CG36DBは、CG18DAと同じ230mmチップソーを、標準モードで1.8倍長く回し続けられる36V刈払機です。刈る面積が広く、途中で電池を替えたくない人に向きます。逆に「刈刃の切れ味そのもの」を求めるなら、刈刃255mmのCG36DCが上位にあります。
CG36DB/CG36DB(L)の要点
- ✓刈刃はチップソー外径230mm×刃数34。CG18DAと同一仕様
- ✓標準4,900min-1で約76分。同じ回転数のCG18DA(約42分)の1.8倍
- ✓質量は3.9kg(ループ)/4.2kg(両手)。CG18DAより500〜600g重い
- ✓マルチボルト蓄電池専用。BSL18XX・BSL14XXシリーズは使えない
- ✓公式は従来機CG36DAに対し振りにくさ約43%低減・約300g軽量化・最大回転数700min-1アップと説明
数値はいずれもHiKOKI公式製品ページに基づく2026年8月23日時点の情報です。
| 形名 | CG36DB(両手ハンドル)/CG36DB(L)(ループハンドル) |
|---|---|
| 電圧 | 36V(マルチボルト) |
| モーター | 直流モーター |
| 刈刃 | チップソー(外径230mm×内径25.4mm×刃数34) |
| 取付ねじ径 | 左M10 |
| 無負荷回転数 | エコ 3,500min-1/標準 4,900min-1/パワー 5,900min-1 |
| 機体寸法(全長×全高×全幅) | 1,800×414×620mm(両手)/1,800×225×300mm(ループ) |
| 質量 | 4.2kg(両手)/3.9kg(ループ)※蓄電池装着時。刈刃・飛散防護カバー・肩掛けバンドを含まず |
| 使用可能蓄電池 | マルチボルト蓄電池(残量表示付) |
| 付属蓄電池(WPZ) | BSL36B18X(36V-4.0Ah/18V-8.0Ah・冷却対応) |
| 充電器(WPZ) | UC18YDL2(冷却機能付)/約30分(実用充電)・約40分(満充電) |
| 1充電当たりの作業時間 | エコ 約121分/標準 約76分/パワー 約46分(BSL36B18X・無負荷) |
| 希望小売価格(税別) | (WPZ) 67,600円/(NN) 44,100円(両ハンドル共通) |
| 掲載カタログPDF | 2021年2月現在 |
18V機と正しく比べられるのは標準モードだけ
CG36DBとCG18DAはどちらも標準モードが4,900min-1で、刈刃も同じ230mm・刃数34です。この条件でのみ両者は同じ土俵に立ちます。連続運転時間はCG36DBが約76分、CG18DAが約42分で、その比は1.8倍です。
エコモードを並べると数字は大きく開きますが、これは公平な比較ではありません。CG36DBのエコは3,500min-1、CG18DAのエコは4,300min-1で、回転数が800min-1も違うためです。エコ同士(約121分/約51分)の2.4倍という差には、回転数を落とした分がそのまま含まれています。カタログの数字を並べるときは、モード名ではなく回転数を揃えて見るのが安全です。
上位のCG36DCとは刈刃径とモーターが違う
同じ36Vでも、CG36DCは刈刃がチップソー外径255mm・刃数40に大きくなり、モーターも直流ブラシレスに変わります。公式はCG36DCについて「CG36DBに比べ約1.6倍の高トルク」と説明しています。
ただし回転数は上がっていません。CG36DCのエコは3,000min-1でCG36DBの3,500min-1より低く、パワーも6,000min-1と5,900min-1からほぼ据え置きです。CG36DCは回転数ではなくトルクと刈刃径で刈るように振った設計で、その分だけ質量は4.7kg(両手)と0.5kg増え、本体のみの希望小売価格も税別58,600円と14,500円高くなります。
マルチボルト専用である点は事前に確認したい
CG36DBが使えるのはマルチボルト蓄電池(残量表示付)だけです。18VのBSL18XXシリーズは装着できません。HiKOKIの18V工具しか持っていない場合、CG36DB(NN)(本体のみ・税別44,100円)を買っても、別途マルチボルト蓄電池と対応充電器を用意しないと動かせない点に注意してください。18V資産をそのまま使いたいなら、選択肢はCG18DAになります。
🔋 CG36DBの蓄電池・充電器の互換情報
| 使える蓄電池 | マルチボルト蓄電池(残量表示付) |
|---|---|
| 使えない蓄電池 | BSL18XXシリーズ/BSL14XXシリーズ/BSL3620・BSL3625・BSL3626・BSL3660 |
| 使えないアダプタ | AC/DCアダプタ ET36A |
| (WPZ)の付属蓄電池 | BSL36B18X(36V-4.0Ah/18V-8.0Ah・冷却対応) |
| (WPZ)の付属充電器 | UC18YDL2(冷却機能付)/約30分(実用充電)・約40分(満充電) |
| (NN)の構成 | 本体のみ。蓄電池・充電器は別売 |
出典:HiKOKI公式 CG36DB製品ページ(2026年8月23日時点)。
⚠ 購入前に確認したいこと
- (NN)は本体のみです。マルチボルト蓄電池と充電器を別途用意する必要があります
- 質量4.2/3.9kgは刈刃・飛散防護カバー・肩掛けバンドを含まない数値です
- 公式の作業時間は無負荷運転時の目安で、実際に草を刈っている時間はこれより短くなります
- ナイロンコードカッタ(0033-6327)を使う場合は、ナイロンコード用の飛散防護カバー(377271)をセットで使う必要があります
- 掲載カタログPDFは2021年2月現在のものです。刈刃径255mmの上位機CG36DCが後から追加されているため、店頭在庫の世代を確認してください
CG36DBの購入先と参考価格
よくある質問
CG36DBは18Vの蓄電池では動きませんか?
動きません。使用可能蓄電池はマルチボルト蓄電池(残量表示付)のみで、BSL18XXシリーズ・BSL14XXシリーズ・BSL3620・BSL3625・BSL3626・BSL3660はいずれも使用できません。AC/DCアダプタET36Aも使用できません。18Vの蓄電池を活かしたい場合は、BSL18XXシリーズとマルチボルトの両方が使えるCG18DAが選択肢になります。
CG36DBとCG36DCはどちらを選ぶべきですか?
刈刃の大きさとモーターが違います。CG36DBはチップソー外径230mm・刃数34で直流モーター、CG36DCは外径255mm・刃数40で直流ブラシレスモーターです。公式はCG36DCを「CG36DBに比べ約1.6倍の高トルク」と説明しています。太い草やササを刈るならCG36DC、質量4.2kgより軽く済ませたい・本体のみ税別44,100円に抑えたいならCG36DBです。
CG36DBとCG36DB(L)の違いは何ですか?
操作ハンドルの形状と質量、機体寸法です。CG36DBは両手ハンドルで4.2kg・1,800×414×620mm、CG36DB(L)はループハンドルで3.9kg・1,800×225×300mmです。希望小売価格は(WPZ)67,600円・(NN)44,100円とどちらも同額のため、作業する場所の広さと取り回しで選びます。
1充電でどれくらい作業できますか?
BSL36B18X(4.0Ah)使用時の目安として、公式はエコ約121分・標準約76分・パワー約46分としています。いずれも無負荷運転時の参考値で、実際に草を刈っている時間はこれより短くなります。材料や条件によっても変わります。
関連ページ
▶ 18V版との比較: HiKOKI CG18DA/CG18DA(L)|3.4kgの18V刈払機
▶ 現行モデルの一覧: HiKOKI 充電式刈払機・草刈機 早見表
▶ 使える蓄電池を調べる: HiKOKI マルチボルト蓄電池 早見表
▶ 付属充電器の詳細: HiKOKI UC18YDL2|冷却機能付きの急速充電器
▶ 工具カテゴリの索引: 電動工具ガイド
出典
・HiKOKI公式 コードレス刈払機:CG36DB/CG36DB(L)(2026年8月23日確認)
・HiKOKI公式 コードレス刈払機:CG36DC(2026年8月23日確認)
・HiKOKI公式 コードレス刈払機:CG18DA(2026年8月23日確認)
