マキタ MUR196UDは、モータを棹の後方に置いた「後端モータ式」の18V充電式草刈機(Uハンドル仕様)です。刈刃径230mm・回転数2,500〜6,000min-1・質量3.7kgで、マキタはエンジン換算22mLクラスとしています。住宅街や家の周り、田んぼの畦のような平坦地をまとめて刈りたい人に向くモデルです。
この記事の要点
- ✓後端モータ式で先端が軽く、重心が体に近い。水際の作業でもモータ位置が高い
- ✓回転数は2,500〜6,000min-1を無段階に調整。低速側はランタイムが長く、柔らかい草も倒れにくい
- ✓1充電あたりの作業面積の目安は約56坪(185m2)(BL1860B・高速モード・DCホワイトチップソー・草丈約30cm)
- ✓質量3.7kgはMUR196シリーズ4モデルで最重。最軽のMUR196WD(2グリップ)とは0.5kg差
- ✓価格はセットRG 税別69,600円/本体のみZ 税別34,500円
本ページの仕様は2026年8月29日時点のマキタ公式情報、参考価格は2026年8月29日時点の楽天市場の掲載情報です。
MUR196UD スペック
| 項目 | 仕様 |
| 型番 | MUR196UD |
| ハンドル形状 | Uハンドル |
| 電源 | 直流18V |
| 草刈刃径 | 230mm |
| 刈込み方式 | DCホワイトチップソー |
| 回転数 | 2,500〜6,000min-1(無段変速) |
| 1充電連続運転時間(無負荷・目安) | 最低回転数時 約2時間26分/最高回転数時 約48分 |
| 本機寸法 | 長さ1,832 × 幅656 × 高さ467mm(バッテリ・チップソー・飛散防護カバー含む) |
| 質量 | 3.7kg(バッテリ含む。チップソー・飛散防護カバー・肩掛けバンド等を除く) |
| 機能 | 防じん・防水APT/電気ブレーキ付/スピードコントロールレバー |
| エンジン換算クラス | 22mL |
| 対応ポータブル電源 | PDC01(対応) |
| 標準付属品 | チップソー、飛散防護カバー、刃物カバー、肩掛けバンド、保護メガネ、ボックスレンチ、六角棒スパナ4、アクセサリバッグ |
| セット構成と標準小売価格(税別) | RG 69,600円(BL1860B 6.0Ah×1本+DC18RF)/Z 34,500円(本体のみ) |
| 発売時期 | 2026年2月 |
出典:マキタ公式サイト 製品情報「MUR196UD」(2026年8月29日確認)。
MUR196UDの特徴
モータを後方に置く「後端モータ式」
MUR196UDはモータを棹の後方、作業者に近い側に配置しています。マキタはこれにより先端部が軽くなり重心が体に近づくため、体幹がブレずに楽に振れると説明しています。モータ位置が高くなるため、田んぼの畦草刈りのような水際の作業でも扱いやすいのが後端モータの利点です。回転トルクは回転数5,500min-1時で従来機比約50%アップ(当社比)とされています。
スピードコントロールレバーで2,500〜6,000min-1を無段階調整
回転数はレバーで無段階に変えられます。トリガスイッチは引き代の短い単速式で、指の疲労を抑える設計です。最低の2,500min-1は風圧が小さく柔らかい草が倒れにくいため軽負荷作業に向き、連続運転時間も大きく伸びます。ただし公式は「低速回転時はナイロンコードカッタ非推奨」と明記しています。
最低回転数と最高回転数で連続運転時間は約3倍違います(約2時間26分と約48分)。刈る対象が柔らかい雑草中心なら、回転数を落とすだけでバッテリ1本の持ちが変わります。
1充電あたりの作業面積は約56坪
公式が示す1充電あたりの作業面積の目安は約56坪(185m2)です。条件はバッテリBL1860B・高速モード・DCホワイトチップソー使用時・草丈約30cmで、草の種類や密度で変わります。標準付属の230mmDCホワイトチップソーは低振動・省エネ設計で、マキタは同社の従来チップソー比で1充電あたりの作業面積が約25%アップとしています。
新形状プロテクタ・電気ブレーキ・防滴防じんAPT
飛散防護カバー(プロテクタ)は刃物との間隔を大きく取った草詰まりしにくい形状です。トリガスイッチを離すと素早く止まる電気ブレーキ、クッション性の高い厚手パッドの肩掛けバンド、防滴・防じん構造APTを備えます。ただしAPTは水や粉じんで故障しないことを保証するものではないと公式が注記しています。
シリーズ内での位置づけ|3兄弟との違いはハンドルだけ
MUR196UDはシリーズ4モデルのうちUハンドル仕様です。同じ6.0Ahセットで比べると、MUR196LD(ループハンドル)とMUR196WD(2グリップ)は刈刃径・回転数・連続運転時間・価格がすべて同一で、違うのは機体サイズと質量だけです。
MUR196UDと兄弟モデルの違い
| 項目 | MUR196UD(本機) | MUR196LD/MUR196WD |
| ハンドル | Uハンドル | ループハンドル/2グリップ |
| 幅 | 656mm | 280mm(どちらも) |
| 高さ | 467mm | 201mm/186mm |
| 質量 | 3.7kg | 3.3kg/3.2kg |
| 刈刃・回転数・連続運転時間 | 230mm・2,500〜6,000min-1・最高約48分 | 同じ |
| 価格(税別) | RG 69,600円/Z 34,500円 | 同じ |
MUR196UDは4モデルで最も重く、最も幅が広いモデルです。その代わり両手で構えて左右に大きく振れるため、広い平坦地では効率が上がります。
バッテリーの互換性
バッテリー互換情報
| 組み合わせ | 使える? | ポイント |
| マキタ18V LXT スライド式リチウムイオンバッテリ | ◯ | MUR196シリーズの電源は直流18V。公式のセット構成ではUD・LD・WDにBL1860B(6.0Ah)、SDにBL1830B(3.0Ah)が付く |
| マキタ40Vmax(BL40シリーズ) | × | 電圧もスライド部の形状も別系統。40Vmax機はMUR001Gなど別型番になる |
| マキタ10.8Vスライド式 | × | 電圧が違うため装着不可 |
| ポータブル電源 PDC01 | ◯ | 4モデルとも公式仕様表の「対応ポータブル電源 PDC01」欄が〇。長時間の連続作業をする場合の選択肢になる |
出典:マキタ公式 MUR196UD/LD/WD/SD 製品ページ(2026年8月29日確認)。実際に手持ちのバッテリが使えるかは、必ずメーカー公式の適合情報で確認してください。
数値を読むときの注意
⚠ 購入前に確認したいこと
- 質量3.7kgはバッテリを含み、チップソー・飛散防護カバー・肩掛けバンドを除いた値です。実際に肩に掛かる重さはこれより増えます。
- 連続運転時間は無負荷時の目安で、実作業ではこれより短くなります。半日続けて刈るなら予備バッテリが前提です。
- Uハンドルは幅656mmと大きく、軽トラックの荷台や物置での収納スペースを先に確認しておくと安心です。
- 本体のみのZセット(税別34,500円)にはバッテリと充電器が含まれません。18Vバッテリを持っていない場合はRGセットを選びます。
ネット上の評判まとめ
MUR196UD は2026年2月に登場したばかりで、2026年9月10日時点の価格.comでは MUR196UDZ・MUR196UDRG ともにレビュー投稿が0件です。ここでは同じ MUR196 シリーズ(2グリップ仕様の MUR196SDWF)に投稿された実使用レビューと、専門メディアの評価を、出典を明示して中立にまとめます。当サイトが実機で検証した評価ではありません。
数値の評価としては、価格.comの MUR196SDWF は満足度4.00(1人・2026年9月6日投稿)で、扱いやすさのみ3、デザイン・安全性は4という内訳でした。稼働時間についてはこのレビュー投稿者が「マックスで使うと30分持たない/ハーフくらいだと1時間ほど」と書いており、マキタ公式の「1充電あたり約56坪(BL1860B・中速時)」という目安と方向性は一致しています。
出典:価格.com「マキタ MUR196SDWF レビュー評価・評判」(2026年9月6日投稿分/2026年9月10日閲覧)、マキタ沼「マキタ MUR196UD レビュー」(2026年2月24日)、工具通販ビルディ「【マキタ】18V 充電式草刈機 MUR196UDシリーズ登場!」(2026年5月15日)。いずれも各媒体・各投稿者の見解です。
購入先
MUR196UDは本体のみのZセット(MUR196UDZ)が楽天市場・Amazonともに流通しています。バッテリ・充電器付きが必要な場合はRGセットを選びます。
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マキタ 18V 充電式草刈機 MUR196UDZ Uハンドル 本体のみ(バッテリ・充電器別売)
参考価格 27,900円(税込・楽天市場・2026年8月29日時点)
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よくある質問
MUR196UDの1充電でどのくらい刈れますか?
マキタ公式が示す1充電あたりの作業面積の目安は約56坪(185平方メートル)です。条件はバッテリBL1860B・高速モード・DCホワイトチップソー使用時・草丈約30cmで、草の種類や密度により変わります。無負荷時の連続運転時間は最高回転数で約48分、最低回転数で約2時間26分です。
MUR196UDとMUR196LD・MUR196WDはどれを選べばよいですか?
刈る性能は3モデルとも同じで、違うのはハンドル形状とサイズ・質量だけです。住宅街や家の周り、田んぼの畦などの平坦地を広く刈るならUハンドルのMUR196UD(幅656mm・3.7kg)、障害物が多い場所や傾斜地ならループハンドルのMUR196LD(3.3kg)か2グリップのMUR196WD(3.2kg)が向きます。
エンジン式の草刈機からの買い替えでも力不足になりませんか?
マキタはMUR196UDの主要機能表に「エンジン換算クラス 22mL」と明記し、回転数5,500min-1時の回転トルクが従来機比で約50%アップ(当社比)としています。ただし1充電あたりの作業面積の目安は約56坪のため、これを超える面積を続けて刈る場合は予備バッテリかポータブル電源PDC01の併用が前提になります。
MUR196UDの本体のみと、バッテリ付きセットはどちらが得ですか?
すでにマキタ18Vバッテリと充電器を持っているなら、本体のみのZセット(税別34,500円)が最も安い入口です。持っていない場合はBL1860B(6.0Ah)1本と急速充電器DC18RFが付くRGセット(税別69,600円)を選びます。差額35,100円でバッテリと充電器が付く計算になります。
出典
- マキタ公式サイト 製品情報「MUR196UD」(2026年8月29日確認)
- マキタ公式サイト 製品情報「MUR196LD」「MUR196WD」「MUR196SD」(2026年8月29日確認)
