TW700D(18V)とTW007G(40Vmax)は、角ドライブ12.7mm・締付け能力・全長170mm・質量2.6kgまで同じ「600N・mクラス」の大型インパクトレンチ。差はバッテリープラットフォームと、そこから来る打撃数・防水等級・価格で、すでに18Vか40Vmaxどちらの資産を持っているかで決めるのが正解。
この記事のポイント
- ✓ 最大締付けトルクは600対650N・m。差は50N・m(約8%)で締付け能力表示は同一
- ✓ 打撃数は最速2,700対2,900min-1。40VmaxのTW007Gが全段で上回る
- ✓ TW007Gは防じん・防水がAPT+IP56(バッテリもIP56)と明記。TW700DはAPTのみ
- ✓ 本体のみ標準小売価格は税別39,500対43,900円。質量はどちらも2.6kgで同じ
本ページの数値は2026年8月6日時点のマキタ公式製品ページの公表値です。
TW700D と TW007G スペック比較表
| 項目 | TW700D(18V) | TW007G(40Vmax) |
|---|---|---|
| 電源 | 直流18V | 直流36V(40Vmax) |
| 角ドライブsq | 12.7mm(共通) | |
| 締付け能力 | 普通ボルト M10〜M24/高力ボルト M10〜M16(共通) | |
| 最大締付けトルク | 600N・m | 650N・m |
| 回転数(最速/強/中/弱) | 0〜2,200/1,900/1,200/500 min-1 | 0〜2,300/1,900/1,200/600 min-1 |
| 打撃数(最速/強/中/弱) | 0〜2,700/2,400/1,700/1,000 min-1 | 0〜2,900/2,700/1,900/1,200 min-1 |
| 振動3軸合成値 | 19m/s² | 19.7m/s² |
| 全長 | 170mm(共通) | |
| 幅×高さ | 81mm×276mm | 86mm×285mm |
| 質量(バッテリ含む) | 2.6kg(共通) | |
| 防じん・防水 | APT | APT/IP56(バッテリIP56) |
| パワー切替/作業用モード | 4段階/3段階正逆転オートストップ+スイッチ全速モード(共通) | |
| 本体のみ標準小売価格(税別) | 39,500円(TW700DZ) | 43,900円(TW007GZ) |
| セット品(税別) | RGX 98,300円(BL1860B×2・DC18RF) | RDX 103,300円(BL4025×2・DC40RA) |
数値で見る3つの差
※各項目ごとに最大値を基準にした相対長。数値はマキタ公式製品ページの公表値(2026年8月6日時点)。
トルク差は50N・m(約8%)ですが、締付け能力の表示は両機とも普通ボルトM10〜M24/高力ボルトM10〜M16で同一です。実作業で効いてくるのはむしろ打撃数で、TW007Gは最速2,900・強2,700・中1,900・弱1,200min-1と全段でTW700Dを上回ります。同じ本数を締めるなら40Vmax機の方がテンポは速くなります。
どちらを選ぶか
すでにマキタ18Vの本体・バッテリーを何台も持っているならTW700Dです。本体のみ(TW700DZ)が税別39,500円と4,400円安く、手持ちのBL1860Bをそのまま挿せます。1充電作業量も高力ボルトM16(F10T)で約290本と公表されており、大量の締付けを1本のバッテリーでこなせます。
これから40Vmaxで揃える・粉じんや水濡れの多い現場で使うならTW007Gです。打撃数が全段で上回るうえ、防じん・防水がAPTに加えてIP56(バッテリもIP56)と等級で明記されているのは40Vmax機ならでは。幅86mm・高さ285mmとわずかに大きくなりますが、質量はどちらも2.6kgで同じです。
バッテリー互換情報
TW700D(18V):マキタ18Vリチウムイオンバッテリー(BL1815N〜BL1860B)と18V充電器(DC18RF・DC18RD・DC18SDなど)を共用。RGXセットにはBL1860B(6.0Ah)2本とDC18RFが付属します。
TW007G(40Vmax):40Vmaxバッテリー専用で、公式の推奨バッテリはBL4020・BL4025・BL4040・BL4040Fが「推奨」、BL4050F・BL4080F・BL4080Hが「使用可」。充電器はDC40RAなど40Vmax対応機が必要で、18Vバッテリーは使えません。
⚠ 注意点
- 1充電作業量の本数を単純比較しないでください。公式値はTW700Dが約290本、TW007Gが約200本ですが、セット付属バッテリーの容量が6.0Ah(BL1860B)と2.5Ah(BL4025)で異なります。締付け時間はどちらも1本あたり約2.0秒です。
- 18Vと40Vmaxはバッテリー・充電器に互換性がありません。プラットフォームを跨ぐと充電器も買い足しになります。
- 振動3軸合成値はTW700D 19、TW007G 19.7m/s²といずれも高め。長時間の連続使用では休憩を挟んでください。
購入先
【PR】
マキタ(Makita) 充電式インパクトレンチ 18V 6.0Ah バッテリ2本・充電器・ケース付 TW700DRGX
参考価格: 67,360円(税込・2026年8月10日時点)
楽天で最新価格を見る【PR】本セクションにはアフィリエイト広告(楽天アフィリエイト・Amazonアソシエイト)を利用しています。
マキタ TW007GZ 40Vmax 充電式インパクトレンチ 本体のみ(バッテリ・充電器別売)
参考価格 31,038円(2026年8月3日 楽天市場で取得・税込/価格と在庫は変動します)
よくある質問
TW700Dの18VバッテリーをTW007Gに使えますか?
使えません。TW007Gは40Vmax専用機で、バッテリー・充電器ともに18Vシリーズとは互換性がありません。公式の推奨バッテリはBL4020・BL4025・BL4040・BL4040F、使用可がBL4050F・BL4080F・BL4080Hです。
トルク差50N・mで締められるボルトは変わりますか?
マキタ公式の締付け能力表示は両機とも普通ボルトM10〜M24/高力ボルトM10〜M16で同一です。50N・mの差で対応ボルトサイズが変わるわけではありません。差が出るのは打撃数(最速2,700対2,900min-1)による締め込みのテンポの方です。
1充電でTW700Dの方が多く締められるのですか?
公式の1充電作業量は高力ボルトM16(F10T)でTW700D約290本、TW007G約200本ですが、基準となるセット付属バッテリーの容量が6.0Ah(BL1860B)と2.5Ah(BL4025)で異なります。TW007Gも大容量のBL4040やBL4080Hを使えば作業量は伸びるため、この数値だけで持ちを比べることはできません。
関連ページ
- マキタ TW700D|18V充電式インパクトレンチ 600N・mのスペック・特徴
- マキタ TW007G|40Vmax・650N・m コンパクトインパクトレンチのスペック
- マキタ 18Vと40Vmaxの違い
- 充電式インパクトレンチ おすすめ・トルク早見表(用途別比較)
- 電動工具の選び方 完全ガイド
出典
- マキタ TW700D 製品ページ(makita.co.jp)2026年8月6日確認
- マキタ TW007G 製品ページ(makita.co.jp)2026年8月6日確認
