CG1817DAは、HiKOKIの充電式芝生バリカンで唯一の現行機種です。刈込み幅170mmのブレードで芝の縁を整えるのが本来の役目ですが、別売の「せんていブレード」に付け替えると低木の剪定にも回せます。18Vのスライド式蓄電池が使えるので、すでにHiKOKI機を持っている人なら本体だけ買い足せば導入できます。
この記事の要点
- ✓刈込み幅170mm、無負荷ストローク数1,300回毎分、質量1.7kgの18Vコードレス芝生バリカン
- ✓標準付属のアジャスタで刈込み高さを20・23・29・38mmの4段階に調節できる(20mmはアジャスタ不使用時)
- ✓1充電あたりの作業量は2.0Ahで約30分。家庭の庭の芝の縁取りなら1回の充電で足りる想定
- ✓ツールレスでブレードを交換でき、別売のせんていブレードに替えれば低木のせん定にも使える
- ✓使えるのはBSL18XXシリーズとマルチボルト蓄電池。BSL3620などの従来形蓄電池は使用不可
本ページの仕様は2026年8月26日時点のメーカー公式情報、参考価格は2026年8月26日時点の楽天市場の掲載情報です。
CG1817DA の基本スペック
| 項目 | CG1817DA |
|---|---|
| 電圧 | 18V(マルチボルト蓄電池も使用可) |
| モーター | 直流ケーシングモーター |
| 刃物寸法(刈込み幅) | 170mm |
| 無負荷ストローク数 | 1,300回毎分 |
| 刈込み高さ | 20・23・29・38mm の4段階(20mmはアジャスタ不使用時) |
| 本体寸法(全長×全高×全幅) | 355×137×173mm |
| 質量 | 1.7kg(BSL1820M装着時、アジャスタとブレードカバーを除く) |
| 使用可能蓄電池 | スライド式リチウムイオン電池18V(BSL18XXシリーズ)、マルチボルト蓄電池(残量表示付) |
| 1充電あたりの作業量 | 2.0Ahで約30分の芝刈り |
| 充電器と充電時間 | UC18YKSLで約60分(BSL1820M) |
| ブレード交換 | ツールレス(別売のせんていブレードに交換可) |
| 本体のみの参考価格 | 11,506円 |
「芝生バリカン」と「植木バリカン」は別物
名前が似ているため取り違えが起きやすいのですが、両者は刃の形も想定作業もまったく違います。CG1817DAは芝の葉を水平に切りそろえる横長のブレードを持ち、地面すれすれで前進させる道具です。対する植木バリカンは、生垣の枝を横方向に挟んで切る細長い両刃で、腕を伸ばして使います。
刈込み幅の数字にも意味の違いがあります。CG1817DAの170mmは「1回の前進で刈れる芝の帯の幅」、植木バリカンの300〜560mmは「一度に挟める生垣の面の長さ」です。
| CG1817DA(芝生バリカン) | 植木バリカン(CH1830DAなど) | |
|---|---|---|
| 対象 | 地面の芝、下草 | 生垣、低木の枝 |
| 刈込み幅 | 170mm | 300〜560mm |
| 姿勢 | 前かがみで地面を進む | 腕を伸ばして横に振る |
| 質量 | 1.7kg | 2.2〜4.1kg |
| 刈込み高さ調節 | あり(4段階) | なし |
生垣のほうが目的なら植木バリカン・ヘッジトリマ早見表を、広い面積の雑草が目的なら刈払機のほうが向いています。
刈込み高さ4段階が実際に効く場面
CG1817DAの実用上いちばんの特徴は、標準付属のアジャスタで刈込み高さを4段階に切り替えられる点です。
芝を短く刈りすぎると軸まで刈り込んでしまい、回復に時間がかかります。夏場は高め(29〜38mm)に、秋以降は低め(20〜23mm)に、といった使い分けができるのは芝生バリカンならではです。刈込み幅170mmは決して広くありませんが、そもそもこの機種の役目は芝刈機が入れない縁や隅を仕上げることなので、幅より高さの再現性のほうが実用価値があります。
1充電で約30分。連続作業の目安
公式の作業量は「BSL1820M(18V-2.0Ah)使用時に芝刈り約30分」です。芝刈機のように面で刈るのではなく、縁や隅を仕上げる使い方なら30分あれば一般的な戸建ての庭を一周できます。
もっと長く使いたい場合は、蓄電池の容量を上げれば作業時間はおおむね比例して伸びます。5.0Ah級のマルチボルト蓄電池を使えば計算上は倍以上ですが、その分だけ手元は重くなります。前かがみで使う道具なので、重さの増加は作業時間の延長ほどにはありがたくありません。2.0Ahを2本持って交換するほうが実用的です。
バッテリー互換情報
- 使える蓄電池
- スライド式リチウムイオン電池18V(BSL18XXシリーズ)と、マルチボルト蓄電池(残量表示付)。HiKOKIの18V工具を持っていれば、本体のみ(NN)を買えば追加費用なしで使えます。
- 使えない蓄電池
- 従来形の蓄電池(BSL3620、BSL3625、BSL3626、BSL3660)は使用できません。
- 標準の組み合わせ
- BSL1820M(18V-2.0Ah)と充電器UC18YKSLで、充電時間は約60分。
- 質量への影響
- 公式の1.7kgはBSL1820M装着時の値です。大容量の蓄電池に替えると手元が重くなります。
蓄電池の系列全体はT-PWRバッテリー横断比較にまとめています。
別売ブレードで低木のせん定にも回せる
CG1817DAはラチェットボタンとロックボタンを押しながらスクリューノブを外すだけで、工具を使わずにブレードを交換できます。別売の「せんていブレード」に付け替えると、低木のせん定作業に使えます。芝生バリカンと簡易な植木バリカンを1台で兼ねられるので、庭の手入れ道具を増やしたくない人には現実的な選択肢です。
ただしブレードを替えても本体のストローク数は1,300回毎分のままです。太い枝や堅い枝を本格的に切る性能はありません。細枝や新芽の整えに使う、という前提で考えてください。
⚠ 購入前に確認したい点
- 型番末尾の(NN)は本体のみです。蓄電池と充電器は付属しません。HiKOKIの18V機を持っていない場合は(BG)などのセット品を選んでください。
- 刈込み幅170mmは、芝刈機の代わりにはなりません。広い面積を刈る用途には芝刈機や刈払機が向いています。
- 刈込み高さの20mmはアジャスタを外した状態の値です。アジャスタを紛失すると最低高さしか選べなくなります。
- 地面すれすれで使う道具なので、砂や小石を噛むとブレードが傷みます。刈る前に小石を取り除いてください。
購入先
下記は本体のみ(NN)の掲載です。蓄電池と充電器が必要な場合はセット品を選んでください。
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HiKOKI CG1817DA(NN) コードレス芝生バリカン 本体のみ
参考価格 11,506円(2026年8月26日時点の楽天市場の掲載情報)
18V・マルチボルト蓄電池対応。刈込み幅170mm、質量1.7kg。
よくある質問
CG1817DAで芝刈機の代わりになりますか。
なりません。刈込み幅は170mmで、芝刈機のように面で刈る道具ではありません。芝刈機が入れない縁や隅、花壇まわりを仕上げる用途に向いています。
刈込み高さはどこまで変えられますか。
標準付属のアジャスタで20mm・23mm・29mm・38mmの4段階です。20mmはアジャスタを使わない状態の高さです。
1回の充電でどれくらい使えますか。
公式値ではBSL1820M(18V-2.0Ah)で芝刈り約30分です。使用環境や蓄電池の状態で変わるため目安として扱ってください。
古い36Vの蓄電池は使えますか。
使えません。BSL3620、BSL3625、BSL3626、BSL3660といった従来形の蓄電池は非対応です。使えるのはBSL18XXシリーズとマルチボルト蓄電池です。
低木の剪定にも使えますか。
別売のせんていブレードに交換すれば低木のせん定作業に使えます。ツールレスで交換できますが、太い枝や堅い枝を切る性能はありません。
関連ページ
生垣の刈込みが目的なら植木バリカン・ヘッジトリマ早見表を、雑草や下草なら刈払機・草刈機早見表を参照してください。工具選び全体の流れは電動工具の選び方ガイドにまとめています。
出典
スペックはHiKOKI(工機ホールディングス)公式サイトの製品ページ(コードレス芝生バリカン CG1817DA、2026年8月26日確認)に基づいています。参考価格は同日時点の楽天市場の掲載情報です。
