マキタ HR001G と HiKOKI DH36DPE は、いずれもSDSプラス・コンクリート穴あけ能力28mmのハイエンド充電式ハンマドリルです。「すでにマキタ40Vmax/HiKOKIマルチボルトのどちらの電池資産を持っているか」でまず絞り込み、次に打撃数の多さ・低振動を取るならHR001G、本体の軽さと集じん拡張を取るならDH36DPEという選び方が基本になります。両機の単体データはマキタ HR001G 図鑑ページ・HiKOKI DH36DPE 図鑑ページ、工具選び全体は電動工具の選び方 完全ガイドを参照してください。
- ✓ どちらもSDSプラス・コンクリート穴あけ28mmの最上位クラス。基本性能は拮抗
- ✓ HR001Gは最大打撃数5,000min⁻¹・振動3軸7.0m/s²と、打撃力と低振動で優位
- ✓ DH36DPEは本体3.5kg(集じん非装着)と軽量で、マルチボルト1本を18Vとも共用できる
- ✓ 最終的な決め手は「マキタ40Vmax」か「HiKOKIマルチボルト」の電池システムの所有状況
※ 本ページのスペックは各メーカー公式製品ページに基づく2026年7月25日時点の情報です。価格・在庫は変動するため、最新は各商品リンク先でご確認ください。
| 項目 | マキタ HR001G | HiKOKI DH36DPE |
|---|---|---|
| 電圧・電池システム | 40Vmax(DC36V)/マキタ40Vmax | 36Vマルチボルト(18V/36V自動切替) |
| コンクリート穴あけ能力 | 28mm | 3.4〜28mm |
| シャンク | SDSプラス | SDSプラス |
| 無負荷回転数 | 0〜980 min⁻¹ | NORMAL 0〜950/LOW 0〜700 min⁻¹ |
| 最大打撃数 | 0〜5,000 min⁻¹ | NORMAL 0〜4,300/LOW 0〜3,170 min⁻¹ |
| 振動3軸合成値(回転+打撃) | 7.0 m/s² | 12.2 m/s² |
| 質量(電池装着) | 約3.7kg(BL4025装着) | 3.5kg(集じん非装着)/4.6kg(装着) |
| モーター | ブラシレス | 直流ブラシレス |
| 対応バッテリ | BL4025/BL4040/BL4050F 等 | マルチボルト BSL36A18X 等 |
| 集じん | 別売集じんシステム対応 | 集じんシステム対応(装着時4.6kg) |
| 発売時期・参考 | 2019年10月発売 | 本体のみ(NN)希望小売 ¥67,400(税別) |
性能の違いをどう読むか
コンクリートへの穴あけ能力はどちらも28mmで同格ですが、打撃の“手数”ではHR001Gが上回ります。最大打撃数はHR001Gが5,000min⁻¹、DH36DPEがNORMALで4,300min⁻¹。連続穴あけの体感スピードとハツリ作業のテンポでHR001Gが有利です。一方でDH36DPEはNORMAL/LOWの2段変速を持ち、下穴や仕上げで回転・打撃を落とせる扱いやすさがあります。
疲労に直結する振動3軸合成値はHR001Gが7.0m/s²、DH36DPEが12.2m/s²で、公称値ではHR001Gが低振動です。長時間・頭上作業が多いならこの差は無視できません。逆に本体の軽さはDH36DPE(集じん非装着3.5kg)がわずかに有利で、取り回しや持ち運びを重視する現場に向きます。
マキタ HR001G:マキタ40Vmaxシリーズ(BL4025/BL4040/BL4050F 等)で共通。すでに40Vmaxの丸のこ・インパクトを持っているなら電池を流用できます。
HiKOKI DH36DPE:マルチボルト BSL36A18X を使用。同じ電池が18V工具でも5.0Ahとして使えるのがマルチボルトの強みで、18V資産と36V資産を1種類の電池で橋渡しできます。
- いずれも本体のみ(NN/バッテリ別売)の設定があります。電池・充電器を持っていない場合はセット品との価格差を必ず確認してください。
- 質量は集じんシステムの有無で大きく変わります(DH36DPEは装着時4.6kg)。カタログ値は装着条件を要確認。
- 振動値・打撃数はメーカー計測条件による公称値です。実作業の体感はビット・母材で変わります。
購入先・参考価格
各機の最新価格・在庫は下記の商品リンクからご確認ください(参考価格は取得時点のもの)。
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よくある質問
HR001GとDH36DPE、初めての1台ならどっち?
どちらの電池システムも持っていない完全新規なら、低振動と最大打撃数で作業効率に優れるHR001Gが無難です。ただし18V工具も将来揃えたいなら、1本の電池を18V/36Vで共用できるDH36DPE(マルチボルト)のほうが電池コストを抑えられます。
穴あけ能力28mmは同じなのに何が違う?
最大到達能力は同じ28mmでも、打撃の手数(HR001G 5,000/DH36DPE 4,300 min⁻¹)と振動値(7.0/12.2 m/s²)が異なります。連続作業のスピードと疲れにくさでHR001Gが有利、本体の軽さでDH36DPEが有利です。
集じんは後付けできる?
どちらも集じんシステムに対応しています。ただし装着すると質量が増える(DH36DPEは4.6kg)ため、購入時に集じん込みの構成・価格・重量を確認してください。
手持ちのマキタ/HiKOKI電池はそのまま使える?
HR001Gはマキタ40Vmax、DH36DPEはHiKOKIマルチボルトが必要です。メーカー間の電池互換はありません。手持ち資産に合わせて選ぶのが最も無駄がありません。
出典:マキタ公式製品情報(HR001G)/工機ホールディングス HiKOKI公式製品情報(DH36DPE)。スペックは各社公式ページに基づく2026年7月25日時点の値です。
