マキタ VC013G|無線連動対応の40Vmax集じん機、7.5Lで5.1kg

マキタ VC013G 40Vmax充電式集じん機のイラスト。箱型タンクにキャリングハンドル、前面から伸びる長いフレキシブルホース、側面に角形40Vmaxバッテリ

VC013Gは、電動工具と無線でつながる40Vmaxの「工具接続用」集じん機です。集じん容量7.5L・質量5.1kgのコンパクトな箱型ボディに、5.0mの工具接続用ホースとワイヤレス連動機能を備えます。清掃メインで使うなら、同じ本体で価格が1万円安いVC014Gのほうが向いています。

この記事の要点

  • 乾湿両用・集じん容量7.5L(吸水量4.5L)。本機寸法400×251×282mm、質量5.1kg
  • 最大吸込仕事率120W(φ28mm×5.0mホース装着時)、運転音は最小54dB(A)・最大69dB(A)
  • 無線連動(AWS)対応。ワイヤレスユニットA-66151を工具と本機に各1個つければ工具のスイッチONで自動起動
  • 1充電連続使用時間はBL4050F装着時で最大約22分・最小約2時間
  • VC013GZは本体のみで標準小売価格52,800円(税別)。バッテリと充電器は別売

以下の数値はすべて2026年9月13日時点のマキタ公式製品ページに基づきます。

目次

VC013Gの基本スペック

項目仕様
電源直流36V(40Vmax)
吸込仕事率最大120W/最小15W(φ28mm×5.0mホース装着時)
運転音最大69dB(A)/最小54dB(A)
最大風量1.3m³/min
最大真空度15kPa
集じん容量7.5L(吸水量4.5L)
1充電連続使用時間最大 約22分/最小 約2時間(BL4050F装着時)
本機寸法長さ400×幅251×高さ282mm
質量5.1kg(BL4050F装着時)
乾湿両用
無線連動○(ワイヤレスユニットA-66151が別途2個必要)
防じん・防水APT/IPX4(バッテリはIP56)
標準小売価格52,800円(税別・VC013GZ=本体のみ)
発売区分40Vmaxシリーズの集じん機(背負い/小型タイプ)

「無線連動」がVC013G最大の存在理由

VC013Gの仕様で他機と決定的に違うのは無線連動(AWS)です。対応する充電式工具のスイッチを入れると集じん機も自動で起動し、工具を止めれば少し遅れて停止します。丸ノコやサンダを使いながら集じん機のスイッチを触りに戻る動作がなくなるため、造作や内装の現場では作業リズムがそのまま変わります。

注意したいのは、この機能が本体だけでは成立しない点です。ワイヤレスユニット(部品番号A-66151)を集じん機側に1個、連動させたい工具側に1個、合計2個取り付けて初めて動きます。工具を複数台つなぎたければ工具の台数分だけユニットが必要です。VC013GZ本体の52,800円(税別)に、このユニット代が上乗せされる前提で予算を見ておきます。

吸込仕事率120Wは「弱い」のか

カタログだけを並べると、VC013Gの最大吸込仕事率120Wは兄弟機VC014Gの165Wより低く見えます。ただし測定条件が違います。VC013Gはφ28mm×5.0mの長いホースを装着した状態、VC014Gは0.4〜2.0mの短い伸縮ホースを装着した状態の値です。ホースが長いほど管路抵抗で仕事率は落ちるため、この45Wの差は本体性能の差というより装着ホースの差と読むのが妥当です。

実際、本体寸法400×251×282mm、質量5.1kg、集じん容量7.5L、吸水量4.5L、最大真空度15kPa、1充電連続使用時間まで両機は完全に同一です。同じ本体に別のホースと機能を載せた姉妹機と考えると選びやすくなります。

40Vmax集じん機・クリーナの最大吸込仕事率VC013G(5.0mホース)120WVC014G(伸縮ホース)165WVC016G(乾式クリーナ)140WVC009G(背負式)165W
運転音(最大)の比較VC013G69dB(A)VC014G75dB(A)VC015G63dB(A)VC016G51dB(A)

バッテリと充電の互換

40Vmaxバッテリの対応状況

  • 公式の推奨バッテリはBL4020/BL4025/BL4040/BL4040F/BL4050F/BL4080F/BL4080H
  • 公称値(1充電約22分〜約2時間)はBL4050F装着時の目安。BL4080F/BL4080Hならさらに伸びる
  • VC013GZは本体のみ。バッテリと充電器は別途用意する(40Vmax充電器のラインナップも参照)
  • 18Vバッテリは使用不可。40Vmax専用機

⚠ 購入前に確認したいこと

  • VC013GZは本体のみ。バッテリ・充電器は別途必要
  • 無線連動を使うにはワイヤレスユニットA-66151が本機用と工具用で計2個必要(別販売品)
  • アスベスト(石綿)周辺の環境下では使用しないこと(公式の警告)
  • 清掃メインで無線連動が不要なら、同一本体で約1万円安いVC014Gを検討する

購入先

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よくある質問

VC013GとVC014Gはどちらが吸いますか?

カタログ値はVC014Gの165Wが上ですが、測定時のホースが違います。VC013Gは5.0mの工具接続用ホース、VC014Gは0.4〜2.0mの伸縮ホースでの値です。本体寸法・質量・容量・真空度・連続使用時間は両機同一なので、同じホースを付ければ吸込力の差はカタログほど大きくありません。

ワイヤレスユニットは何個必要ですか?

最低2個です。VC013GZ本体に1個、連動させたい充電式工具に1個取り付けます。工具を2台連動させたい場合は工具側にもう1個追加し、合計3個になります。部品番号はA-66151で別販売品です。

水も吸えますか?

吸えます。乾湿両用で吸水量は4.5Lです。ただし集じん容量7.5Lに対して吸水時は4.5Lが上限になります。繰り返し吸水する用途では水専用フィルタ(別販売品)の使用が公式に案内されています。

1回の充電でどれくらい使えますか?

BL4050F装着時の公式目安で、吸込力「最大」が約22分、「最小」が約2時間です。連続清掃が長い現場では容量の大きいBL4080F/BL4080Hか、予備バッテリの併用が現実的です。

出典

マキタ公式製品ページ「充電式集じん機 VC013G」2026年9月13日閲覧。吸込仕事率・運転音・風量・真空度・容量・寸法・質量・連続使用時間・標準小売価格・推奨バッテリ・無線連動の可否はいずれも同ページの主要機能表および価格・仕様欄に基づきます。

40Vmaxの集じん・清掃ツール全体の位置づけは電動工具の選び方ガイドで整理しています。清掃専用機ならVC016G、背負って使うならVC009G、切断屑の吸引ならVC015Gが候補です。ホース長と無線連動だけが違う兄弟機はVC014Gで、2機種の違いはVC013GとVC014Gの違い3点で表にまとめています。

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この記事を書いた人

モノ図鑑編集部です。電動工具の型番スペックをメーカー公式情報で確認し、図鑑形式で比較できるよう整理しています。実務での使い勝手とバッテリー互換性を重視する編集方針です。

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