マキタ DC18SH|2口充電器 2.6A×2・BL1860B 約130分のスペック・特徴【工具図鑑】

マキタ DC18SH 2口充電器 のフラットイラスト(バッテリー装着口2口・LEDランプ・電源コード)

マキタ DC18SH は、14.4V/18Vのバッテリを2本同時に充電できる「2口充電器(標準速度)」です。出力は直流2.6A×2で、BL1860B の充電時間は約130分。質量1.5kg・幅295mmと2口タイプでは小型軽量で、充電スピードよりも価格と取り回しを優先する人向けの選択肢です。

この記事のポイント

  • 出力は直流14.4〜18V/2.6A×2。入力容量140Wで、DC18RD(690VA)とはクラスが違う
  • BL1860B 約130分/BL1850B 約110分/BL1830B 約60分(マキタ公式取扱説明書の値)
  • 質量1.5kg・寸法197×295×95mmで2口タイプとしては小型。USB端子と冷却ファンは非搭載
  • 各種アダプタ(ADP01〜04)は使用不可。ニッケル水素・40Vmax も対象外

本ページのスペックは2026年7月30日時点、マキタ公式サイト掲載の取扱説明書(モデル DC18SH)の記載にもとづきます。

目次

DC18SH の基本スペック

項目DC18SH
形名DC18SH
種別2口充電器(バッテリ2個同時充電)
入力電圧単相交流 100V
入力周波数50-60Hz
入力容量140W
バッテリ充電端子 出力電圧直流 14.4〜18V
バッテリ充電端子 出力電流直流 2.6A × 2
USB電源端子非搭載
本機寸法(長さ×幅×高さ)197 × 295 × 95 mm
質量1.5kg
冷却方式冷却ファンなし(高温時は温度低下を待って充電開始)
表示充電表示ライト 赤・緑(異常時は赤緑の交互点滅)
本体のみか否か充電器単体(バッテリは別売)

DC18SH の特徴

2口を「安く・軽く」手に入れるための構成

DC18SH の出力は2.6A×2。入力容量は140Wで、家庭用のコンセント環境でも扱いやすい設計です。同じ2口でも急速タイプの DC18RD は入力容量690VA・質量2.1kgですから、DC18SH はサイズと価格を優先したモデルという位置づけになります。バッテリを一晩で満充電しておく運用や、予備バッテリを2本まとめて充電しておきたいDIY用途と相性がよい構成です。

冷却ファンを持たないぶん、熱への対処は待つ設計

取扱説明書には、使用直後のバッテリを差し込むと充電表示ライトの赤が点滅し、バッテリ温度が下がると自動的に充電を開始すると記載されています。DC18RD のようにファンで強制冷却する仕組みはないため、真夏に高負荷作業を続けて熱いバッテリを次々に充電するような使い方では待ち時間が生まれます。

オートメンテナンス機能はDC18SHにも搭載

高温充電の繰り返し、低温充電の繰り返し、満充電バッテリの再充電の繰り返し、過放電の繰り返しの4条件では、バッテリ寿命を優先して充電時間が長くなることがあります。これは急速タイプと共通の考え方で、表示上の充電時間より長くかかった場合でも故障ではありません。

充電時間の目安(容量別)

DC18SH の充電時間(マキタ公式 取扱説明書の値)BL1830B(3.0Ah)60分BL1850B(5.0Ah)110分BL1860B(6.0Ah)130分

BL1815 系(1.5Ah)は約30分、BL1820B(2.0Ah)は約45分、BL1840B(4.0Ah)は約90分です。いずれもオートメンテナンス機能により周囲温度10〜40℃やバッテリの状態に応じて変動します。

対応バッテリー・関連充電器

🔋 DC18SH で充電できるバッテリー(取扱説明書 充電時間表より)

リチウムイオン 18V:BL1815/BL1815N/BL1820B/BL1830/BL1830B/BL1840/BL1840B/BL1850/BL1850B/BL1860B

リチウムイオン 14.4V:BL1415/BL1415N/BL1415NA/BL1430/BL1430B/BL1440/BL1450/BL1460A/BL1460B

非対応:ニッケル水素バッテリ、40Vmax(BL40系)、各種アダプタ ADP01〜04

※1口タイプとの比較は マキタ 充電器 DC18SD・DC18RC・DC18RF の違い、急速2口との比較は DC18RD と DC18SH の違い を参照してください。

購入前に確認したい注意点

⚠ 注意点

  • BL1860B を2本充電すると片側だけでも約130分。日中に何度も充電を回す現場運用では、急速タイプ(DC18RD・DC18RF)を選んだほうが待ち時間の総量が小さくなります。
  • 各種アダプタ ADP01〜04 は使用できません。アダプタ経由で他形状のバッテリを充電する運用は想定されていません。
  • ニッケル水素バッテリは充電できません。出力は直流14.4〜18Vで、旧世代のBH系バッテリを併用したい場合は DC18RD が候補になります。
  • 延長コードを使う場合は太さ2.0mm²で30mまでが目安。取扱説明書に記載された条件を超える延長は避けてください。

購入先と価格の目安

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マキタ DC18SH 2口充電器 18V/14.4V対応(メーカー純正品・化粧箱付)

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メーカー公式の製品情報は マキタ公式 取扱説明書(DC18SH・PDF) で確認できます。

ネット上の評判まとめ

通販サイトのレビュー・解説記事で確認できた傾向(2026年7月31日時点)

DC18SH について、通販サイトのレビュー欄と工具系の解説記事で繰り返し言及されていた点を、良い点/気になる点に分けて中立的に整理します。個別の感想であり、すべての個体・使用環境に当てはまるものではありません。

評価されている点

  • 冷却ファンがなく静か:DC18RD などのファン付き急速充電器と違い、動作音がほぼ気にならないという声が多い。室内・夜間の充電で評価されやすい。
  • 2本同時に充電できる:口が2つあるため、充電待ちが発生しにくい。
  • 純正であることの安心感:バッテリーは発熱・発火のリスクがあるため、純正充電器を選ぶ理由として挙げられている。
  • 低速充電による電池へのやさしさ:ゆっくり充電するためバッテリー寿命の面で有利、という評価。

気になるとされる点

  • 充電が遅い:最も多い指摘。急速充電が必要な現場用途では DC18RD を勧める記事が目立つ。
  • 本体が熱を持つ:充電中に本体が熱くなるため、置き場所に注意が必要という報告。
  • 用途がはっきり分かれる:「予備の充電器」「寝かせ充電用」としては好評だが、メイン1台目としては物足りないという評価もある。

まとめると、DC18SH は「静かにゆっくり充電したい人」「就寝中・作業の合間に充電を回せる人」に向き、当日中に何度もバッテリーを回す使い方には急速充電の DC18RD が向く、という評価に収れんしています。

出典:リツール「マキタ2口充電器DC18SHと2口急速充電器DC18RDって何が違うの?」クニハモブログ「マキタ DC18SH 2口充電器 解説シリーズ」Yahoo!ショッピング 島道具 DC18SH 商品ページ(レビュー欄)(いずれも2026年7月31日確認)

よくある質問

DC18SH は急速充電器ですか?

マキタ公式の取扱説明書での名称は「2口充電器」で、DC18RD の「2口急速充電器」とは区別されています。出力電流は直流2.6A×2で、BL1860B の充電時間は約130分です。同容量を約55分で充電する DC18RD と比べると2倍以上かかります。

DC18SH で 14.4V のバッテリも充電できますか?

充電端子の出力電圧は直流14.4〜18Vです。取扱説明書の充電時間表には BL1415・BL1430・BL1440・BL1450・BL1460A/B といった14.4V系も記載されているため、14.4Vと18Vのスライド式リチウムイオンに対応します。ニッケル水素や40Vmax は対応しません。

各種アダプタ(ADP01〜04)は使えますか?

使えません。取扱説明書の主要機能欄に「各種アダプタ(ADP01〜04)は使用できません」と明記されています。

熱くなったバッテリはどうなりますか?

使用直後や直射日光下に置いたバッテリを差し込むと、充電表示ライトの赤が点滅し待機状態になります。DC18RD のように冷却ファンでバッテリを冷やす機能はなく、バッテリの温度が下がると自動的に充電を開始します。

出典

・マキタ公式サイト 取扱説明書「2口充電器 モデル DC18SH」(主要機能・充電時間・使い方)
・関連ページ:電動工具の選び方 完全ガイドマキタ DC18RD 2口急速充電器マキタ充電器 6機種横断比較

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この記事を書いた人

モノ図鑑編集部です。電動工具の型番スペックをメーカー公式情報で確認し、図鑑形式で比較できるよう整理しています。実務での使い勝手とバッテリー互換性を重視する編集方針です。

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