VR001G は、生コンの締固め工程を担当する 40Vmax のフレキタイプ充電式コンクリートバイブレータです。モータ部の標準小売価格は26,500円(税別)で、フレキシブルシャフトと振動部は別売。深基礎の締固めから高さ調整まで、2つのモードで振動数を切り替えて使い分けます。
この記事の要点
- ✓振動数は標準12,000min-1/パワー15,500min-1の2モード切替
- ✓公式は自社AC機比で作業スピード約15%アップとしている
- ✓振動部径はφ28・φ32・φ38の3タイプ、シャフト長も3タイプから選べる(いずれも別売)
- ✓質量2.3kg(BL4040装着・シャフト非装着時)、モータ部の寸法は282×112×258mm
- ✓標準小売価格は VR001GZ で26,500円(税別)。モータ部のみ・シャフト別売・バッテリ別売・充電器別売
数値はすべてマキタ公式サイトの製品ページに基づく2026年8月30日時点の内容です。
VR001G の主要スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| モデルNo | VR001G(モータ部のみの品番は VR001GZ) |
| 形式 | フレキタイプ |
| 電源 | 直流36V(40Vmax) |
| 振動数 | 12,000min-1(標準モード)/15,500min-1(パワーモード) |
| 振動3軸合成値 | 4.9m/s2(EN60745-2-12規格に基づき測定) |
| 本機寸法(モータ部のみ) | 長さ282mm/幅112mm/高さ258mm |
| 質量 | 2.3kg(BL4040装着・フレキシブルシャフト非装着時) |
| 標準付属品 | スパナ8 |
| 機能 | ハイパワーブラシレスモータ/パワー切替2段階/定回転制御/防じん・防水 APT IP56(バッテリもIP56) |
| 標準小売価格 | VR001GZ 26,500円(税別・モータ部のみ/シャフト別売/バッテリ別売/充電器別売) |
2つのモードで、作業時間は最大2倍近く変わる
VR001G の1充電作業量は、モードとバッテリの組み合わせで大きく動きます。公式はフレキシブルシャフト28-0.8を装着した条件で、モードごと・バッテリごとに数値を分けて公表しています。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 標準モード(12,000min-1) | BL4025:約38分/BL4040:約1時間/BL4050F:約1時間15分 |
| パワーモード(15,500min-1) | BL4025:約28分/BL4040:約45分/BL4050F:約56分 |
1充電作業量(フレキシブルシャフト28-0.8装着時)
数値はマキタ公式の目安値。オレンジは標準モード、チャコールはパワーモード。バッテリの充電状態や作業条件によって変わります。
同じ BL4040 でも、標準モードなら約1時間、パワーモードなら約45分です。深基礎や広範囲を一気に締め固めるならパワーモード、基礎の高さ調整のような繊細な作業なら標準モード、という公式の使い分けをそのまま作業計画に落とすと、バッテリの本数を見積もりやすくなります。
シャフトと振動部は別売。組み合わせは3×3
VR001GZ の26,500円(税別)はモータ部のみの価格です。作業するにはフレキシブルシャフトが要ります。公式は振動部径をφ28mm・φ32mm・φ38mmの3タイプ、シャフト長も3タイプ用意しており、現場の配筋の密度やスラブ厚に合わせて選ぶ構成になっています。カタログの1充電作業量が「φ28mm-0.8m装着時」で統一されているのは、この最小構成が基準になっているためです。太径のφ32・φ38を選べば負荷が上がるぶん、作業量の目安は短くなると考えるのが自然です(公式は太径での作業量を公表していません)。
その他、ロックオンボタンでトリガを引いたままの連続作業ができ、別販売品のショルダーベルトも取り付けられます。コンクリートの侵入を防ぐスイッチカバーも用意されています。
🔋 VR001G のバッテリ互換情報
- 推奨(◎):BL4040/BL4040F/BL4050F/BL4080F/BL4080H
- 使用可(○):BL4020/BL4025
- 対応ポータブル電源(◎):PDC01/PDC1200
- BL4050F・BL4080F・BL4080H を使うときは、別販売品の高容量バッテリ用カバー A-74603 が必要
- PDC1200・PDC01 を使うときは、別販売品のポータブル電源用カバー A-74619 が必要
※公式表では BL4020・BL4025 が「○(使用可)」、BL4040以上が「◎(推奨)」と区別されています。同じ40Vmaxでも VL001G(スクリード)は全機種が◎表記なので、2機種で表記が違う点に注意してください。
⚠ 振動3軸合成値をスクリードと引き算しないでください
VR001G の4.9m/s2は EN60745-2-12、VL001G(スクリード)の8.6m/s2は EN62841-1 と、測定規格が異なります。規格が違う数値どうしを引き算して「約1.8倍」と語ることはできません。同じ工程の同じ規格で測られた機種どうしを比べるのが原則です。
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本体のみ(VR001GZ)とフレキシブルシャフト付きセット(VR001GZAS)は別物です。型番を確認してから購入してください。
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よくある質問
VR001GZ を買えばすぐ使えますか?
使えません。VR001GZ はモータ部のみの品番で、フレキシブルシャフト・バッテリ・充電器はいずれも別売です。シャフト付きのセット品(VR001GZAS など)も流通しているので、購入前に構成を確認してください。
標準モードとパワーモードはどう使い分けますか?
公式はパワーモード(15,500min-1)を深基礎や広範囲の作業、標準モード(12,000min-1)を基礎の高さ調整や繊細な作業に割り当てています。作業量の目安は BL4040 でパワー約45分、標準約1時間です。
AC電源のバイブレータと比べてパワーは足りますか?
マキタ公式は自社のAC機比で作業スピード約15%アップとしています。40Vmax仕様とハイパワーブラシレスモータ、定回転制御の組み合わせで、バッテリ容量が減っても振動数が安定するとされています。
雨の日や泥はねの多い現場でも使えますか?
本機・バッテリともに防じん防水保護等級IP56(APT)に対応しています。ただし公式も「故障しないことを保証するものではない」と注記しているため、コンクリートの侵入を防ぐバッテリカバーやスイッチカバーの併用が前提になります。
出典
マキタ公式サイト 製品ページ VR001G(充電式コンクリートバイブレータ)。2026年8月30日に確認しました。
