マキタの18V急速充電器 DC18RF と DC18RC は、標準小売価格がどちらも税別16,900円で同じです。違いは充電スピードと、対応するバッテリーの幅にあります。結論は、6.0Ah以上の大容量を主力にしているならDC18RF、7.2V・10.8Vのスライド式やニッケル水素も充電したいならDC18RC。3.0Ah以下では両機の充電時間は同じです。
この比較のポイント
- ✓ 出力電流は DC18RF 12A / DC18RC 9A。標準小売価格はどちらも税別16,900円で同額
- ✓ 差が出るのは4.0Ah以上。BL1860B(6.0Ah)は約40分 / 約55分、BL18120(12.0Ah)は約70分 / 約120分
- ✓ 3.0Ah以下は両機とも同じ時間(3.0Ah 約22分/1.5Ah 約15分)
- ✓ 対応電圧は DC18RF 14.4〜18V / DC18RC 7.2〜18V。7.2V・10.8Vスライド式はDC18RCのみ
- ✓ ニッケル水素・ニカドはDC18RCのみ(差込式は別売アダプタADP04が必要)。USB出力はDC18RFのみ
本ページの数値は 2026年9月3日時点 のマキタ公式サイト製品ページ(DC18RF/DC18RC)の掲載値です。充電時間は周囲温度(10〜40℃)やバッテリーの状態により変動します。
スペック比較表|DC18RF と DC18RC
| 項目 | DC18RF | DC18RC |
|---|---|---|
| 部品番号 | JPADC18RF | JPADC18RC |
| 標準小売価格(税別) | 16,900円 | 16,900円 |
| 出力電流 | 12A | 9A |
| 出力電圧 | 14.4〜18V | 7.2〜18V |
| 入力容量 | 330W | 410VA |
| BL1860B(6.0Ah) | 約40分 | 約55分 |
| ニッケル水素・ニカド | 非対応 | 対応(差込式はADP04が必要) |
| USB出力 | あり(5V/2.1A) | なし |
| 実用充電(約80%)の公表 | あり | なし(フル充電のみ) |
| 質量 | 0.98kg | 0.83kg |
| 本機寸法(長×幅×高) | 156×190×84 mm | 156×190×84 mm |
| 充電口数 | 1口 | 1口 |
出典:マキタ公式サイト 製品ページ(DC18RF/DC18RC)。2026年9月3日確認。
充電時間の比較|差が出るのは4.0Ah以上
両機のフル充電時間をマキタ公式値で並べると、3.0Ah以下では完全に同じで、容量が上がるほどDC18RFが速くなります。差が最大になるのはBL18120(12.0Ah)の50分です。
| バッテリー容量 | DC18RF | DC18RC | 差 |
|---|---|---|---|
| 12.0Ah|BL18120 | 約70分 | 約120分 | 50分 |
| 9.0Ah|BL1890 | 約59分 | 約85分 | 26分 |
| 6.0Ah|BL1860B・BL1460B | 約40分 | 約55分 | 15分 |
| 5.0Ah|BL1850/B・BL1450B | 約40分 | 約45分 | 5分 |
| 4.0Ah|BL1840・BL1440 | 約29分 | 約36分 | 7分 |
| 3.0Ah|BL1830/B・BL1430 | 約22分 | 約22分 | 同じ |
| 2.0Ah|BL1820B | 約24分 | 約24分 | 同じ |
| 1.5Ah|BL1815/N・BL1415/N | 約15分 | 約15分 | 同じ |
いずれもフル充電時間。出典:マキタ公式サイト 製品ページ(DC18RF/DC18RC)、2026年9月3日確認。2.0Ah(BL1820B)のみ3.0Ahより長い値が両機ともマキタ公式に掲載されています(公式表記のまま記載)。
マキタ充電器 DC18RC と DC18RF はどちらを選ぶか|用途別の結論
DC18RFを選ぶべき人|6.0Ah以上を主力にしている
DC18RFは出力12Aで、大容量バッテリーほど有利です。BL1860B(6.0Ah)で約15分、BL18120(12.0Ah)で約50分の短縮になります。さらにDC18RFは「実用充電(約80%)」の到達時間が公式に示されているのが特徴で、BL1860Bなら約27分。現場で「とりあえず使える状態まで」戻したい場面では、この表示があるだけで判断が速くなります。USB出力(5V/2.1A)も付きます。
DC18RCを選ぶべき人|古い電池も一緒に面倒を見たい
DC18RCの強みは対応範囲の広さです。出力電圧が7.2〜18Vなので、7.2V・10.8Vのスライド式バッテリーにも対応します。さらにニッケル水素・ニカドバッテリーを充電できる唯一の18V系急速充電器で、差込式のバッテリーも別売の互換アダプタADP04を介して充電できます(3.0Ah差込式ニッケル水素で約70分)。古い工具の電池が現役で残っている環境では、充電器を1台に集約できます。
3.0Ah以下しか使わないなら差は出ない
見落とされがちですが、3.0Ah・2.0Ah・1.5Ahでは両機の充電時間は完全に同じです(3.0Ah 約22分/1.5Ah 約15分)。BL1830BやBL1815Nだけで運用しているなら、DC18RFを選ぶ理由は充電速度ではなくUSB出力の有無だけになります。標準充電器DC18SDやコンパクトタイプDC18WCを含めた横並びはマキタ充電器 DC18RC・DC18RF・DC18SD・DC18WCの違い、DC18WCとの2機種比較はDC18RFとDC18WCの違いにまとめています。
- ✓6.0Ah以上の大容量が主力(BL1860B 約40分・BL18120 約70分)
- ✓充電器から機器へUSB給電したい(5V/2.1A出力あり)
- ✓実用充電(約80%)の目安時間を見ながら使いたい
- ✓手持ちは14.4V・18Vのスライド式リチウムイオンだけ
- ✓7.2V・10.8Vのスライド式も同じ充電器で充電したい
- ✓ニッケル水素・ニカドが現役(差込式は別売ADP04が必要)
- ✓主力が3.0Ah以下で、充電時間に差が出ない(3.0Ah 約22分)
- ✓少しでも軽い方がよい(0.83kg/DC18RFは0.98kg)
数値はマキタ公式サイト製品ページ(DC18RF/DC18RC)2026年9月3日確認の掲載値。
対応バッテリーと互換情報
バッテリー互換|DC18RF と DC18RC の守備範囲
- 18V/14.4Vスライド式リチウムイオン(1.5Ah〜12.0Ah)は両機とも対応
- 7.2V・10.8Vスライド式はDC18RCのみ。DC18RFは出力14.4〜18Vのため充電できません
- ニッケル水素・ニカドはDC18RCのみ対応。スライド式(BH1433など)は直接、差込式(1835・1435など)は別売の互換アダプタADP04を介して充電します
- 40Vmaxバッテリー(BL4025・BL4040など)は両機とも非対応。DC40RAなど専用充電器が必要です
- どちらも1口。2本同時に充電したい場合は2口のDC18RDが選択肢になります
18Vバッテリーの容量と型番の全体像はマキタ18Vバッテリーの選び方で整理しています。
買う前に知っておきたい注意点
- 標準小売価格はどちらも税別16,900円ですが、実売は流通量で大きく変わります。DC18RFは本体・バッテリーのセット品をばらした個体が多く出回るため、単体販売より安く買えることがあります
- そのため「DC18RFのほうが速いのに安い」という逆転が起こり得ます。下記の参考価格は2026年9月3日時点の一例で、時期・ショップで入れ替わります。必ず最新価格を見比べてください
- ニッケル水素・ニカドの差込式バッテリーは別売アダプタADP04が必要です。DC18RCを買っただけでは充電できません
- 互換品(非純正)の充電器が多数流通しています。純正品かどうかは商品名の「純正」「JPADC18RC」などの表記で確認してください
購入先|楽天市場・Amazon
DC18RF(急速充電器・USB端子付)
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DC18RC(急速充電器・7.2〜18V対応)
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よくある質問
DC18RCとDC18RFの違いを一言で言うと何ですか?
DC18RCは7.2〜18Vの幅広い電池(ニッケル水素を含む)を受けられる代わりに大容量の充電が遅く、DC18RFは14.4V/18Vのリチウムイオン専用ながら4.0Ah以上で明確に速い、という違いです。3.0Ah以下しか使わない場合は充電時間の差はほとんど出ません。
DC18RFとDC18RCはどちらが速いですか?
4.0Ah以上ではDC18RFが速く、3.0Ah以下では同じです。BL1860B(6.0Ah)はDC18RFが約40分・DC18RCが約55分、BL18120(12.0Ah)は約70分と約120分。BL1830B(3.0Ah)はどちらも約22分です(いずれもマキタ公式のフル充電時間)。
DC18RFで10.8Vのスライド式バッテリーは充電できますか?
できません。DC18RFの出力電圧は14.4〜18Vで、7.2V・10.8Vのスライド式には対応しません。これらを充電したい場合は出力7.2〜18VのDC18RCを選びます。
ニッケル水素バッテリーを充電できるのはどちらですか?
DC18RCのみです。スライド式ニッケル水素は直接充電でき、差込式のニッケル水素・ニカドは別売の互換アダプタADP04を介して充電します(3.0Ah差込式ニッケル水素で約70分)。DC18RFはニッケル水素・ニカドに対応していません。
標準小売価格が同じなら、DC18RFを選んでおけば良いですか?
使うバッテリーが18V/14.4Vのリチウムイオンだけなら、その考え方で問題ありません。DC18RFのほうが大容量で速く、USB出力も付きます。一方で7.2V・10.8Vやニッケル水素も充電したい環境では、対応範囲の広いDC18RCでないと役目を果たせません。
実用充電(約80%)とは何ですか?
フル充電の手前で、実作業に使える水準まで充電が進んだ状態を指すマキタの公式表記です。DC18RFはこの時間が公表されており、BL1860B(6.0Ah)で約27分、BL18120(12.0Ah)で約48分。DC18RCはフル充電時間のみが公表されています。
関連ページ
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▶ 関連図鑑ページ: マキタ充電器 6機種の横断比較|容量別の充電時間マトリクス
出典
マキタ公式サイト 製品ページ「DC18RF(18V/14.4V 急速充電器)」/「DC18RC(18V/14.4V 急速充電器)」。いずれも2026年9月3日に確認した掲載値です。価格は標準小売価格(税別)で、実売価格とは異なります。
工具の種類ごとの選び方は電動工具の選び方ガイドにまとめています。
