HiKOKI W12DA|1.1kgの10.8Vボード用ドライバ、無音クラッチ搭載【工具図鑑】

HiKOKI W12DA 10.8Vコードレスボード用ドライバのイラスト。先端は円錐台形のネジ込み深さ調整ノーズとプラスビット1本

W12DAは、鋼製下地への石こうボード張りを10.8Vクラス最軽量の1.1kgでこなしたい内装職人向けのボード用ドライバです。無負荷回転数6,500min⁻¹はボード用ドライバとして標準的ですが、重心を握り部の真上に置いた設計と1.1kgの軽さで、上向き作業の疲労を抑えることを狙った機種です。本体のみ(NN)の希望小売価格は39,700円(税別)です。

W12DAの要点

質量1.1kg(BSL1250MT装着時・フック含まず)。36VのW36DYAより0.5kg軽い

無負荷回転数6,500min⁻¹、能力はドライウォールねじ4mm

鋼製下地専用(厚さ0.8mm以下)。木下地のボード張りには適合しない

無音クラッチ機構でかみ合い音と締め付け時の反動が出ない

オンロック機構で連続運転が可能。プッシュレス逆転でねじ緩めも簡単

蓄電池は10.8VのBSL12XXシリーズ。BSL1250MTで約720本(t9.5mm石こうボード/t0.5mm鋼製下地/4mmねじ)

本記事のスペックは2026年9月12日時点のHiKOKI公式製品ページ(カタログPDFは2024年8月現在の版)に基づきます。

目次

W12DAのスペック

項目仕様
電圧10.8V(リチウムイオン)
能力(ドライウォールねじ)4mm
無負荷回転数6,500min⁻¹(回/分)/気温20℃満充電時
モーター直流ブラシレスモーター
機体寸法(全長×全高×全幅)254×178×61mm(BSL1250MT装着時)
質量1.1kg(BSL1250MT装着時、フック含まず)
使用可能蓄電池10.8Vリチウムイオン電池(BSL12XXシリーズ)
標準セットの蓄電池BSL1250MT(10.8V-5.0Ah)
充電器/充電時間UC12SDL/約30分
1充電当たりの作業量約720本(BSL1250MT使用時・目安)
標準付属品フック
本体のみ(NN)希望小売価格39,700円(税別)
セット希望小売価格(2JS) 71,300円/(2LS) 69,100円(いずれも税別)

W12DAの特徴

1.1kgと重心設計で上向き作業がラク

新設計モーターと10.8Vリチウムイオン電池で軽量・コンパクト化した機種です。HiKOKIは2024年8月現在、国内電動工具メーカーのコードレスボード用ドライバとして業界最軽量(蓄電池含む・フック含まず)としています。重心が握り部の真上にあるため、天井への上向き作業でも手首にかかるモーメントが小さく済みます。

無音クラッチ機構で音と反動を抑える

HiKOKI独自の無音クラッチ機構を採用しています。一般的なボード用ドライバで発生するクラッチのかみ合い音と、ねじ締め終了時の反動が出ないため、居住中のリフォーム現場や仕上がり品質を求める作業で扱いやすくなります。

オンロックとプッシュレス逆転

スイッチを引いた状態にロックするオンロック機構で連続運転ができます。ねじを緩めるときは押し込まずに逆転できるプッシュレス逆転機能があり、ストッパスリーブでねじ締め深さの微調整も可能です。

W36DYAとの比較

W12DA と W36DYA の主要スペック比較出典:HiKOKI公式製品ページ(2026年9月12日時点)。棒の長さは同じ項目どうしの相対値です。質量(W12DA)1.1kg質量(W36DYA)1.6kg全長(W12DA)254mm全長(W36DYA)254mm回転数(W12DA)6,500min⁻¹回転数(W36DYA)6,500min⁻¹

回転数と全長は同じで、差は電圧と質量です。W36DYAは36Vマルチボルトで連続作業の電池持ちに余裕がありますが、1.6kgとW12DAより0.5kg重くなります。詳細はHiKOKI W36DYAの図鑑ページを参照してください。

バッテリーと充電器

🔋 W12DAのバッテリー互換

・使用可能蓄電池は10.8VリチウムイオンのBSL12XXシリーズです。36Vマルチボルト蓄電池やBSL18シリーズは装着できません。

・標準セット(2JS)はBSL1250MT(10.8V-5.0Ah)×2個+UC12SDL、(2LS)はBSL1240M×2個+UC12SLの構成です。

・UC12SDLでの充電時間は約30分(周囲温度や蓄電池の状態で延びることがあります)。充電器の選び方はUC3SDLとUC12SDLの違いにまとめています。

・同じ10.8VのインパクトドライバWH12DCAとは電池を共用できます(WH12DCAの図鑑ページ)。

購入前に確認したいこと

⚠ 買う前のチェックポイント

鋼製下地専用機です。対象は厚さ0.8mm以下の鋼製下地材への普通石こうボード・化粧石こうボード張りで、木下地のボード張りは用途に含まれません。

別売のBSL1220Mを使う場合、0℃以下の低温環境で起動しないことがあるとメーカーが案内しています。冬場の外部足場作業では容量の大きい蓄電池を選んでください。

・本体のみ(NN)は39,700円(税別)ですが、10.8V蓄電池と充電器を持っていない場合は別途購入が必要で、セットとの差額は縮まります。

・カタログPDFは2024年8月現在の版です。最新の価格・仕様は必ず公式ページで確認してください。

W12DAの購入先

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HiKOKI W12DA 10.8Vコードレスボード用ドライバ

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よくある質問

W12DAの回転数と対応ねじは?

無負荷回転数は6,500min⁻¹(回/分)で、能力はドライウォールねじ4mmです。鋼製下地(厚さ0.8mm以下)への石こうボード張り専用機のため、木下地用のボード張りには適合しません。

W12DAの質量はどれくらいですか?

BSL1250MT装着時で1.1kg(フック含まず)です。HiKOKIは2024年8月現在、国内電動工具メーカーのコードレスボード用ドライバとして業界最軽量としています。

W12DAに使える蓄電池はどれですか?

10.8VリチウムイオンのBSL12XXシリーズです。標準セットはBSL1250MT(10.8V-5.0Ah)で、充電器UC12SDLでの充電時間は約30分です。別売のBSL1220Mは0℃以下の低温環境で起動しない場合があります。

W12DAとW36DYAはどちらを選べばよいですか?

1日中ボードを張り、既にマルチボルト機を持っているならW36DYAです。W12DAは1.1kgとW36DYAより0.5kg軽く、上向き作業や持ち運びの負担が小さいため、10.8Vで機材を揃えたい人やサブ機向けです。

関連ページ

同じボード用ドライバの36V機はHiKOKI W36DYA、同じ10.8VのインパクトドライバはHiKOKI WH12DCA、10.8V充電器の選び方はUC3SDLとUC12SDLの違いにあります。ドライバドリル全体の一覧はHiKOKIドライバドリル一覧、工具全体の選び方は電動工具の選び方ガイドを参照してください。

出典

HiKOKI(工機ホールディングス)公式製品ページ「コードレスボード用ドライバ W12DA」(2026年9月12日閲覧/カタログPDFは2024年8月現在):公式ページ

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この記事を書いた人

モノ図鑑編集部です。電動工具の型番スペックをメーカー公式情報で確認し、図鑑形式で比較できるよう整理しています。実務での使い勝手とバッテリー互換性を重視する編集方針です。

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