AW14DBLとAW18DBLの主な違いは3点です。載せる蓄電池の電圧クラス(14.4V対18Vマルチボルト)、1充電当たりの作業量(約42〜90L対約48〜107L)、質量(5.0kg対5.2kg)。それ以外の洗浄性能はHiKOKI公式仕様表で完全に同じ値です。どちらを選ぶかは洗浄力ではなく、手持ちの蓄電池で決まります。
先に結論
- ✓吐出圧力0.5〜2.0MPa・吐出水量0.5〜1.2L/min・タンク8L・寸法302×254×473mmは2機種とも同値
- ✓1充電作業量は約42〜90L 対 約48〜107LでAW18DBLが最大側で約19%多い
- ✓質量は5.0kg 対 5.2kgでAW14DBLが0.2kg軽い
- ✓本体のみの希望小売価格差は1,500円、セットでは6,400円(いずれも税別)
- ✓蓄電池は相互に使えないが、充電器UC18YDL2は2機種で共通
本ページの仕様はHiKOKI公式製品ページ 2026年9月2日時点の掲載値、参考価格は2026年9月2日時点の楽天市場の掲載情報です。
AW14DBL と AW18DBL の全項目比較
| 項目 | AW14DBL | AW18DBL | 差 |
|---|---|---|---|
| 電圧クラス | 14.4V | 18V(マルチボルト) | 異なる |
| 指定蓄電池 | BSL1460(14.4V-6.0Ah) | BSL36A18X(36V-2.5Ah/18V-5.0Ah) | 異なる |
| 公称電力量 | 86.4Wh | 90Wh | +3.6Wh |
| 吐出圧力 | 0.5〜2.0MPa | 0.5〜2.0MPa | 同じ |
| 吐出水量 | 0.5〜1.2L/min | 0.5〜1.2L/min | 同じ |
| 許容水温 | 40℃以下(水道水のみ) | 40℃以下(水道水のみ) | 同じ |
| 給水方法 | タンク/水道接続/溜め水 | タンク/水道接続/溜め水 | 同じ |
| タンク容量 | 8L | 8L | 同じ |
| 1充電作業量 | 約42〜90L | 約48〜107L | 最大側+17L |
| 本体寸法 | 302×254×473mm | 302×254×473mm | 同じ |
| 質量(蓄電池装着時) | 5.0kg | 5.2kg | +0.2kg |
| 充電時間(UC18YDL2) | 約30分 | 約25分 | −5分 |
| 本体のみ 希望小売価格 | 57,600円(税別) | 59,100円(税別) | +1,500円 |
| セット 希望小売価格 | 96,700円(LYP・税別) | 103,100円(LXPZ・税別) | +6,400円 |
違い①|蓄電池は相互に使えない。充電器だけは共通
AW14DBLの指定蓄電池はBSL1460(14.4V-6.0Ah・冷却対応)、AW18DBLはマルチボルトBSL36A18X(36V-2.5Ah/18V-5.0Ah)です。電圧クラスが違うため、この2本は相互に装着できません。2台持ちしても電池の共通化はできない点が、この比較で最も費用に効く一行です。
一方で充電器はどちらもUC18YDL2(冷却機能付)が指定されています。UC18YDL2は14.4V/18V/マルチボルトに対応するため、2機種を併用しても充電器は1台で足ります。
違い②|作業量の差は電力量の差より大きい
公称電力量は86.4Wh対90Whで差は約4.2%しかありません。ところが1充電作業量は最大側で約90L対約107L=約19%の差、最小側でも約42L対約48L=約14%の差があります。1Whあたりの吐出水量に直すと約1.04L対約1.19Lです。
HiKOKI公式はこの差の理由を明示していません。当サイトでは「容量差だけでは説明できない」という事実の指摘までにとどめ、原因の推測はしません。確実に言えるのは、同じUC18YDL2を使ったときAW18DBL側の蓄電池が5分早く満充電になる(約25分対約30分)ことです。
違い③|軽いのはAW14DBL、ただし0.2kg
質量は蓄電池装着時で5.0kg対5.2kg。本体寸法302×254×473mmは同一なので、0.2kgの差はそのまま蓄電池の重さの差と読めます。5kg級を片手で持って移動する機種なので0.2kgは体感しうる幅ですが、1充電作業量17Lぶんの差と引き換えです。
結局どちらを買うべきか
| こんな方に | おすすめモデル | 選ぶポイント |
|---|---|---|
| HiKOKIの14.4V蓄電池(BSL1460など)を既に持っている | AW14DBL | 本体のみ57,600円(税別)で始められる。洗浄性能は18V機と同値 |
| 18Vまたはマルチボルト蓄電池を既に持っている | AW18DBL | 本体のみ59,100円(税別)。手持ちのBSL36A18Xがそのまま使える |
| HiKOKIの蓄電池を1本も持っていない | AW18DBL | これから増やす電池は18V/マルチボルト側のほうが対応工具が多い |
| 1充電で流せる水の量を最優先したい | AW18DBL | 最大側で約107L対約90L。給水回数と充電回数を減らせる |
| できるだけ軽い個体を持ち歩きたい | AW14DBL | 5.0kg対5.2kg。ただし差は0.2kgで寸法は同じ |
| 水道の来ている場所でしか使わない | どちらでも可 | 水道接続なら作業量の差は充電回数にしか効かない |
🔋 バッテリー互換の要点
- BSL1460(14.4V)とBSL36A18X(マルチボルト)は相互に使えません。2台持ちしても電池は共通化できません。
- 充電器UC18YDL2は14.4V/18V/マルチボルトに対応。2機種で1台に共通化できます。
- 充電時間はBSL1460が約30分、BSL36A18Xが約25分(いずれもUC18YDL2使用時)。
⚠ この比較を読むときの注意
- 公称電力量と作業量の比は当サイトが公式値から計算したものです。HiKOKI公式が発表している指標ではありません。
- 許容水温は2機種とも40℃以下・水道水のみ。井戸水・雨水・お湯は公式の想定外です。
- 吐出水量0.5〜1.2L/minは家庭用100V機(一般に5〜7L/min級)より大幅に少なく、広い面積を短時間で流す用途には向きません。
- 発売時期は両機ともHiKOKI公式製品ページに記載がなく、本記事では確認できていません。
別売部品は2機種で共通
| 品名 | コードNo. | 希望小売価格(税別) | 購入 |
|---|---|---|---|
| ワンタッチジョイント | 332080 | 540円 | Amazonで探す |
| 給水コネクタ | 332081 | 540円 | Amazonで探す |
| タンク組(※標準付属品) | 337302 | 2,900円 | Amazonで探す |
本体は別プラットフォームでも、消耗品と付属部品は共通です。タンク組(337302・2,900円税別)を予備で持てば、どちらの機種でも水源から離れた作業を伸ばせます。
2機種の購入先
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Amazonでは本体のみとセットが同じ型番で並ぶため、構成を必ず確認してください。
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よくある質問
AW14DBLとAW18DBLの洗浄力は違いますか?
HiKOKI公式仕様表の値では違いません。吐出圧力0.5〜2.0MPa、吐出水量0.5〜1.2L/min、タンク容量8L、本体寸法302×254×473mmはいずれも同値です。違うのは1充電当たりの作業量(約42〜90L対約48〜107L)と質量(5.0kg対5.2kg)の2点です。
蓄電池は2機種で使い回せますか?
使い回せません。AW14DBLは14.4VのBSL1460、AW18DBLはマルチボルトBSL36A18Xが指定で、電圧クラスが異なります。ただし充電器UC18YDL2は14.4V/18V/マルチボルトのいずれにも対応するため、充電器は1台に共通化できます。
価格差はどれくらいありますか?
本体のみ(NN)の希望小売価格は57,600円対59,100円で1,500円差、セットは96,700円(LYP)対103,100円(LXPZ)で6,400円差です(いずれも税別)。セット側の差は付属する蓄電池がBSL1460かBSL36A18Xかの違いによるものです。
これから買うならどちらですか?
HiKOKIの蓄電池を持っていないなら、対応工具の多い18V/マルチボルト側のAW18DBLが無難です。14.4Vの蓄電池と充電器を既に持っているなら、本体のみ57,600円(税別)で始められるAW14DBLが追加投資を最小にできます。
出典
- HiKOKI(工機ホールディングス)公式サイト「コードレス高圧洗浄機 AW14DBL / AW18DBL」製品ページ(仕様表・価格表・別売部品表、2026年9月2日確認)
- 参考価格は2026年9月2日時点の楽天市場の掲載情報
