マキタ TW001Gは、最大締付けトルク1,350N・m・差込角19mmの40Vmax大型インパクトレンチで、鉄骨の本締めや重機・大型設備のメンテナンスをコードレスで行いたい人向けの機種です。質量3.8kgでこのクラスの締付け力を持ち、AC100V機の代替として使える一本です。逆にタイヤ交換だけが目的なら能力過剰で、差込角12.7mmの機種が適します。
この記事のポイント
- ✓最大締付けトルク1,350N・m、差込角19mmの40Vmax大型インパクトレンチ
- ✓締付け能力は普通ボルトM12〜M36/高力ボルトM10〜M27
- ✓質量3.8kg(バッテリ含む)、防じん・防水はIP56相当のAPT
- ✓パワー切替4段階+3段階正逆転オートストップで、締め過ぎ・緩め過ぎを抑えられる
本ページのスペックは2026年7月30日時点のマキタ公式製品ページ(TW001G)の掲載値です。
基本スペック
モデルNo:TW001G/角ドライブsq:19mm/最大締付けトルク:1,350N・m/締付け能力(普通ボルト):M12〜M36/締付け能力(高力ボルト):M10〜M27/電源:直流36V(40Vmax)/回転数:0〜1,800min⁻¹(最速)/打撃数:0〜2,300min⁻¹(最速)/本機寸法:217×94×297mm/質量:3.8kg/防じん防水:IP56/振動3軸合成値:17.5m/s²
| モデルNo | TW001G(本体のみはTW001GZ) |
|---|---|
| 電源 | 直流36V(40Vmax) |
| 角ドライブsq | 19mm(四角ドライブ) |
| 最大締付けトルク | 1,350N・m |
| 締付け能力 | 普通ボルト M12〜M36/高力ボルト M10〜M27 |
| 回転数(min⁻¹) | 最速 0〜1,800/強 0〜1,400/中 0〜1,100/弱 0〜950 |
| 打撃数(min⁻¹) | 最速 0〜2,300/強 0〜2,200/中 0〜2,100/弱 0〜1,900 |
| 本機寸法 | 長さ217×幅94×高さ297mm |
| 質量 | 3.8kg(バッテリ含む) |
| 作業用モード | 3段階正逆転オートストップ+スイッチ全速モード |
| パワー切替 | 4段階 |
| 防じん・防水 | APT/IP56(バッテリIP56) |
| LEDライト | 2灯×2 |
| 振動3軸合成値 | 17.5m/s²(EN60745-2-2規格) |
| 1充電作業量(目安) | 高力ボルトM24(F10T)約250本(締付け時間約1.5秒)/M27(F10T)約160本(約2秒) |
| 推奨バッテリ | BL4020・BL4025・BL4040・BL4040F(推奨)/BL4050F・BL4080F・BL4080H(使用可) |
| 本体のみの入手 | TW001GZ(バッテリ・充電器・ソケット別売) |
TW001Gの特徴
AC100V機の置き換えを狙える1,350N・mの締付け力
公式の締付け能力は普通ボルトM12〜M36、高力ボルトM10〜M27。高力ボルトM27まで対応するため、鉄骨継手の本締めや橋梁・プラント設備のボルト作業といった、これまでAC100Vのインパクトレンチや電動レンチが担っていた領域をコードレスで置き換えられます。1充電作業量の目安はM24(F10T)で約250本と公式に明記されており、1日の作業量の見積もりが立てやすいのも実務上の利点です。
パワー切替4段階+正逆転オートストップで締め過ぎを抑える
回転数は最速0〜1,800min⁻¹から弱0〜950min⁻¹まで4段階。加えて3段階の正逆転オートストップモードを備え、設定した打撃後に自動停止します。1,350N・mは母材やボルトを傷めるだけの力にもなり得るため、実作業では「弱/中で試し締めしてから決める」運用が前提です。スイッチ全速モードは緩め作業など、力を出し切りたい場面用と考えると使い分けが整理できます。
3.8kgという質量の意味
質量3.8kg(バッテリ含む)は、19mm差込角クラスとしては標準的です。同じ差込角19mmのHiKOKI WR36DAも3.8kgで、両者は「同じ重さで締付け力に差がある」関係にあります。一方で差込角25.4mmのマキタ TW010Gは12.3kgあり、クラスが1段上がると重量は3倍以上になります。手持ちで長時間扱うかどうかが、19mmと25.4mmの分岐点です。
同クラス機とのトルク・質量比較
差込角19mm前後の大型インパクトレンチと、上位・下位クラスを並べると、TW001Gの位置づけがはっきりします。
数値の出典は各メーカー公式製品ページ(2026年7月30日時点)。TW004Gの詳細はマキタ TW004G|40Vmax 充電式インパクトレンチ320N・m、HiKOKI勢はHiKOKI コードレスインパクトレンチ 全5機種 横断比較で確認できます。
バッテリー互換情報
TW001Gで使える40Vmaxバッテリー
推奨(◎):BL4020/BL4025/BL4040/BL4040F
使用可(○):BL4050F/BL4080F/BL4080H
40VmaxシリーズのバッテリーはDF001G(ドライバドリル)やHS001G(165mmマルノコ)、TD002G(インパクトドライバ)と共用できます。18V/14.4Vのバッテリーは工具本体には装着できませんが、充電器アダプタADP10を使えば40Vmax用充電器で18V・14.4Vバッテリーを充電できます。
⚠ 購入前に確認したい注意点
- タイヤ交換用途には能力過剰。乗用車のホイールナットは規定トルク100〜120N・m前後で、1,350N・mはその10倍以上です。使う場合は最弱モードで仮締めし、最終締めはトルクレンチで行ってください。
- 差込角19mmのソケットが必要。手持ちが12.7mmのソケットだけの場合は買い直しか変換アダプタが必要で、変換使用時はソケット側の強度が上限になります。
- ソケット・バッテリ・充電器は別売(TW001GZ)。初めて40Vmaxを導入するならバッテリ2個+充電器で本体価格と同等以上の追加費用がかかります。
- マキタ公式には「充電式モータユニット搭載製品の設計・製造を行う企業向け」の販売注記があるモデルも併記されています。購入時は流通経路と保証の扱いを販売店に確認してください。
購入先と価格の目安
【PR】以下は楽天アフィリエイトの計測リンクを含む商品カードです。価格・在庫は変動するため、最新の情報は各ショップでご確認ください。
本体のみ(TW001GZ)はバッテリ・充電器・ソケットが別売です。ケース付き、バッテリ・充電器付きのセット品も流通しており、40Vmaxを初めて導入する場合はセット品のほうが総額を抑えられることがあります。
よくある質問
TW001Gの最大締付けトルク1,350N・mはどのくらいの作業に使える?
マキタ公式の締付け能力は普通ボルトM12〜M36、高力ボルトM10〜M27です。鉄骨の本締めや大型設備・重機のメンテナンス、足場や基礎アンカーの締付けまでカバーします。乗用車のホイールナット(100〜120N・m前後)に対しては過大なので、必ず4段階のパワー切替で弱めに設定し、最終締めはトルクレンチで行ってください。
TW001Gの差込角19mmとは?12.7mmのソケットは使える?
差込角19mm(3/4インチ)は角ドライブの一辺の寸法です。12.7mm(1/2インチ)のソケットはそのままでは装着できず、19mm→12.7mmの変換アダプタが必要になります。ただし変換して細いソケットを使うと1,350N・mのトルクにソケット側が耐えられない場合があるため、19mm対応のインパクト用ソケットを選ぶのが基本です。
TW001Gに18Vのマキタバッテリーは使える?
使えません。TW001Gは40Vmax(直流36V)専用で、推奨バッテリはBL4020・BL4025・BL4040・BL4040F、使用可はBL4050F・BL4080F・BL4080Hです。18Vバッテリーを40Vmax工具本体に装着することはできません。18Vバッテリーを40Vmax充電器で充電したい場合はアダプタADP10を使います。
TW001Gは本体のみ(TW001GZ)でも買える?
買えます。本体のみのモデル番号はTW001GZで、バッテリ・充電器・ソケットは別売です。すでに40Vmaxのバッテリーと充電器を持っている場合は本体のみが割安です。ケース付きやバッテリ・充電器付きのセット品も流通しており、価格差は用途と手持ち資産で判断してください。
関連ページ
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出典
- マキタ公式製品ページ「TW001G」(2026年7月30日確認)
- マキタ公式製品ページ「TW010G」(2026年7月30日確認)
- HiKOKI公式製品ページ「コードレスインパクトレンチ WR36DA」(2026年7月30日確認)
