マキタの充電式ランダムオービットサンダはBO180D(18V)とBO001CG(40Vmax)の2系統。消耗品サイズは同じで、違いは「バッテリを手に持つか、切り離すか」です。DIY・仕上げ中心ならBO180D、長時間の業務研磨ならBO001CGが基準になります。
この記事のポイント
✓ 消耗品は共通(パッドφ123mm/ペーパーφ125mm・面ファスナ式)
✓ 手に持つ質量はBO001CG 0.91kg/BO180D 1.6〜1.7kg。全高は96mm対153mm
✓ 作業能率はマキタ公式で18V機比 約70%アップ(BO001CG/SPF切削時)
✓ ただしBO001CGはバッテリアダプタ別売。導入総額はBO180Dのほうが読みやすい
本ページのスペックは2026年7月26日時点のマキタ公式製品ページに基づきます。
BO180D と BO001CG のスペック比較
| 項目 | BO180D(18V) | BO001CG(40Vmax) |
|---|---|---|
| 電源 | 直流18V | 直流36V(40Vmax) |
| 方式 | バッテリ本体装着 | バッテリアダプタ方式(バッテリ分離) |
| 回転数 | 高11,000/中9,500/低7,000min⁻¹(3段) | 6,000〜10,000min⁻¹(可変・定回転制御) |
| パッド寸法 | φ123mm | φ123mm |
| ペーパー寸法 | φ125mm | φ125mm(面ファスナ式) |
| 偏心径 | 公式主要機能に記載なし | 5mm |
| 質量 | 1.7kg(BL1860B装着時)/1.6kg(BL1830装着時) | 0.91kg(ダストバッグ・アダプタ非装着時) |
| 本機寸法 | 175 × 123 × 153mm | 234 × 123 × 96mm |
| 1充電作業時間(目安) | 6.0Ah: 高約40分/中約44分/低約1時間20分 | 約21分(BL4025使用時) |
| モータ | 公式主要機能にブラシレス表記なし | ハイパワーブラシレスモータ |
| 防じん・防水 | 公式主要機能に記載なし | APT/IPX4(バッテリIP56) |
| 無線連動 | 非対応 | 対応(要別売品) |
| 振動3軸合成値 | <2.5m/s²(EN60745-2-4) | 3.2m/s²(EN62841-2-4) |
| 標準小売価格(税別) | BO180DRG ¥55,600/BO180DZ ¥20,500 | BO001CGZ ¥38,800(アダプタ別売) |
| 別途必須の別売品 | バッテリ・充電器(BO180DZの場合) | バッテリ・充電器・バッテリアダプタ |
数値で見る差
用途別の選び分け
BO180Dが向くケース
- すでにマキタ18Vバッテリを持っている(本体のみBO180DZで導入できる)
- DIY・家具製作・塗装前の下地調整など、連続作業時間が数十分単位で収まる
- 別売品を増やさず、1台完結で使い始めたい(アダプタ不要)
- 回転数を高・中・低の3段でシンプルに切り替えたい
BO001CGが向くケース
- 研磨が業務として長時間続く。手元の軽さが疲労に直結する
- すでにマキタ40Vmax環境がある(バッテリ・充電器を流用できる)
- 集じん機との連携を前提にしたい(無線連動対応・5.0mアダプタ)
- 負荷がかかっても回転数を落としたくない(定回転制御)
バッテリの前提条件(ここで総額が変わる)
BO180D: マキタ18Vバッテリ(公式の作業時間目安はBL1860B 6.0Ah/BL1830 3.0Ah)。セット品BO180DRGはBL1860B×1本+充電器DC18RF付き。18Vバッテリは公式説明で350モデル以上に共通使用可能。
BO001CG: 40Vmaxバッテリ。公式推奨は◎BL4020/BL4025/BL4040/BL4040F、○BL4050F/BL4080F/BL4080H。
BO001CGはバッテリアダプタが別売(1.6m: A-77394/5.0m: A-77403)。本体だけでは動きません。
18Vと40Vmaxの選択そのものはマキタ18Vと40Vmaxの違いを参照してください。
⚠ 購入前に押さえておく注意点
・振動値は規格が違うため比較できません。BO180DはEN60745-2-4、BO001CGはEN62841-2-4での測定値です。
・BO001CGの質量0.91kgはダストバッグ・バッテリアダプタ非装着時の数値。実運用の体感はアダプタのコード分を含めて判断してください。
・1充電作業時間は前提バッテリが違います(BO180Dは6.0Ah、BO001CGはBL4025)。同条件の比較ではありません。
・「約70%アップ」はマキタ公式のSPF切削時の社内比較値(2024年4月現在)で、すべての被削材で同じ差が出るとは限りません。
・価格は標準小売価格(税別)で、実売価格とは異なります。
購入先
BO180D(18V)
【PR】
マキタ 18V充電式ランダムオービットサンダ φ125mm BO180DZ(本体のみ/バッテリ・充電器別売)
参考価格: 14,600円(税込・送料無料)
ケンチクボーイ/2026年8月10日時点の楽天市場価格。価格・在庫は変動します。
マキタ18Vバッテリを持っている人向けの本体のみモデル。
楽天で最新価格を見るBO001CG(40Vmax)
【PR】
マキタ 40Vmax 充電式ランダムオービットサンダ BO001CGZ(本体のみ/バッテリ・充電器・バッテリアダプタ別売)
参考価格: 27,522円(税込・送料無料)
島道具/2026年8月10日時点の楽天市場価格。価格・在庫は変動します。
本体のみ。バッテリ・充電器・バッテリアダプタが別売です。
楽天で最新価格を見る【PR】
よくある質問
結局どちらを買えばいいですか?
すでにマキタ18Vバッテリを持っていて、DIYや仕上げ中心ならBO180D(本体のみBO180DZ)が合理的です。研磨作業が業務として長時間続く、または40Vmax環境が既にあるならBO001CGです。BO001CGはバッテリアダプタが別売なので総額が上がる点に注意してください。
作業能率の差はどれくらいですか?
マキタ公式はBO001CGの作業能率を同社18V機比で約70%アップ(SPF切削時、2024年4月現在 同社調べ)と説明しています。回転数はBO180Dが7,000〜11,000min⁻¹の3段固定、BO001CGが6,000〜10,000min⁻¹の可変+定回転制御です。
振動値はBO180Dのほうが小さいのでは?
公称値はBO180Dが<2.5m/s²、BO001CGが3.2m/s²ですが、測定規格がそれぞれEN60745-2-4とEN62841-2-4で異なります。規格が違う数値を並べて優劣を判断することはできません。
パッドやペーパーは共通で使えますか?
どちらもパッド寸法φ123mm・ペーパー寸法φ125mmの面ファスナ式です。消耗品のサイズは共通のため、両機を併用する場合もペーパーを揃えられます。
本体だけ買えば使えますか?
BO180DZは18Vバッテリと充電器が別売です。BO001CGZはバッテリ・充電器に加えてバッテリアダプタも別売で、アダプタがないと動作しません。
関連ページ
- 電動工具の選び方 完全ガイド|用途→電圧→バッテリーシステムの順で選ぶ全体像
- マキタ BO180D 図鑑ページ|18V機の詳細スペック
- マキタ BO001CG 図鑑ページ|40Vmax機の詳細スペック
- マキタ18Vと40Vmaxの違い
