HiKOKI WH10DCL|全長280mm・1.0kgの10.8Vコーナインパクトドライバ

HiKOKI WH10DCL 10.8Vコードレスコーナインパクトドライバのイラスト(L字ヘッドの六角軸ビットホルダー)

WH10DCLは、質量1.0kg・全長280mmという小ささを最優先した10.8Vのコーナインパクトドライバです。ヘッドが本体軸に対して直角に曲がった形状で、天井裏・床下・什器の内側など、正面から工具を差し込めない場所のビス締め専用機として使います。

この記事の要点

  • 全長280mm×ヘッド高さ53mm×センタハイト18.5mm・質量1.0kgで、コーナインパクトとしては最軽量クラス
  • 最大締付トルクは30N・m。小ねじ4〜8mm/普通ボルトM4〜M10/高力ボルトM4〜M8までが締付能力
  • 電源は10.8VのBCL1030C(3.0Ah)。充電器UC10SL2で約60分と、18V世代(約19〜25分)より充電は明確に遅い
  • 1充電当たりの作業量はナゲシビス4.0×50mm(杉材)で約250本。長時間の連続作業より、狭所の要所作業に向く

本記事のスペックはHiKOKI公式製品ページの仕様表にもとづく2026年9月10日時点の値です。

HiKOKI WH10DCL 主要スペック(2026年9月10日時点・メーカー公式値)
電圧10.8V
最大締付トルク30N・m(306kgf・cm)
回転数0〜2,100min-1(回/分)
打撃数0〜3,000min-1(打撃/分)
締付能力小ねじ4〜8mm/普通ボルトM4〜M10/高力ボルトM4〜M8
六角軸二面幅6.35mm
機体寸法全長280mm×ヘッド高さ53mm×センタハイト18.5mm
質量1.0kg(蓄電池装着時)
蓄電池BCL1030C(10.8V-3.0Ah)
充電器UC10SL2/充電時間 約60分
本体のみの設定あり(WH10DCL(NN)・希望小売価格 税別32,800円)
セット価格WH10DCL(LMSK) 税別44,800円(3.0Ah電池・充電器・ケース付)
発売時期HiKOKI公式製品ページに記載なし
目次

WH10DCLの特徴

1.0kgという軽さが効く場面

コーナインパクトは頭上や身をかがめた姿勢で使うことが多く、質量がそのまま疲労に直結します。WH10DCLは蓄電池装着時で1.0kg。18VのWH18DYA(1.9kg)のほぼ半分で、片手で長く保持できるのが最大の利点です。全長280mmも取り回しに効きます。

30N・mの締付能力と作業量

最大締付トルクは30N・m、回転数0〜2,100min-1、打撃数0〜3,000min-1。1充電当たりの作業量はナゲシビス4.0×50mm(杉材)で約250本が公式の目安値です。連続で大量に打つ工具ではなく、他の工具が入らない要所を片付けるための道具と考えると選定を誤りません。

最大締付トルクの比較(N・m・メーカー公式値)WH10DCL(10.8Vコーナ)30WH18DYA(18Vコーナ)50WH14DB(一般インパクト・参考)167

出典: HiKOKI公式製品ページの仕様値(2026年9月10日確認)

10.8V専用という制約

蓄電池はBCL1030C、充電器はUC10SL2で充電時間は約60分。18Vやマルチボルトの電池は使えません。HiKOKIの電池・充電器の体系はHiKOKI充電器ラインアップにまとめています。

バッテリー互換情報(WH10DCL)

  • 蓄電池: BCL1030C(10.8V-3.0Ah)
  • 充電器: UC10SL2/充電時間 約60分
  • 10.8Vクラス専用。18V・マルチボルト蓄電池とは互換がなく、18V資産は流用できない
  • 18V資産を活かしたい場合は同じコーナ形状のWH18DYAが対応機になる

⚠ 購入前に確認したい点

  • 充電時間は約60分。予備電池なしでは作業が止まりやすい
  • センタハイトは18.5mmで、18VのWH18DYA(16.5mm)よりわずかに高い。壁際ぎりぎりの用途では逆転する
  • 1充電当たりの作業量はナゲシビス4.0×50mm(杉材)で約250本が公式の目安値。材料と条件で変わる

ほかの選択肢と比べる

18Vの電池を共用したいならWH18DCのような標準形インパクトに加え、コーナ形状ではWH18DYAが対応機です。工具全体の選び方は電動工具の選び方ガイドを参照してください。

WH10DCLの購入先

価格は変動します。以下は2026年9月10日時点で取得した参考価格です。

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よくある質問

WH10DCLの電池は18V機と共用できますか?

できません。WH10DCLの蓄電池はBCL1030C(10.8V-3.0Ah)で、充電器もUC10SL2専用です。HiKOKIの18V(BSL18xxシリーズ)やマルチボルト蓄電池とは互換がありません。18V資産を活かしたい場合は、同じコーナ形状のWH18DYAが選択肢になります。

30N・mで足りますか?

用途によります。締付能力は小ねじ4〜8mm、普通ボルトM4〜M10、高力ボルトM4〜M8です。造作ビスや設備の小ねじ締めなら足りますが、太径のコーススレッドを大量に打つ用途では力不足を感じます。

WH18DYAとの違いは何ですか?

質量が1.0kg対1.9kg、全長が280mm対361mm、最大締付トルクが30N・m対50N・mです。ただしセンタハイトはWH10DCLが18.5mm、WH18DYAが16.5mmで、壁面への寄せやすさは18V機のほうが有利です。軽さと取り回しならWH10DCL、電池共用と締付力ならWH18DYAです。

出典

HiKOKI(工機ホールディングス)公式製品ページ「コードレスコーナインパクトドライバ WH10DCL」https://www.hikoki-powertools.jp/products/powertools/li-ion-drill/wh10dcl/wh10dcl.html(2026年9月10日確認)

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この記事を書いた人

モノ図鑑編集部です。電動工具の型番スペックをメーカー公式情報で確認し、図鑑形式で比較できるよう整理しています。実務での使い勝手とバッテリー互換性を重視する編集方針です。

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