CR36DSAは、解体作業での耐久性と低振動に振り切ったマルチボルト36Vコードレスセーバソーです。ストローク量32mm・質量4.3kg・無負荷振動値7.8m/s2。従来機CR36DAより0.2kg軽く、電池防振構造とローラーサポート構造で長期間の酷使に耐える設計になっています。
- ✓ストローク量32mm・質量4.3kg・全長470mmのフルサイズ機
- ✓無負荷振動値7.8m/s2。リニアガイド式カウンタウェイトで手・腕への負担を低減
- ✓電池防振構造により電池接合部への負担を約66%低減(従来機CR36DA比)
- ✓1充電で木材80カット/鋼管45カット(BSL36A18X・最高速時の公式目安)
※本ページのスペックは2026年8月2日時点のHiKOKI公式製品ページ(CR36DSA)の記載に基づきます。
CR36DSA 基本スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 形名 | CR36DSA |
| 電圧 | 36V(マルチボルト) |
| モーター | 直流ブラシレスモーター |
| 無負荷ストローク数 | 低速 0〜1,500/中速 0〜2,000/高速 0〜2,300/最高速 0〜2,600min-1 |
| ストローク量 | 32mm |
| 無負荷振動値 | 7.8m/s2 |
| 切断能力(パイプ) | 軟鋼パイプ 外径130mm/塩ビパイプ 外径130mm |
| 切断能力(木材) | 厚さ255mm |
| 切断能力(軟鋼板) | 厚さ19mm |
| 機体寸法(全長×高さ×幅) | 470×240×91mm(BSL36A18X装着時) |
| 質量 | 4.3kg(BSL36A18X装着時) |
| 使用可能蓄電池 | マルチボルト蓄電池(残量表示付) |
| 標準蓄電池 | BSL36A18X(36V-2.5Ah/18V-5.0Ah) |
| 充電器 | UC18YDL2(冷却機能付)/約19分・実用充電 |
| 標準付属品 | 六角棒スパナ(本体収納) |
| 希望小売価格(税別) | (NN) 43,000円/(2XPZ) 91,000円 |
CR36DSAの特徴
耐久性に振った設計思想
CR36DSAは「壊れにくさ」を前面に出した機種です。先端軸受け部を焼結メタルからニードルベアリング支持へ改良したローラーサポート構造により、摩擦による摩耗・発熱を従来機CR36DAより軽減。防じん用のOリングには耐摩耗性のフッ素ゴムを採用しています。
電池防振構造で接合部の負担を約66%低減
セーバソーは振動が大きく、電池の接点摩耗やスパークが寿命を縮める要因になります。CR36DSAは振動を吸収する電池防振構造を備え、電池接合部への負担を従来機CR36DA比で約66%低減しています。数値は同社の参考値で、材料や条件により異なります。
無負荷振動値7.8m/s2のリニアガイド式カウンタウェイト
1つのギヤに2つの出力軸を設け、下段をブレード駆動軸、上段をウェイト駆動軸として互いに反対方向へ動作させる構造です。これにより切断時に発生する振動を打ち消し、無負荷振動値7.8m/s2を実現しています。長時間の解体作業で効いてくる部分です。
現場の使い勝手
ブレードは先端のレバー操作で着脱でき、手袋をしたままでも操作可能。作業中の仮置きに使える大形フックと、刃先を照らすLEDライトを備えます。全ての駆動部品を保持するアルミハウジング構造により、不意な落下時も内部部品の精度を保持します。
1充電当たりの作業量と他機種との位置づけ
公式の目安値で、CR36DSAはSPF2×10材(厚さ38mm×235mm/ブレードNo.132)を80カット、外径34mm×厚さ3mmの鋼管を45カット。ショートタイプのCR36DMAが木材約60カットなので、同じ2.5Ah電池でも1充電で切れる量に差が出ます。
質量ではCR36DSAが従来機CR36DAより0.2kg軽い4.3kg。切断能力(パイプ外径130mm・木材厚さ255mm・軟鋼板厚さ19mm)は3機種すべて同じです。
- セット記号で中身が変わります。(NN)は本体のみ、(2XPZ)はBSL36A18X 2個+UC18YDL2+ケース付きです
- 最高速の無負荷ストローク数は0〜2,600min-1で、CR36DA(0〜3,000min-1)より低く設定されています
- 質量4.3kg・全長470mmのフルサイズ機です。狭所での片手作業には向きません
- 18V機のバッテリー(BSL18XXシリーズ)は使えません
- 耐久性・振動の数値はいずれも従来機CR36DAとの比較による参考値で、材料や条件により異なります
購入先と参考価格
価格は変動します。上記は2026年8月2日時点の参考値です。
よくある質問
CR36DSAとCR36DAの違いは何ですか?
CR36DSAは従来機CR36DAの耐久性・低振動を強化したモデルです。質量は4.5kgから4.3kgに軽くなり、ローラーサポート構造・電池防振構造(電池接合部の負担を約66%低減)が新たに加わりました。一方で最高速の無負荷ストローク数はCR36DAの0〜3,000min-1に対しCR36DSAは0〜2,600min-1と抑えられています。切断能力(パイプ外径130mm・木材厚さ255mm・軟鋼板厚さ19mm)とストローク量32mmは同じです。
CR36DSAは18Vバッテリーで動きますか?
動きません。マルチボルト蓄電池(残量表示付)専用で、BSL3620/BSL3625/BSL3626/BSL3660およびBSL18XX・BSL14XXシリーズは使用できません。標準はBSL36A18X(36V-2.5Ah/18V-5.0Ah)です。
CR36DSAの発売時期はいつですか?
HiKOKI公式のカタログPDFは2026年1月現在の表記で、CR36DSAは2026年に登場した比較的新しい機種です。正確な発売日は流通・販売店の情報により差があるため、購入時は販売ページで確認してください。
CR36DSAとCR36DMAはどちらを選ぶべきですか?
解体・撤去で長時間切り続けるならCR36DSA、狭所や高所で取り回しを優先するならCR36DMAです。CR36DSAは質量4.3kg・ストローク量32mmで1充電の作業量が多く、CR36DMAは質量2.9kg・全長361mmで刃を差し込む余地が少ない場所に強い、という住み分けになります。
関連ページ
- HiKOKI CR36DMA|ショートタイプ36Vコードレスセーバソー
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- CR36DA vs CR18DA|36Vと18Vの選び分け
- 電動工具の選び方 完全ガイド
出典
- HiKOKI公式|コードレスセーバソー CR36DSA(2026年8月2日確認)
- HiKOKI公式|コードレスセーバソー CR36DMA(2026年8月2日確認)
