CS1825DCは、ガイドバー250mmの18Vコードレスチェンソーです。36V機のCS3625DCと同じ250mmバー・同じチェン形式でありながら質量2.7kgと0.4kg軽く、本体価格も約1万円安い。「マルチボルトも18Vスライド式も両方使える」現行唯一の250mm機です。
- ✓ガイドバー250mm・チェン形式90PX-40E・刃のピッチ3 8インチ。36V機CS3625DCと切断部は共通
- ✓質量2.7kgは250mmクラスで最軽量。CS3625DCより0.4kg軽い
- ✓チェンスピード11.9〜12.1m 毎秒クラス(公式値12.1m 毎秒=730m 毎分)
- ✓マルチボルト蓄電池と18Vスライド式(BSL18XXシリーズ)の両方に対応
- ✓2.0Ahでの作業量は杉角材50×50mmで約160カット。容量の大きい蓄電池を使えば伸びる
- ✓本体のみ(NN)は希望小売価格34,700円(税別)で、CS3625DCより9,300円安い
本記事の数値は工機ホールディングス(HiKOKI)公式サイトの製品仕様に基づく、2026年8月26日時点のものです。
CS1825DC の基本スペック
| モーター | 直流ブラシレスモーター |
|---|---|
| ガイドバー長さ | 250mm |
| チェン形式 | 90PX-40E |
| 刃のピッチ | 3 8インチ |
| チェンスピード | 12.1m 毎秒(730m 毎分) |
| チェンオイルタンク容量 | 70mL |
| 給油方式 | 自動給油 |
| 機体寸法(全長×全高×全幅) | 514×194×184mm |
| 質量 | 2.7kg |
| 振動3軸合成値 | 2.5m 毎秒² |
| 使用可能蓄電池 | マルチボルト蓄電池(残量表示付)、スライド式リチウムイオン電池18V |
| 標準蓄電池/電圧-容量 | BSL1820M / 18V-2.0Ah |
| 充電器 | UC18YSL3 |
| 1充電あたりの作業量(目安) | 杉角材50×50mm で約160カット(BSL1820M・18V 2.0Ah) |
| 希望小売価格(税別) | 本体のみ(NN)34,700円/セット(BC)48,700円 |
36V機との差は「切断力」ではなく「持続力と重さ」
CS1825DCとCS3625DCは、ガイドバー長さ・チェン形式・オイルタンク容量が同じです。公式仕様で差が出るのは次の4点だけで、切れる太さそのものは変わりません。
| 項目 | CS1825DC(18V) | CS3625DC(36V) | 差 |
|---|---|---|---|
| ガイドバー長さ | 250mm | 250mm | 同じ |
| チェン形式 | 90PX-40E | 90PX-40E | 同じ |
| チェンオイルタンク | 70mL | 70mL | 同じ |
| チェンスピード | 12.1m 毎秒 | 12.6m 毎秒 | 36Vが4%速い |
| 質量 | 2.7kg | 3.1kg | 18Vが0.4kg軽い |
| 機体全長 | 514mm | 528mm | 18Vが14mm短い |
| 1充電の作業量 | 約160カット(2.0Ah) | 約390カット(2.5Ah) | 36Vが2.4倍 |
| 使用可能蓄電池 | マルチボルト+18Vスライド式 | マルチボルトのみ | 18V機のほうが広い |
| 本体のみ 希望小売価格 | 34,700円 | 44,000円 | 18Vが9,300円安い |
つまりCS1825DCは、1回あたりの作業時間が短いかわりに、軽くて安くて電池の選択肢が広い機種です。標準のBSL1820M(18V-2.0Ah)で約160カットという数値は「2.0Ahのとき」の値なので、5.0Ah級のマルチボルト蓄電池を使えば作業量は大きく伸びます。
- CS1825DCはマルチボルト蓄電池(残量表示付)と18Vスライド式リチウムイオン電池(BSL18XXシリーズ)の両方で動きます。すでにHiKOKIの18V工具を持っている人は、手持ちの蓄電池をそのまま使えます。
- セット品(BC)の標準構成はBSL1820M(18V-2.0Ah)+UC18YSL3。作業量約160カットはこの2.0Ahでの目安値です。
- マルチボルト蓄電池BSL36A18Xを装着すると18V-5.0Ahとして動くため、2.0Ah比で作業量は伸びます。同じ蓄電池をCS3625DC・CS3630DBとも共用できます。
- 蓄電池の選び方は HiKOKI T-PWRバッテリー 横断比較 にまとめています。
- 本体のみ(NN)には蓄電池・充電器が付属しません。18V蓄電池を持っていない人はセット品(BC)と比較してください。
- 2.0Ahでの約160カットは、36V機(約390カット)の半分以下です。長時間の伐採作業が主目的なら電池容量を上げるか36V機を選んでください。
- ソーチェン90PX-40Eは消耗品です。目立て・交換の費用が継続的にかかります。
- キックバック(反発)による事故の危険があります。保護具を着用し、取扱説明書の作業姿勢に従ってください。
CS1825DC が向いている人
すでにHiKOKIの18V工具を持っていて、庭木の伐採や薪づくりを年に数回から月に数回のペースで行う人に向いています。250mmバーで直径20cm程度までは対応でき、2.7kgという質量は同クラスで最軽量です。逆に、1日通して連続で使う・直径30cmを超える幹を切るなら、CS3625DCや300mmのCS3630DBのほうが現実的です。枝払いだけなら1.5kgのミニチェンソーCS1810DDという選択もあります。
現行7仕様の位置づけは ハイコーキ 充電式チェンソー 早見表 で一覧にしています。
CS1825DC の購入先
※上記は広告リンクです。参考価格は取得時点のもので、変動します。
よくある質問
CS1825DC は手持ちの18Vバッテリーで使えますか?
使えます。HiKOKI公式の仕様では、CS1825DCの使用可能蓄電池はマルチボルト蓄電池(残量表示付)とスライド式リチウムイオン電池18V(BSL18XXシリーズ)の両方です。36V専用のCS3625DCと違い、18V工具のバッテリーをそのまま流用できます。
CS1825DC と CS3625DC はどちらを買うべきですか?
ガイドバー250mm・チェン形式90PX-40Eは共通で切れる太さは同じです。1日通して連続で使うならCS3625DC(約390カット)、軽さと価格と18Vバッテリーの流用を優先するならCS1825DC(2.7kg・本体34,700円税別)が妥当です。
1充電でどれくらい切れますか?
HiKOKI公式の目安では、BSL1820M(18V-2.0Ah)で杉角材50×50mmを約160カットです。これは2.0Ahでの値なので、容量の大きいマルチボルト蓄電池を使えば作業量は増えます。樹種や切断径によっても変わります。
直径何cmまで切れますか?
HiKOKIはガイドバー長さ250mmとしか公表しておらず、切断可能径そのものは公表していません。一般にガイドバー長さより細い幹が目安となるため、20cm前後までが実用範囲です。30cmを超える幹には300mmバーのCS3630DBが適します。
CS1825DC はプロ用ですか、DIY用ですか?
HiKOKI公式サイトでは園芸工具のコードレスチェンソーとして掲載されています。直流ブラシレスモーターを搭載し自動給油に対応する本格仕様ですが、250mmバー・2.7kgという構成は庭木の手入れや薪づくりといった用途を想定した中間クラスです。
出典
・工機ホールディングス(HiKOKI)公式サイト「コードレスチェンソー:CS1825DC」製品仕様(2026年8月26日閲覧)
・工機ホールディングス(HiKOKI)公式サイト「CS3625DC」「CS3630DB / CS3635DB」「CS1810DD」「CS1210DD」各製品仕様(2026年8月26日閲覧)
・参考価格は楽天市場の掲載価格(2026年8月26日時点)
▶ 電動工具全体の選び方は 電動工具の選び方 完全ガイド にまとめています。
