HiKOKI CE18DYMAとCE18DYCAの違い|対応材料・質量2.5kg対3.7kg・刃先360°回転を公式値で比較

HiKOKI CE18DYMA と CE18DYCA を比較するイラスト バナー

CE18DYMAとCE18DYCAの違いは「対応材料」で、両者は選択肢ではなく別工具です。軽天工事のMバー(CW/CS-19・25)を切るならCE18DYMA、Cチャンネル(CC-19)を切るならCE18DYCAで、互いの材料は切断できません。価格・蓄電池・充電器はまったく同じなので、迷う点は「現場でどの材料を切るか」の一点に絞られます。

この記事の要点

  • 対応材料が違う。CE18DYMA=CW-19/CS-19/CW-25/CS-25、CE18DYCA=CC-19のみ。相互に切断できない
  • 質量は2.5kg対3.7kg、全長は491mm対514mm。CE18DYCAが1.2kg重い
  • 刃先360°回転はCE18DYMAだけの特長。CE18DYCA公式ページに記載はない
  • 希望小売価格は両機とも同額(BH仕様64,000円/NN仕様41,000円・税別)
  • 蓄電池BSL1820M・充電器UC18YDML・充電時間・切断時間4秒以下は共通

本記事のスペックは2026年8月17日時点のHiKOKI公式製品ページに掲載された数値に基づきます。参考価格は2026年8月16日時点で取得したものです。

目次

CE18DYMAとCE18DYCAのスペック比較表

項目CE18DYMA(Mバーカッタ)CE18DYCA(Cチャンネルカッタ)
電圧18V(マルチボルト蓄電池も使用可)18V(マルチボルト蓄電池も使用可)
切断能力(適用材料)CW-19(19×50mm)、CS-19(19×25mm)、CW-25(25×50mm)、CS-25(25×25mm)CC-19(38×12×1.2mm)
切断時間4秒以下4秒以下
モーター直流ブラシレスモーター直流ブラシレスモーター
機体寸法(全長×全幅×全高)491×88×138mm514×115×146mm
質量2.5kg(BSL1820M装着時)3.7kg(BSL1820M装着時)
1充電当たりの作業量(2.0Ah)CS-19 約380カット/CW-19 約320カット/CS-25 約300カット/CW-25 約250カットCC-19 約300カット
刃先360°回転あり公式ページに記載なし
LEDライト/大形フックありあり
付属蓄電池(BH仕様)BSL1820M(18V-2.0Ah)BSL1820M(18V-2.0Ah)
付属充電器(BH仕様)UC18YDML(冷却機能付)UC18YDML(冷却機能付)
充電時間約15分(実用充電)/約20分(満充電)約15分(実用充電)/約20分(満充電)
標準付属品チェンジプレート、六角棒スパナ(3mm)、低頭ねじM5フック組、六角棒スパナ(6mm)
別売ブレードブレード ¥2,600ブレードセット ¥6,800
希望小売価格(税別)BH仕様 ¥64,000/NN仕様 ¥41,000BH仕様 ¥64,000/NN仕様 ¥41,000

違い①:対応材料が違う。互いの材料は切れない

両機の決定的な違いはここです。CE18DYMAの切断能力はHiKOKI公式でCW-19(19×50mm)、CS-19(19×25mm)、CW-25(25×50mm)、CS-25(25×25mm)と明記されており、対応するのは軽天下地のMバー・シングルバー系です。一方CE18DYCAの切断能力はCC-19(38×12×1.2mm)の1種類のみで、Cチャンネル専用機として設計されています。

公式の切断能力欄は相互に重なっていません。つまりCE18DYMAでCC-19は切れず、CE18DYCAでCW/CS材は切れないということです。「上位機を1台買えば両方いける」という選び方は成立しないので、どちらの材料を日常的に切るかで機種が確定します。両方の材料を扱う現場なら、残念ながら2台体制が前提になります。

違い②:質量2.5kg対3.7kg、全長491mm対514mm

いずれもBSL1820M(18V-2.0Ah)を装着した状態の公式値です。差は1.2kgで、比率にするとCE18DYCAはCE18DYMAの約1.5倍の重さになります。切る材料の断面(CC-19は38×12×1.2mmの溝形鋼)を考えれば当然の差ですが、天井裏や脚立上で長時間構えるなら無視できない数字です。全高も138mm対146mm、全幅も88mm対115mmとCE18DYCAが一回り大きく、狭所での取りまわしはCE18DYMAが有利です。

CE18DYMACE18DYCA質量(BSL1820M装着時・kg/小さいほど軽い)CE18DYMA2.5kgCE18DYCA3.7kg全長(mm/小さいほど取りまわしやすい)CE18DYMA491mmCE18DYCA514mm1充電当たりの作業量(2.0Ah・カット/材料が異なる点に注意)CE18DYMA約380(CS-19)CE18DYCA約300(CC-19)出典:HiKOKI公式製品ページ(2026年8月17日確認)。作業量は適用材料が異なるため、同一条件の比較ではありません。

作業量の棒だけは注意が必要です。CE18DYMAの約380カットはCS-19、CE18DYCAの約300カットはCC-19での公式値で、切る材料そのものが違います。「CE18DYMAのほうが電池が長持ちする」と読むのは誤りで、それぞれの材料に対する目安として見てください。

違い③:刃先360°回転はCE18DYMAだけ

HiKOKI公式のCE18DYMA特長欄には「高所で体勢を気にせず作業が行えるよう、刃先が360°回転します」と明記されています。対してCE18DYCAの特長欄は「切断作業を電動化」「軽量・コンパクト」「LEDライト付」「大形フック」で構成され、刃先回転に関する記載はありません。天井際や梁際で工具の向きを自由に取れるかどうかは、実作業では姿勢の負担に直結する差です。

逆に言えば、それ以外の使い勝手(片手操作、切断時間4秒以下、LEDライト、大形フックによる仮置き、BH仕様のツールバッグ標準付属)は両機で揃っています。差別化ポイントは「対応材料・サイズと質量・刃先回転」の3点に集約されます。

共通点:価格も電池も充電器もまったく同じ

希望小売価格はBH仕様(蓄電池BSL1820M+充電器UC18YDML+ツールバッグL付き)が¥64,000、本体のみのNN仕様が¥41,000で、両機とも同額です(いずれも消費税別)。付属する蓄電池・充電器・充電時間も同一なので、「予算で決める」という選び方は成立しません。唯一の実質的な価格差は別売ブレードで、CE18DYMA用ブレードが¥2,600、CE18DYCA用ブレードセットが¥6,800です。消耗品費まで含めるとCE18DYCAのほうが維持費は高くつきます。

バッテリー互換情報(両機共通)

使用可能な蓄電池マルチボルト蓄電池/18Vリチウムイオン電池(BSL18XXシリーズ)
BH仕様の付属蓄電池BSL1820M(18V-2.0Ah)
BH仕様の付属充電器UC18YDML(冷却機能付・マルチボルト/10.8V電池にも対応)
充電時間約15分(実用充電)/約20分(満充電)
使用できない蓄電池BSL3620/BSL3625/BSL3626/BSL3660(従来形状の36V蓄電池)

すでにHiKOKIの18Vまたはマルチボルト機を使っているなら、NN仕様(本体のみ)で電池を共用できます。

⚠ 購入前に必ず確認したい3点

  • 互換性はない:CE18DYMAでCC-19、CE18DYCAでCW/CS材を切ることはできません。切る材料を先に確定してください。
  • ブレードは別売・別品番:CE18DYMA用ブレード(¥2,600)とCE18DYCA用ブレードセット(¥6,800)は互換しません。
  • BSL3620/3625/3626/3660は使用不可:手持ちが旧形状の36V蓄電池だけの場合、NN仕様を買っても動きません。

価格・仕様は改良のため予告なく変更される場合があります。購入前にHiKOKI公式の最新情報をご確認ください。

どちらを選ぶべきか

  • 軽天のMバー・シングルバー(CW/CS-19・25)を切る内装業・軽天業 → CE18DYMA。2.5kgで最も軽く、刃先360°回転が天井際で効きます。
  • Cチャンネル(CC-19)を切る設備・電気・空調の吊り工事 → CE18DYCA。CC-19を電動で切れるのはこちらだけです。
  • 両方の材料を扱う → 2台体制。共用できるのは蓄電池・充電器・ツールバッグまでで、本体は分けるしかありません。
  • すでにHiKOKI 18V/マルチボルトの電池を持っている → NN仕様(¥41,000・税別)で本体のみを買うのが最も安く済みます。

CE18DYMA・CE18DYCAの購入先

どちらもBH仕様(蓄電池・充電器・ツールバッグ付き)とNN仕様(本体のみ)の2構成です。手持ちのHiKOKI 18V/マルチボルト電池を流用できるならNN仕様が割安になります。参考価格は2026年8月16日時点で取得したもので、変動する場合があります。

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参考価格:27,500円(送料無料)(工具ショップ/2026年9月6日時点)

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よくある質問

CE18DYMAでCチャンネル(CC-19)は切れますか?

切れません。HiKOKI公式が示すCE18DYMAの切断能力はCW-19(19×50mm)、CS-19(19×25mm)、CW-25(25×50mm)、CS-25(25×25mm)の4種で、CC-19は含まれていません。CC-19を電動で切れるのはCE18DYCAだけです。

CE18DYMAとCE18DYCAで蓄電池と充電器は共通ですか?

共通です。どちらもマルチボルト蓄電池と18Vリチウムイオン電池(BSL18XXシリーズ)が使え、BH仕様にはBSL1820M(18V-2.0Ah)と充電器UC18YDMLが付属します。充電時間も約15分(実用充電)/約20分(満充電)で同じです。ただしBSL3620・BSL3625・BSL3626・BSL3660は両機とも使用できません。

価格はどちらが高いですか?

本体価格は同額です。BH仕様が¥64,000、NN仕様が¥41,000(いずれも消費税別・2026年8月17日時点のHiKOKI希望小売価格)。差が出るのは別売ブレードで、CE18DYMA用ブレードが¥2,600、CE18DYCA用ブレードセットが¥6,800です。

両方の材料を切る現場ではどうすればよいですか?

公式の切断能力が重ならないため、2台をそろえるしかありません。ただし蓄電池・充電器・ツールバッグ(L)は共通なので、2台目はNN仕様(¥41,000・税別)を選べば追加費用を抑えられます。

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出典

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この記事を書いた人

モノ図鑑編集部です。電動工具の型番スペックをメーカー公式情報で確認し、図鑑形式で比較できるよう整理しています。実務での使い勝手とバッテリー互換性を重視する編集方針です。

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