売価格は本体のみ(NN)47,600円・フルセット(2XPZ)103,100円(いずれも税別)

以下のスペックは2026年9月8日時点のHiKOKI公式製品ページの記載に基づきます。

目次

DV18DCのスペック

項目DV18DC
種別コードレス振動ドライバドリル
電圧マルチボルト(36V/18V)・18V
最大トルク低速140N・m/高速105N・m(剛性体締付トルク)
無負荷回転数低速0〜500min-1/高速0〜2,000min-1
無負荷打撃数低速0〜7,500min-1/高速0〜30,000min-1
穴あけ能力鋼材16mm/アルミ16mm/木材102mm/モルタル20mm
チャックキーレスチャック 把握径13mm
機体寸法190×269×70mm(BSL36A18X装着時)
質量2.5kg(BSL36A18X装着時・サイドハンドル除く)
振動3軸合成値回転+打撃13.1m/s2/回転のみ<2.5m/s2
使用可能蓄電池マルチボルト蓄電池(残量表示付)/18V BSL18XXシリーズ
本体のみの設定あり(NN・サイドハンドル付属)
充電器・充電時間UC18YDL2/約19分(実用充電)・約25分(満充電)
発売時期公式ページに発売日の明記なし(公式カタログPDFは2022年10月現在版)

DV18DCの特徴

モルタル・レンガの下穴あけまで1台でこなす

振動機構を持つDV18DCは、公式の作業量目安に「錐径10mm・モルタル深さ30mmで約100個」「錐径8mm・レンガ深さ30mmで約300個」が加わります。DS18DCの穴あけ能力は鋼材・アルミ・木材の3項目のみで、モルタルの記載はありません。

締付性能はDS18DCと完全に同じ

最大トルク(低速140N・m/高速105N・m)、無負荷回転数、22段のクラッチトルク(約1.5〜8.0N・m)、キーレスチャック把握径13mm、機体寸法190×269×70mm、質量2.5kgのすべてがDS18DCと同一です。構造用ビスの連続締付が従来機DS18DBL2比で6倍以上という説明も共通です。

振動値は「回転のみ」なら2.5m/s²未満

EN62841-2-1に基づく振動3軸合成値は、回転+打撃で13.1m/s2、回転のみでは2.5m/s2未満です。普段はドライバドリルとして使い、必要なときだけ振動モードを使う運用なら、常用時の振動負荷はDS18DCと変わりません。

DS18DC・DV36DCとの数値差

最大トルク(低速・N・m) DV18DC 140 DS18DC 140 DV36DC 155 無負荷打撃数(高速・min-1) DV18DC 30,000 DS18DC 振動機構なし DV36DC 33,000 モルタル穴あけ能力(mm) DV18DC 20 / DS18DC 非対応

同じ振動ドライバドリルでも、マルチボルト専用のDV36DCは最大トルク155N・m・高速33,000min-1と一段上です。DV18DCの価値は出力ではなく「18V BSL18XXシリーズがそのまま使えること」にあります。

バッテリー互換情報

使用可: マルチボルト蓄電池(残量表示付/BSL36A18X・BSL36A18BXなど)、18V BSL18XXシリーズ

使用不可: BSL3620/3625/3626/3660、BSL14XXシリーズ

付属蓄電池(2XPZ): BSL36A18X(36V-2.5Ah/18V-5.0Ah)×2個・充電器UC18YDL2

⚠ 購入前に確認したい点

DV18DCは振動ドライバドリルであり、ハンマドリル(SDS-plus)ではありません。コンクリートへの本格的なアンカー施工には能力が足りず、対象はモルタル20mmまでです。

RFCは作業の状況・条件によって作動しない場合があります。機体は確実に保持してください。

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DV18DCのよくある質問

DV18DCとDS18DCの違いは何ですか?

振動機構の有無だけです。DV18DCは無負荷打撃数が低速0〜7,500min-1・高速0〜30,000min-1で、モルタル20mmの穴あけに対応します。トルク・回転数・寸法・質量はDS18DCと同一です。

DV18DCとDV36DCはどちらが強力ですか?

DV36DCです。最大トルクは低速155N・m(DV18DCは140N・m)、高速の無負荷打撃数は33,000min-1(同30,000min-1)です。ただしDV36DCはマルチボルト専用で、18V蓄電池は使えません。

DV18DCでコンクリートに穴はあけられますか?

公式の穴あけ能力に記載があるのはモルタル20mmまでです。コンクリートへのアンカー施工が主目的なら、SDS-plusのハンマドリルを選ぶべきです。

DV18DCの振動値はどのくらいですか?

EN62841-2-1に基づく振動3軸合成値で、回転+打撃が13.1m/s2、回転のみが2.5m/s2未満です。

出典

工機ホールディングス(HiKOKI)公式 コードレス振動ドライバドリル DV18DC 製品ページ同 DV36DC 製品ページ(いずれも2026年9月8日確認)

工具選びの全体像は電動工具の選び方ガイドにまとめています。

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この記事を書いた人

モノ図鑑編集部です。電動工具の型番スペックをメーカー公式情報で確認し、図鑑形式で比較できるよう整理しています。実務での使い勝手とバッテリー互換性を重視する編集方針です。

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