パナソニック→HiKOKI 乗り換え型番対応表|主要4カテゴリの同等機を公式スペックで対応づけ【2026年9月28日時点】

パナソニックEZ1PD1・EZ1DD1・EZ79A3・EZ75A8からHiKOKI WH18DC・DS18DC・DV18DC・WR18DHへの乗り換え型番対応表のイラスト

パナソニックの電動工具はマキタへ移管されますが、乗り換え先をHiKOKIにする選択もあります。HiKOKIを選ぶ理由は1つで、同じ電池が18V機と36V機の両方で使えるマルチボルト方式だからです。このページは、パナソニック現行機とHiKOKI 18V機の同等機を対応づけた早見表です。数値は両社公式の仕様値だけを使い、主要4カテゴリに絞りました。

このページの要点

  • ✓ パナソニックの主力4カテゴリに対して、HiKOKI 18V機の同等機を1対1で対応づけ
  • ✓ HiKOKI側の数値はHiKOKI公式の製品ページ、パナソニック側は当サイトのパナ→マキタ対応表で公式確認した値の再掲
  • ✓ 締付けトルクはHiKOKIがやや高い一方、パナ機は全長が短く軽い傾向
  • ✓ バッテリー・充電器に互換はないため、乗り換えは電池ごとの入れ替えになる
  • ✓ HiKOKIのマルチボルト蓄電池は18V機にも36V機にも使えるので、先に上位機へ伸ばす余地がある

本ページのHiKOKI側の仕様値・価格は2026年9月28日時点でHiKOKI公式サイトを確認したものです。パナソニック側は2026年8月9日にパナソニック公式サイトで確認した値を再掲しています。仕様や品番は改定される場合があります。

目次

対応表の作り方と前提

「同等機」は、先端形状(チャック方式・角ドライブ)と用途が最も近いHiKOKI 18V機を選んでいます。パナソニックの現行主力は14.4V/18V両用の「デュアル」機なので、比較相手もHiKOKIの18V対応機に揃えました。HiKOKIには36Vのマルチボルト専用機もありますが、まずは同クラスの18Vで並べています。マキタ側の対応表はパナソニック→マキタ 乗り換え型番対応表にまとめてあります。どちらへ寄せるかは、パナソニックからの乗り換え先はマキタかHiKOKIかで整理しました。

数値は各社が公表している条件がそろっていない項目があります。HiKOKIの質量は、マルチボルト蓄電池BSL36A18Xを装着した状態の値です。パナソニックは18V 5.0Ah装着時の値を載せています。カタログ値の優劣がそのまま現場の使いやすさではない点はご承知おきください。

カテゴリ別 乗り換え型番対応表

カテゴリパナソニック 現行機パナソニック 主要仕様HiKOKI 同等機(18V)HiKOKI 主要仕様乗り換え時の注意
インパクトドライバーEZ1PD1(14.4V/18V両用)最大155N・m(18V強)/0〜2,700回転・0〜4,100打撃/全長98mm/1.5kgWH18DC最大180N・m/パワーモード0〜3,400回転・0〜4,000打撃/全長116mm(ヘッド長114mm)/1.6kg/本体のみ30,000円(税別)トルクはHiKOKIが約16%上。全長はパナが18mm短い。HiKOKIは5モード切替とIP56を備える
ドリルドライバーEZ1DD1(14.4V/18V両用)キーレスチャックφ1.5〜13mm/剛性体50N・m(18V低速)/0〜1,800回転/全長160mm/1.85kgDS18DCキーレスチャック13mm/最大トルク 低速140N・m・高速105N・m/0〜500・0〜2,000回転/全長190mm/2.5kg(サイドハンドル除く)/本体のみ46,300円(税別)同じ重さのクラスではない。DS18DCは構造用ビス向けの高トルク機で650g重い。軽さを優先するならHiKOKI側の別機種DS18DEを見る
振動ドリル&ドライバーEZ79A3(14.4V/18V両用)打撃0〜32,300回/0〜1,800回転/全長192mm/2.05kgDV18DCモルタル穴あけ20mm/打撃 低速0〜7,500・高速0〜30,000回/0〜500・0〜2,000回転/全長190mm/2.5kg/本体のみ47,600円(税別)高速側の打撃数はほぼ互角。質量はパナが450g軽く、HiKOKIは穴あけ能力が上
インパクトレンチEZ75A8(14.4V/18V両用)角ドライブ□12.7mm/最大280N・m(18V)/0〜2,500回転/全長143mmWR18DH角ドライブ□12.7mm/最大締付け310N・m・最大ゆるめ550N・m/0〜2,800回転・打撃0〜4,000/全長144mm/2.0kg/本体のみ37,000円(税別)角ドライブが同じで全長差1mm。4カテゴリで最も置き換えやすい組み合わせ
バッテリー・充電器18V LJタイプ電池パックパナソニック専用BSL36A18X ほか18V(BSL18XXシリーズ)BSL36A18Xは36V-2.5Ah/18V-5.0Ahの自動切替。急速充電器UC18YDL2で実用充電約19分・満充電約25分相互互換なし。ただしHiKOKI側は同じ電池を36V機にも使える

価格はいずれも本体のみ(NN仕様)の希望小売価格・税別です。電池と充電器は別売のため、パナソニックから移る場合は本体+電池+充電器をひと揃いで見積もってください。

数字で見ると「パナは短く、HiKOKIは力が上」

4カテゴリを並べると傾向がはっきりします。全長はパナソニック機が短く、締付けトルクはHiKOKI機が上です。インパクトドライバーでは全長18mm・トルク25N・mの差が出ます。インパクトレンチでは全長1mm・トルク30N・mの差です。狭所作業の多い設備系ではパナ機の取り回しを失う点が実感しやすいので、そこだけは事前に確認しておくと安全です。

同等機どうしの全長比較(mm・短い順)パナ EZ1PD198mmHiKOKI WH18DC116mmパナ EZ75A8143mmHiKOKI WR18DH144mmパナ EZ1DD1160mmHiKOKI DS18DC190mmパナ EZ79A3192mmHiKOKI DV18DC190mm

黄=パナソニック現行機/オレンジ=HiKOKI同等機。数値は各社公式サイトの仕様表より。

バッテリー互換情報

  • パナソニックの18V LJタイプ電池パックはHiKOKI機に装着できません(両社とも自社専用)。
  • HiKOKI側で使えるのはマルチボルト蓄電池(BSL36A18Xなど)と18VのBSL18XXシリーズです。
  • BSL36A18Xは36V-2.5Ah/18V-5.0Ahを自動で切り替えるため、同じ電池で18V機も36V機も動かせます。
  • 急速充電器UC18YDL2での充電時間は実用充電 約19分/満充電 約25分(BSL36A18X・公式値)。
  • 従来のBSL3620/3625/3626/3660およびBSL14XXシリーズは使用できません(HiKOKI公式の注記)。

⚠ 対応表を使うときの注意

この表は主要4カテゴリだけを対象にしています。パナソニックのハンマードリル・レシプロソー・マルチツールについては本ページでは扱っていません。また「同等機」はカタログ値が近い機種という意味で、モード数・グリップ形状・付属品は各社で異なります。ドリルドライバーのDS18DCはパナEZ1DD1より650g重い高トルク機で、同じ感覚では使えない点にご注意ください。

購入先

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価格は変動します。本文の金額は各社公式の希望小売価格(税別・本体のみ)で、販売店の実売価格とは異なります。

よくある質問

パナソニックの18VバッテリーはHiKOKIの工具に使えますか?

使えません。パナソニックの18V LJタイプ電池パックはパナソニック専用です。HiKOKI機が対応するのは、マルチボルト蓄電池と18VのBSL18XXシリーズになります。乗り換えるときは本体・電池・充電器をひと揃いで入れ替える前提になります。

HiKOKIのマルチボルト蓄電池は18V機にも使えますか?

使えます。BSL36A18Xは36V-2.5Ahと18V-5.0Ahを自動で切り替えます。18V機にも36V機にも装着できる蓄電池です。先に18V機で乗り換えを始めて、あとから36Vの上位機を足しても電池を買い直さずに済みます。

乗り換えは一度に全部買い替える必要がありますか?

必要ありません。パナソニック機は、移管後もすぐ使えなくなるわけではありません。壊れた機種や更新時期が来た機種から、1台ずつ置き換えるのが現実的です。最初の1台は電池と充電器が付くセット品を選ぶと、2台目以降は本体のみで足ります。

あわせて読みたい

マキタへ乗り換える場合の同等機は、パナソニック→マキタ 乗り換え型番対応表に分けてあります。どちらのメーカーを選ぶかで迷うなら、乗り換え先はマキタかHiKOKIかが判断の入口です。手持ちのEZ9L系バッテリーの扱いは移管後のバッテリー、買い替え時期の見極めは今買っても大丈夫かを参照してください。

出典

HiKOKI側の仕様値・希望小売価格は、工機ホールディングス「HiKOKI」公式サイトの各製品ページ(コードレスインパクトドライバ WH18DC/コードレスドライバドリル DS18DC/コードレス振動ドライバドリル DV18DC/コードレスインパクトレンチ WR18DH)を2026年9月28日に確認しました。パナソニック側の数値はパナソニック→マキタ 乗り換え型番対応表からの再掲です。2026年8月9日にパナソニック公式サイトから取得した値になります。移管そのものの経緯はパナソニックの電動工具バッテリーは移管後どうなる?に、工具選び全体の流れは電動工具の選び方ガイドにまとめています。