マキタ TW302D vs TW300D|違いは角ドライブ9.5対12.7mm・275対300N・m・質量1.7対1.8kgの7点【2026年比較】

マキタ TW302DとTW300Dの比較|18V充電式インパクトレンチのイラスト

TW302DとTW300Dは、回転数・打撃数・締付け能力・パワー切替4段階・本体の幅81mm×高さ246mmまで共通の18V機。実質的な差は角ドライブが9.5mm角か12.7mm角かの一点で、手持ちソケットの差込角に合う方を選べば間違いない。

この記事のポイント

  • 角ドライブは TW302D=9.5mm角/TW300D=12.7mm角。ここが選択の決め手
  • 最大締付けトルクは 275対300N・m。締付け能力(普通M10〜M20/高力M10〜M16)は同一
  • 回転数・打撃数・パワー切替4段階・APT・LEDライトはすべて共通
  • TW302Dが全長138mm・1.7kgと小さく軽い一方、振動は15.4対12.5m/s²でTW300Dが低い

本ページの数値は2026年8月6日時点のマキタ公式製品ページの公表値です。

目次

TW302D と TW300D スペック比較表

項目TW302DTW300D
角ドライブsq9.5mm12.7mm
最大締付けトルク275N・m300N・m
締付け能力普通ボルト M10〜M20/高力ボルト M10〜M16(共通)
回転数最速0〜3,200/強0〜2,600/中0〜1,800/弱0〜1,000 min-1(共通)
打撃数最速0〜4,000/強0〜3,400/中0〜2,600/弱0〜1,800 min-1(共通)
電源直流18V(共通)
全長138mm144mm
幅×高さ81mm×246mm(共通)
質量(バッテリ含む)1.7kg1.8kg
振動3軸合成値15.4m/s²12.5m/s²
1充電作業量(高力M16)約360本/1本約3秒約370本/1本約2.8秒
パワー切替/作業用モード4段階/3段階正逆転オートストップ+スイッチ全速モード(共通)
防じん・防水/LEDAPT/LEDライト搭載(共通)
本体のみ標準小売価格(税別)31,900円(TW302DZ)27,900円(TW300DZ)
セット品本体のみ(Z)のみ設定RGXセット(税別86,700円)あり

違いは7項目だけ

公式スペックを突き合わせると、両機で数値が異なるのは角ドライブ・最大締付けトルク・全長・質量・振動値・1充電作業量・本体価格の7項目のみです。締付け能力、回転数、打撃数、パワー切替、作業用モード、APT、幅・高さはすべて一致しています。

最大締付けトルクの差25N・mは全体の約8%で、締付け能力の表示(普通ボルトM10〜M20/高力ボルトM10〜M16)は両機とも同じ。「トルクが足りずに締まらない」という差にはなりにくいのが実情です。むしろ体感差が出るのは、9.5mm角と12.7mm角どちらのソケットを持っているかという一点です。

最大締付けトルク(N・m/大きいほど強い) TW302D 275 TW300D 300 振動3軸合成値(m/s²/小さいほど疲れにくい) TW302D 15.4 TW300D 12.5 質量(kg/小さいほど軽い・バッテリ含む) TW302D 1.7 TW300D 1.8

※各項目ごとに最大値を基準にした相対長。数値はマキタ公式製品ページの公表値(2026年8月6日時点)。

どちらを選ぶか

TW302Dを選ぶ理由は「手持ちのソケットが9.5mm角(3/8インチ)だから」の一点です。9.5mm角は足場・内装・設備配管まわりで使われる小径ソケットの規格で、既に一式そろえているなら変換アダプタを噛ませずに済みます。全長138mm・1.7kgと一回り小さいのも、狭所での取り回しでは効きます。

一方、ソケットをこれから買う・タイヤ交換や大径ボルトも視野に入れるならTW300Dです。12.7mm角(1/2インチ)はインパクトレンチ用ソケットの主流サイズで選択肢が圧倒的に多く、最大締付けトルクも300N・mと高い。振動値も12.5m/s²と低く、本体のみ標準小売価格も税別27,900円とTW302Dより4,000円安い。スペックと価格だけを見ればTW300Dが優位です。

バッテリー互換情報

両機ともマキタ18Vリチウムイオンバッテリーを共用します。BL1815N/BL1820B/BL1830B/BL1840B/BL1850B/BL1860Bが使用でき、充電器もDC18RF・DC18RD・DC18SDなど18V対応機を流用可能。すでにマキタ18Vシリーズを持っているなら、本体のみ(Zモデル)の購入でそのまま運用に入れます。

⚠ 注意点

  • 角ドライブが違うためソケットの互換性はありません。変換アダプタは使えますが、突き出し量が増えて狭所作業では不利になり、高トルク時の破損リスクも上がります。
  • TW302Dは本体のみ(TW302DZ)しか設定がありません。バッテリ・充電器・ソケットは別途必要です。
  • 振動値はTW302Dの方が高い(15.4対12.5m/s²)ため、長時間の連続作業が前提ならTW300Dの方が負担は軽くなります。

購入先

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よくある質問

TW302DとTW300Dのソケットは共用できますか?

できません。TW302Dは角ドライブ9.5mm角、TW300Dは12.7mm角で規格が異なります。市販の変換アダプタ(9.5→12.7など)を挟めば物理的には装着できますが、突き出し量が増えて狭所で不利になり、高トルクではアダプタ側が破損する可能性もあります。原則として角ドライブに合ったソケットを使ってください。

トルクの差25N・mは実作業で体感できますか?

マキタ公式の締付け能力表示は両機とも普通ボルトM10〜M20/高力ボルトM10〜M16で同一です。1充電作業量も高力ボルトM16で約360本(TW302D)対約370本(TW300D)とほぼ差がありません。25N・mの違いが作業可否を分ける場面は限定的と考えてよいでしょう。

バッテリーは同じものが使えますか?

はい。両機ともマキタ18Vリチウムイオンバッテリー(BL1815N〜BL1860B)を共用し、充電器もDC18RFなど18V対応機をそのまま使えます。すでにマキタ18V工具を持っているなら本体のみ(Zモデル)で導入できます。

関連ページ

出典

  • マキタ TW302D 製品ページ(makita.co.jp)2026年8月6日確認
  • マキタ TW300D 製品ページ(makita.co.jp)2026年8月6日確認
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この記事を書いた人

モノ図鑑編集部です。電動工具の型番スペックをメーカー公式情報で確認し、図鑑形式で比較できるよう整理しています。実務での使い勝手とバッテリー互換性を重視する編集方針です。

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