HiKOKI CE18DYMA|業界初のコードレスMバーカッタ 2.5kg・刃先360°回転のスペック

HiKOKI CE18DYMA コードレスMバーカッタのイラスト(前方に切断ヘッド、スライド式18V蓄電池、電源コードなし)

天井下地のMバー・軽天材を、片手で押さえたまま4秒以下で切り落とすための専用機です。HiKOKIが2025年11月25日に発売したCE18DYMAは、同社が「業界初」とする充電式のコードレスMバーカッタで、切断能力はCW-19・CS-19・CW-25・CS-25の4種類。Cチャンネル(CC-19)は切れず、そちらは同時発売の別機種CE18DYCAが担当します。

この記事の要点

  • 2025年11月25日発売。HiKOKIが業界初とうたうコードレス電動Mバーカッタ
  • 切断能力はCW-19(19×50mm)・CS-19(19×25mm)・CW-25(25×50mm)・CS-25(25×25mm)、切断時間は4秒以下
  • 質量2.5kg(BSL1820M装着時)。刃先が360°回転し、天井裏の体勢でも刃を向けられる
  • 本体のみのNN仕様(税別41,000円)とセットのBH仕様(税別64,000円)の2本立て
  • Cチャンネル(CC-19)は切れない。そちらは兄弟機CE18DYCAの担当

本記事のスペックは2026年8月16日時点のHiKOKI公式製品ページおよびリチウムイオンコードレス製品一覧に基づいています。価格は税別の希望小売価格です。

目次

CE18DYMA スペック一覧

項目仕様
使用可能蓄電池マルチボルト蓄電池/18Vリチウムイオン電池(BSL18XXシリーズ)
モーター直流ブラシレスモーター
切断能力(適用材料)CW-19(19×50mm)/CS-19(19×25mm)/CW-25(25×50mm)/CS-25(25×25mm)
切断時間4秒以下
1充電当たりの作業量CS-19 約380カット/CW-19 約320カット/CS-25 約300カット/CW-25 約250カット(いずれも2.0Ah時)
最大トルク・回転数公式に記載なし(カッタのため打撃・回転の公表値は設定されていない)
質量2.5kg(BSL1820M装着時)
機体寸法(全長×全幅×全高)491×88×138mm(BSL1820M装着時)
付属蓄電池・充電器(BH仕様)BSL1820M(18V-2.0Ah)/UC18YDML(冷却機能付)
本体のみの設定あり(NN仕様・税別41,000円)/BH仕様は税別64,000円
発売時期2025年11月25日

設計の中心は「片手で押さえながら切る」

CE18DYMAの価値は切断スピードそのものより、もう一方の手が空くことにあります。公式が挙げる操作荷重はスイッチを押すだけで、部材を押さえながら片手で切断が完結します。手動のバーカッタや切断砥石を使う従来のやり方では、押さえる手と切る手の両方が塞がるか、火花と切粉の処理が必要でした。

切断時間は4秒以下。天井下地は1現場あたり数十〜数百カットが発生するため、1カットあたりの短縮そのものより、姿勢の負担が減ることの積み上げが効いてきます。

刃先が360°回転する

CE18DYMAは刃先が360°回転します。天井裏や梁下のように体を入れられない場所では、工具の向きではなく刃の向きだけを変えられるかどうかが作業可否を分けます。この機構は兄弟機のCE18DYCAには設定されておらず、CE18DYMA固有の装備です。Cチャンネル用のCE18DYCAとの使い分けは、HiKOKI CE18DYMA と CE18DYCA の比較で切断対象と質量を並べています。

LEDライトと大形フック

天井裏を想定した暗所作業向けにLEDライトを備え、仮置き用の大形フックが付きます。BH仕様には約20Lのツールバッグ(L)と急速充電器UC18YDMLが標準付属し、UC18YDMLはマルチボルト電池と10.8V電池の両方を充電できます。

CE18DYMAとCE18DYCAの数値差

同時発売の2機種は見た目が近いものの、切る対象も重さも違います。公式値を並べると差ははっきりしています。

CE18DYMA / CE18DYCA 本体質量(軽いほうが有利) BSL1820M装着時・kg CE18DYMA2.5kgCE18DYCA3.7kg
1充電当たりの連続作業量(2.0Ah時) カット数の目安・多いほうが有利 CE18DYMA CS-19約380カットCE18DYMA CW-25約250カットCE18DYCA CC-19約300カット
機体全長 mm・短いほうが取り回しやすい CE18DYMA491mmCE18DYCA514mm

質量差1.2kg、全長差23mm。切る材料が決まっている以上、この2機種は選択肢ではなく別工具と考えるのが実務的です。両方の下地材を扱う現場では2台持ちになります。

バッテリーと充電器はどれが使えるか

バッテリー・充電器の互換情報

  • 使用可能蓄電池はマルチボルト蓄電池18Vリチウムイオン電池(BSL18XXシリーズ)。すでにHiKOKIの18V機を持っているならNN仕様(本体のみ)が選べます。
  • 旧型のBSL3620/BSL3625/BSL3626/BSL3660は使用できません(公式明記)。36V世代でも旧シリーズは不可です。
  • BH仕様の付属電池はBSL1820M(18V-2.0Ah)。公式の1充電作業量はすべてこの2.0Ahでの参考値なので、容量の大きい電池を使えばカット数は伸びます。
  • 付属充電器はUC18YDML(冷却機能付)で、BSL1820Mの充電時間は実用充電 約15分/満充電 約20分。マルチボルト電池と10.8V電池も充電できます。
  • 充電器の型番差についてはHiKOKI 急速充電器 早見表に整理しています。

買う前に確認したい点

⚠ CE18DYMAの注意点

  • MバーカッタとCチャンネルカッタは互換ではありません。CE18DYMAでCC-19は切れず、CE18DYCAでCW/CS材を切る設定もありません。
  • 公式製品ページに騒音値(dB)の記載はありません。「静音」を数値で確認したい場合、本機については公表値が存在しない点をふまえてください。
  • 1充電当たりのカット数は2.0Ah電池での参考値で、材料や条件により変動すると公式が明記しています。カタログ値をそのまま現場の見積もりに使わないでください。
  • 希望小売価格(NN 税別41,000円/BH 税別64,000円)は予告なく変更される場合があります。

CE18DYMAの購入先

本体のみ(NN仕様)は実売で3万円を切る出品もあります。手持ちのマルチボルト電池を流用するならNN、初めてのHiKOKI 18V機ならBH仕様が現実的です。

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よくある質問

CE18DYMAでCチャンネル(CC-19)は切れますか?

切れません。CE18DYMAの切断能力はCW-19・CS-19・CW-25・CS-25の天井下地材(Mバー系)に限定されており、C形鋼のCC-19を切るには同時発売の別機種CE18DYCAが必要です。1台で両方を兼ねる設定はありません。

本体のみ(NN仕様)を買った場合、手持ちのマルチボルト蓄電池は使えますか?

使えます。CE18DYMAの使用可能蓄電池はマルチボルト蓄電池と18Vリチウムイオン電池(BSL18XXシリーズ)で、既にHiKOKIの18V機を持っていればNN仕様が選べます。ただし旧型のBSL3620・BSL3625・BSL3626・BSL3660は使用できません。

CE18DYMAとCE18DYCAはどちらが軽いですか?

CE18DYMAが軽く、BSL1820M装着時で2.5kgです。CE18DYCAは同条件で3.7kgあり、差は1.2kgあります。刃先が360°回転するのもCE18DYMAだけで、天井裏など体勢の自由が利かない場所ではこの差が効きます。

出典

・HiKOKI(工機ホールディングス)公式製品ページ「コードレスMバーカッタ:CE18DYMA」(2026年8月16日閲覧)
・HiKOKI公式「リチウムイオンコードレス製品一覧」(同)
・工機ホールディングス プレスリリース「片手でラクに切断、業界初のコードレスカッタ登場。CE 18DYMA/CE 18DYCA 新発売」(2025年11月25日発売)

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この記事を書いた人

モノ図鑑編集部です。電動工具の型番スペックをメーカー公式情報で確認し、図鑑形式で比較できるよう整理しています。実務での使い勝手とバッテリー互換性を重視する編集方針です。

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