VC014Gは、VC013Gと同じ本体に「伸縮ホース」と紙パックを組み合わせた清掃寄りの40Vmax集じん機です。無線連動は非対応ですが、標準小売価格は10,200円(税別)安く、リフォームや造作後の片付けを1台で終わらせたい人に向きます。
この記事の要点
- ✓乾湿両用・集じん容量7.5L(吸水量4.5L)。本機寸法400×251×282mm、質量5.1kg(VC013Gと完全に同一)
- ✓最大吸込仕事率165W(0.4〜2.0m伸縮ホース装着時)、運転音は最小59dB(A)・最大75dB(A)
- ✓無線連動は非対応。工具との自動連動が必要ならVC013Gを選ぶ
- ✓標準付属は伸縮ホース(φ28mm×0.4〜2.0m)と紙パック6枚(本機取付1枚)
- ✓VC014GZは本体のみで標準小売価格42,600円(税別)。バッテリと充電器は別売
以下の数値はすべて2026年9月13日時点のマキタ公式製品ページに基づきます。
VC014Gの基本スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 電源 | 直流36V(40Vmax) |
| 吸込仕事率 | 最大165W/最小25W(0.4〜2.0m伸縮ホース装着時) |
| 運転音 | 最大75dB(A)/最小59dB(A) |
| 最大風量 | 2.0m³/min |
| 最大真空度 | 15kPa |
| 集じん容量 | 7.5L(吸水量4.5L) |
| 1充電連続使用時間 | 最大 約22分/最小 約2時間(BL4050F装着時) |
| 本機寸法 | 長さ400×幅251×高さ282mm |
| 質量 | 5.1kg(BL4050F装着時) |
| 乾湿両用 | ○ |
| 無線連動 | ×(非対応) |
| 防じん・防水 | APT/IPX4(バッテリはIP56) |
| 標準付属品 | 伸縮ホース(φ28mm×0.4〜2.0m)、ワイドノズル、サッシノズル、ショルダベルト、紙パック6枚 |
| 標準小売価格 | 42,600円(税別・VC014GZ=本体のみ) |
伸縮ホースが効く場面、効かない場面
VC014Gの標準ホースは0.4mから2.0mまで伸び縮みします。使わないときは0.4mまで縮んで本体まわりに収まるので、車載や階段移動のときにホースが絡みません。マンション造作やリフォーム現場のように、狭い場所を何度も移動しながら片付ける使い方では実用上の差が大きく出ます。
逆に、集じん機を床に置いたまま工具につないで粉じんを吸わせる使い方では2.0mが短く感じます。作業位置から集じん機まで2m以上離すことが多いなら、5.0mの工具接続用ホースが標準付属するVC013Gのほうが素直です。
165Wという数字の読み方
最大吸込仕事率165Wは、兄弟機VC013Gの120Wを大きく上回って見えます。ただしこれは装着ホースの違いによるもので、VC014Gは短い伸縮ホース、VC013Gは5.0mの長いホースで測った値です。ホースが長いほど管路抵抗で仕事率は落ちます。
両機は本体寸法・質量・集じん容量・吸水量・最大真空度15kPa・1充電連続使用時間まですべて同一で、同じプラットフォームです。つまり選択の軸は吸込力ではなく、ホースの長さ/無線連動の有無/価格差10,200円(税別)の3点に絞られます。
バッテリと充電の互換
40Vmaxバッテリの対応状況
- 公式の推奨バッテリはBL4020/BL4025/BL4040/BL4040F/BL4050F/BL4080F/BL4080H(VC013Gと同一)
- 公称値(1充電約22分〜約2時間)はBL4050F装着時の目安
- VC014GZは本体のみ。バッテリと充電器は別途用意する(40Vmax充電器のラインナップも参照)
- 18Vバッテリは使用不可。40Vmax専用機
⚠ 購入前に確認したいこと
- VC014GZは本体のみ。バッテリ・充電器は別途必要
- 無線連動には非対応。工具と自動で連動させたいならVC013Gを選ぶ(後付けもできない)
- 標準ホースは最長2.0m。集じん機を離して置く使い方では短い
- アスベスト(石綿)周辺の環境下では使用しないこと(公式の警告)
- 紙パックは消耗品(A-79441)。標準付属は6枚
購入先
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よくある質問
VC014Gは電動工具と連動しますか?
しません。VC014Gは無線連動(AWS)に非対応で、ワイヤレスユニットを追加しても連動させることはできません。工具のスイッチに合わせて自動起動させたい場合は、無線連動対応のVC013Gを選びます。
VC013Gとどちらを買うべきですか?
清掃が主目的で、ホースを畳んで持ち運ぶ機会が多いならVC014Gです。工具につないで粉じんを吸わせるのが主目的で、無線連動を使いたいならVC013Gです。本体性能は同一なので、用途とホース長、そして10,200円(税別)の価格差で判断します。
紙パックなしでも使えますか?
VC014Gは紙パック6枚(本機取付1枚)が標準付属する仕様です。水を吸う場合は乾湿両用として吸水量4.5Lまで対応しますが、繰り返し吸水する用途では水専用フィルタ(別販売品)の使用が公式に案内されています。用途に応じてフィルタ構成を切り替える前提の機種です。
運転音75dB(A)は大きいですか?
最大値としては同クラスで平均的ですが、最小に落とせば59dB(A)になります。静音性を最優先するなら、最小43dB(A)・最大51dB(A)の清掃専用機VC016Gが別枠です。ただしVC016Gは乾式専用で工具接続もできません。
出典
マキタ公式製品ページ「充電式集じん機 VC014G」および「充電式集じん機 VC013G」2026年9月13日閲覧。吸込仕事率・運転音・風量・真空度・容量・寸法・質量・連続使用時間・標準付属品・標準小売価格・推奨バッテリはいずれも同ページの主要機能表および価格・仕様欄に基づきます。
40Vmaxの集じん・清掃ツール全体の位置づけは電動工具の選び方ガイドで整理しています。無線連動に対応した上位機はVC013G、切断屑の吸引重視ならVC015Gが候補です。2機種の違いはVC013GとVC014Gの違い3点で表にまとめています。
