R12DPAは「ゴミに触れずに捨てること」を最優先した10.8Vコードレスクリーナです。HiKOKIの現行コードレスクリーナで紙パック式はR18DPAとこのR12DPAの2機種だけ。ただし吸込仕事率は強20Wと全10仕様のなかで最も低く、価格は蓄電池・充電器付きで28,500円(税別)と、同じ10.8Vのフィルタ式R12DCのセット23,300円より5,200円高くなります。価格の順番と吸込仕事率の順番が逆転しているのがこの機種の性格です。
R12DPA の要点
✓HiKOKIのコードレスクリーナで紙パック式は R18DPA と R12DPA の2機種だけ。10.8Vではこの1台のみ。
✓吸込仕事率は強20W/標準10W/弱7Wで、現行の全10仕様のなかで最も低い数値。
✓それでも価格は28,500円(税別・BSWセットのみ)で、フィルタ式R12DCのセット23,300円より5,200円高い。価格順と吸込仕事率順が逆転している。
✓紙パックの補充価格は公式の別売部品表に掲載がない(R18DPAも同様)。ランニングコストを事前に読めない点はフィルタ式との実務差になる。
本ページの数値は2026年8月21日時点のHiKOKI公式製品ページの仕様表に基づいています。価格は希望小売価格(消費税別)です。
R12DPA のスペック
| 項目 | R12DPA の公式値 |
|---|---|
| 電圧クラス | 10.8V(BSL12XXシリーズ) |
| 集じん方式 | 紙パック式(抗菌仕様) |
| 吸込仕事率 | 強 20W / 標準 10W / 弱 7W |
| 集じん容量 | 400mL |
| 連続使用時間(BSL1220M 2.0Ah) | 強 約16分 / 標準 約27分 / 弱 約36分 |
| 本体寸法(長さ×幅×高さ) | 463×102×144mm [延長管・床用ノズル装着時 993mm] |
| 質量 | 1.1kg(ノズル・延長管を除く) |
| 蓄電池 | BSL1220M(10.8V-2.0Ah) |
| 充電器・充電時間 | UC12SL / 約30分 |
| 標準付属品 | 床用ノズルB・延長管(ノズルホルダ付)・スキマノズル・紙パック【抗菌仕様】10枚入り・本体装着1枚 |
| 希望小売価格(税別) | (BSW) 蓄電池・充電器付 28,500円(本体のみの設定は公式にありません) |
| 販売年月 | 2024年10月(出典:VOLTECHNO 2024年10月8日の発売記事。公式製品ページには発売時期の記載なし) |
出典:HiKOKI公式 コードレスクリーナ R12DPA 製品ページの仕様表(2026年8月21日確認)。価格は希望小売価格(消費税別)。
R12DPA の特徴を公式値で読む
10.8Vで紙パック式はこの1台だけ
HiKOKIのコードレスクリーナは、フィルタ式(R36DB・R18DC・R18DTC・R14DB・R12DB・R12DC)、サイクロン式(R36DB(SC)・R18DC(S))、紙パック式(R18DPA・R12DPA)の3方式に分かれます。紙パック式は10仕様中2つだけで、10.8Vクラスに限ればR12DPAが唯一です。公式は「紙パックをつけないとフタが閉まらない」つけ忘れ防止機構と、紙パックに触れずにワンタッチで捨てられる構造(特許出願中)を訴求しています。
吸込仕事率は現行で最も低い20W
R12DPAの吸込仕事率は強20W・標準10W・弱7Wです。同じ10.8VのR12DCが強30W、R12DBがターボ45Wなので、10.8Vクラスの3機種のなかでも最下位になります。紙パック式は集じん体の内側に紙の層が1枚増えるぶん、通気抵抗の面で不利になります。数値を伏せずに公表している点は評価できますが、吸引力そのものを求める用途には向きません。
価格順と性能順が逆転している
R12DPAの希望小売価格は(BSW)で28,500円(税別)。同じ10.8V・同じ1.1kg・同じ蓄電池と充電器のR12DCは(BSW)が23,300円で、R12DPAのほうが5,200円高いのに吸込仕事率は10W低く、集じん容量も160mL少ないという関係になります。この5,200円は性能ではなく「ゴミ捨ての清潔さ」と「紙パックの付属(本体装着1枚+10枚入り)」に対する価格だと読むのが公式値に忠実です。
蓄電池・充電器の互換情報(10.8Vクラス)
| 組み合わせ | 使える? | ポイント |
|---|---|---|
| R12DC × BSL12XXシリーズ(スライド式10.8V) | ◯ | 公式の「使用可能蓄電池」欄がBSL12XXシリーズ。標準構成はBSL1220M(2.0Ah)。 |
| R12DC × UC12SL | ◯ | 標準構成の急速充電器。BSL1220Mで充電時間は約30分。 |
| R12DC × BSL18XX(18V)/マルチボルト | × | 電圧クラスが違うため装着できない。18V機はR18DC・R18DPAが該当。 |
| R12DC × 差込式の旧10.8V電池 | × | 本機はスライド式。差込式(BCL1015等)の系統とは互換がない。 |
| R12DC × BSL1250MT等の大容量10.8V | △ | BSL12XXシリーズであれば公式表記上は対象だが、連続使用時間の公表値はBSL1220M(2.0Ah)でのみ示されている。他容量での時間は公表なし。 |
出典:HiKOKI公式 R12DC 製品ページの仕様表「使用可能蓄電池」欄(2026年8月21日確認)。
⚠ 購入前に確認したい2点
①本体のみ(NN)の設定が公式にない。R12DPAは(BSW)=蓄電池BSL1220M・充電器UC12SL付きの1構成だけが公式の希望小売価格表に載っています。すでに10.8Vの電池を持っている人でも、公式の流通経路ではセットを買うことになります(流通在庫として本体のみを称する中古・展示品が出回ることはあります)。
②紙パックの補充価格が公表されていない。R12DPA・R18DPAとも公式製品ページに別売部品表がなく、交換用紙パックの品名・コードNo.・価格が確認できません。一方フィルタ式のR12DCは、フィルタ10枚入1,100円・プレフィルタ700円などが別売部品表に明記されています。消耗品費まで含めて比べたい場合は、この非対称性を前提にしてください(いずれも2026年8月21日時点)。
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楽天で最新価格を見るよくある質問
R12DPAの吸込仕事率はどれくらいですか?
強20W・標準10W・弱7Wです。HiKOKIの現行コードレスクリーナ全10仕様のなかで最も低い公表値で、同じ10.8Vのフィルタ式R12DC(強30W)やR12DB(ターボ45W)を下回ります(公式仕様表・2026年8月21日確認)。
R12DPAに本体のみの設定はありますか?
公式の希望小売価格表に載っているのは(BSW)=蓄電池BSL1220M・急速充電器UC12SL付きの28,500円(税別)の1構成だけで、本体のみ(NN)の設定はありません。18VのR18DPAには本体のみ(NN)15,000円(税別)の設定があります。
交換用の紙パックはいくらですか?
公式製品ページに別売部品表が掲載されていないため、紙パックの補充価格は公表されていません(R18DPAも同様)。標準付属品として本体装着1枚に加え10枚入りが付きます。
R12DPAとR12DCはどちらを選べばよいですか?
ゴミに触れずに捨てたい・粉じんの舞い散りを抑えたいならR12DPA、集じん容量と吸込仕事率、そして消耗品費の見通しを優先するならR12DCです。質量はどちらも1.1kg、蓄電池と充電器も同じで、差は集じん方式まわりに集中しています。
R12DPAはいつ発売されましたか?
2024年10月です(出典:VOLTECHNO 2024年10月8日の発売記事)。HiKOKI公式の製品ページには発売時期の記載がありません。同時に18VのR18DPAも発売されています。
関連ページ
- HiKOKI R12DC vs R12DPA|フィルタ式と紙パック式の違い ― 価格と吸込仕事率が逆転する組み合わせを1対1で比較しています。
- HiKOKI R12DC|10.8V・集じん容量560mLのコードレスクリーナ ― 同じ10.8V・同じ1.1kgのフィルタ式。
- HiKOKI R18DPA|18V唯一の紙パック式コードレスクリーナ ― 同じ紙パック式の18Vモデル。
- ハイコーキ コードレスクリーナ 早見表 ― 現行全仕様の集じん方式と数値を一覧で比較。
- 電動工具の選び方ガイド(工具図鑑ピラー) ― 工具カテゴリ全体の入口。
出典
- HiKOKI公式 コードレスクリーナ R12DPA(2026年8月21日確認)
- HiKOKI公式 コードレスクリーナ R18DPA(2026年8月21日確認)
- HiKOKI公式 コードレスクリーナ R12DC(2026年8月21日確認)
- VOLTECHNO「HiKOKI R18DPA/R12DPA コードレスクリーナを発売、紙パック式で清潔なゴミ捨て」(2024年10月8日公開・2026年8月21日確認/販売年月の出典)
