マキタ VC015G|40Vmax充電式小型集じん機 18Lダストバッグ・85W・2.3kgのスペック

マキタ VC015G 40Vmax充電式小型集じん機のイラスト(箱形本体・ホース・ダストバッグ)

VC015Gは、40Vmaxシリーズで「風量に振った」充電式小型集じん機です。丸ノコやスライドマルノコの切り粉のように、粒が大きくて量が多い切断屑を大量に吸い込む用途に向きます。吸込仕事率だけを見ると同じ40VmaxのVC013G(120W)に負けますが、最大風量は4.0m³/min対1.3m³/minでVC015Gが約3倍。数字の大小がそのまま性能の上下にならない点が、この機種を選ぶときの最大の勘所です。

この記事の要点

  • 集じん容量18Lを外付けダストバッグで確保しつつ、本体は2.3kg・275×175×196mm
  • 吸込仕事率85W/最大風量4.0m³/min。粉じん専用で吸水はできない
  • パワフル・標準・エコの3モード切替。パワフルでも運転音76dB
  • 18VのVC350D(2.4kg)より軽い2.3kgで、風量・容量・静粛性はすべて上回る
  • 販売仕様は本体のみのVC015GZ 1種のみ(49,900円・税別)

本記事のスペック・価格は2026年8月19日時点で確認した内容です。価格はマキタ希望小売価格(税別)です。

目次

VC015G スペック表

項目VC015G
電圧40Vmax(マキタ 40Vmaxスライド式)
集じん方式ダストバッグ式(粉じん専用・吸水不可)
集じん容量18L
最大吸込仕事率パワフル:85W / 標準:35W / エコ:15W
最大風量パワフル:4.0m³/min / 標準:3.1m³/min / エコ:2.4m³/min
最大真空度パワフル:10.5kPa / 標準:5.5kPa / エコ:3.0kPa
運転音パワフル:76dB / 標準:68dB / エコ:63dB
1充電連続使用時間BL4025装着時 パワフル:約13分 / 標準:約30分 / エコ:約1時間5分
無線連動(AWS)対応(ワイヤレスユニットは別売)
質量2.3kg
寸法275×175×196mm
販売仕様VC015GZ(本体のみ・バッテリー/充電器別売)
本体標準小売価格49,900円(税別)
発売時期2026年7月

VC013G・VC350Dとの違い

項目VC015GVC013GVC350D
電圧40Vmax40Vmax18V
集じん方式ダストバッグ高性能フィルタダストバッグ
集じん容量18L7.5L3L
最大吸込仕事率85W120W50W
最大風量4.0m³/min1.3m³/min3.4m³/min
最大真空度10.5kPa15.0kPa5.5kPa
吸水×4.5L×
運転音(最大)76dB69dB78dB
無線連動×
質量2.3kg5.1kg2.4kg
寸法275×175×196mm400×251×282mm273×195×226mm
本体価格(税別)49,900円52,800円23,800円

1充電連続使用時間は基準バッテリーが機種ごとに異なる(VC015G=BL4025/VC013G=BL4050F/VC350D=BL1860B)ため、この表では横並び比較の対象から外しています。

最大風量(m3/min) 大きいほど大量の切り粉を運べるVC015G4 m3/minVC013G1.3 m3/minVC350D3.4 m3/min最大真空度(kPa) 大きいほど細かい粉を吸い上げるVC015G10.5 kPaVC013G15 kPaVC350D5.5 kPa

VC015Gの特徴

本体は小さく、集じん容量は外付けバッグで18L

本体寸法は275×175×196mmで、18VのVC350D(273×195×226mm)とほぼ同じ体積に収まります。にもかかわらず集じん容量は3L対18Lと6倍です。これは集じん室を本体内部に持たず、外付けのダストバッグ側に持たせた構造によるものです。ダストバッグは折り返し構造のキャップになっており、収納時やゴミ捨て時の粉じん漏れを抑えます。

3モード切替と76dBの静粛性

パワフル・標準・エコの3段階で風量を切り替えられます。運転音はパワフルでも76dB、エコなら63dBです。VC350Dの強78dBを上回る風量を出しながら運転音は下がっており、これはダストバッグ内側に組み込まれたサイレンサによるものとマキタは説明しています。1充電連続使用時間はBL4025装着時でパワフル約13分、エコなら約1時間5分と大きく変わるため、長時間の清掃はエコ、切断集じんはパワフルという使い分けが現実的です。

無線連動(AWS)とブロワ機能

無線連動機能AWSに対応し、対応する電動工具のスイッチに合わせて集じん機を自動で起動・停止できます。ワイヤレスユニットは別売です。また、ダストバッグを外して別売ノズル(部品番号123245-4)を排出口に付ければ、吹き飛ばしのブロワ作業にも使えます。40Vmaxの充電式丸ノコと同じバッテリーで回せるため、切断と集じんを1つの電池体系にまとめられます。

バッテリー・充電器の互換

40Vmaxスライド式バッテリー専用です

  • 対応電池:マキタ40Vmaxスライド式リチウムイオン。カタログの連続使用時間はBL4025装着時の値です。
  • 販売仕様はVC015GZ(本体のみ)1種のみ。バッテリー・充電器・ワイヤレスユニットはすべて別売です。
  • 18Vバッテリーは装着できません。18V資産で使いたい場合はVC350D(3L・18V)が対応機種になります。
  • 電圧体系の選び方はマキタ 18Vと40Vmaxの違いで整理しています。

⚠ 購入前に確認したいこと

  • 粉じん専用で吸水はできません。水を扱う現場では選択肢になりません。
  • 最大吸込仕事率85WはVC013Gの120Wより低い数値です。真空度を要する用途では不利になります。
  • パワフルモードの連続使用時間はBL4025で約13分と短めです。長時間の連続集じんには大容量バッテリーか予備が必要です。
  • 価格は税別のマキタ希望小売価格です。実売価格は流通・時期で変動します。
  • 出典としたVOLTECHNOの比較表には販売年月が「2025年5月」と記載されていますが、本文中の発表内容は2026年7月発売です。本記事は2026年7月発売として扱っています。

購入先

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マキタ VC015GZ 40Vmax充電式小型集じん機 18L 本体のみ

マキタ VC015GZ 40Vmax充電式小型集じん機(粉じん専用・18L・本体のみ)

参考価格:37,500円(楽天市場・2026年9月5日時点・変動あり)

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よくある質問

VC015Gで水を吸えますか?

吸えません。VC015Gは粉じん専用のダストバッグ式で、吸水量の設定がありません。水を扱う現場では吸水4.5Lに対応するVC013Gなど、乾湿両用の機種を選んでください。

VC013Gのほうが吸込仕事率120Wで高いのに、なぜVC015Gを選ぶのですか?

用途が違うためです。VC013Gは最大真空度15.0kPaと吸い上げる力に振った高性能フィルタ機で、細かい粉じんや吸水に強い構成です。対してVC015Gは最大風量4.0m3/minとVC013Gの約3倍で、丸ノコの切り粉のように粒が大きく量の多い切断屑を運ぶのに向きます。切断作業の集じんならVC015G、コンクリート粉じんや水を含む清掃ならVC013Gが基準になります。

VC015Gにバッテリーと充電器は付属しますか?

付属しません。販売仕様は本体のみのVC015GZ 1種類だけで、40Vmaxバッテリーと充電器は別売です。18Vバッテリーは電圧体系が異なるため使用できません。

ブロワとして使えますか?

使えます。ダストバッグを取り外し、別売ノズル(部品番号123245-4)を排出口に装着すると吹き飛ばし作業に対応します。作業後の現場清掃や工具の清掃に使える簡易的な送風機能です。

出典

  • 株式会社マキタ 製品情報「充電式小型集じん機 VC015G」makita.co.jp(2026年8月19日確認)
  • スペック値・価格・VC013G/VC350Dとの比較表は、マキタ発表資料をまとめた VOLTECHNO「マキタ VC015G 充電式小型集じん機」voltechno.com(2026年8月19日確認)で照合しました。
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この記事を書いた人

モノ図鑑編集部です。電動工具の型番スペックをメーカー公式情報で確認し、図鑑形式で比較できるよう整理しています。実務での使い勝手とバッテリー互換性を重視する編集方針です。

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