VC012GとVC011Gの違い3点|同じ筐体で、清掃用のほうが3,700円高い

マキタ VC012GとVC011Gの比較イラスト。40Vmax充電式背負集じん機・背負クリーナの本体、肩ベルト、角形バッテリー、ホース

VC012GとVC011Gは、本体寸法も質量も紙パック容量も同じ40Vmax背負い型で、違いは用途区分・無線連動・付属品の3点だけです。粉じんを工具から吸わせるならVC012G、床を掃除するならVC011G。価格は清掃用のVC011Gのほうが3,700円高いという逆転があります。

違いは3点だけ

  • ✓ 用途区分:VC012Gは粉じん専用(電動工具接続専用)、VC011Gは乾式専用(床の清掃用)
  • ✓ 無線連動:VC012Gは対応(ユニット別売)、VC011Gは非対応
  • ✓ 吸込と付属品:最大吸込仕事率は195W対180Wで清掃用のVC011Gが上。付属品もパイプ・ノズル一式が付く

本体寸法301×185×526mm・質量6.3kg・紙パック6.0L・最大真空度20.0kPaは両機で同一。価格は清掃用のVC011GZが3,700円高い。

本ページのスペックは2026年9月16日時点のマキタ公式 製品ページに基づきます。

目次

スペック比較表

項目VC012GVC011G
区分充電式背負集じん機/粉じん専用充電式背負クリーナ/乾式専用
最大吸込仕事率180W(モード3)195W(モード4)
風量モード数3モード4モード
最大風量2.1立方メートル毎分2.4立方メートル毎分
最大真空度20.0kPa20.0kPa
集じん容量紙パック6.0L/ダストバッグ5.5L紙パック6.0L/ダストバッグ5.5L
最小運転音59dB(A)(モード1)55dB(A)(モード1)
最長連続使用時間約2時間10分約4時間20分
無線連動対応(ユニット別売)非対応
LEDライトなしあり
本機寸法301×185×526mm301×185×526mm
質量6.3kg6.3kg
標準小売価格(本体のみ)61,600円(税別)65,300円(税別)

出典: マキタ公式 製品ページ VC012G/VC011G(2026年9月16日時点)。連続使用時間はいずれもBL4050F×2本装着時の目安。

違い1:粉じん専用か、乾式専用か

最大の分かれ目はここです。VC012Gは「粉じん専用(電動工具接続専用)」で、コンクリートの研削や穴あけの際に工具側へホースをつなぎ、出る粉じんをその場で吸う機種。付属品もホース内径28mm×1.5mとフロントカフス38/22という工具接続用のアダプタです。

対してVC011Gは「乾式専用」の背負クリーナ。内径32mmのホースにロック付ベンディングパイプ、伸縮幅520〜870mmの伸縮パイプ、厚さ48mmの薄型切替ノズル、フリーノズルが付き、そのまま床清掃に使えます。空港ロビーや劇場、駅構内といった広い面積を想定した構成です。

違い2:無線連動はVC012Gだけ

VC012Gは無線連動に対応し、対応する充電式工具のスイッチをONにすると集じん機も起動します。ただしワイヤレスユニット(部品番号A-66151)が本機と工具に各1個ずつ必要で、どちらも別販売品です。VC011Gは非対応で、そもそも工具接続を前提にしていません。

違い3:吸込195W対180W、稼働時間は倍

最大吸込仕事率はVC011Gが195W(4モード)、VC012Gが180W(3モード)。最長連続使用時間はVC011Gのモード1が約4時間20分、VC012Gのモード1が約2時間10分で、清掃用のほうが倍近く持ちます。ただし両者はモード数もホース径も違うため、同じ条件での比較ではない点に注意してください。最小運転音もVC011Gが55dB(A)、VC012Gが59dB(A)です。

VC012G と VC011G の主要3項目最大吸込仕事率VC012G180WVC011G195W最長連続使用時間VC012G約2時間10分VC011G約4時間20分標準小売価格(税別)VC012G61,600円VC011G65,300円出典:マキタ公式(2026年9月16日時点)。棒は各項目内の相対値です。

バッテリー互換情報(両機共通)

推奨(◎): BL4020/BL4025/BL4040/BL4040F/BL4050F/BL4080F/BL4080H

推奨バッテリの構成は2機種で同一です。どちらも40Vmaxバッテリを2本並列で使う仕様で、公称の連続使用時間はBL4050F×2本が前提。電池を1本だけ装着した状態では目安に届きません。40Vmaxバッテリーの一覧はこちら。

2Lの下位機という選択肢

背負い型には容量2Lの姉妹機もあります。粉じん専用がVC009G、乾式専用がVC008Gで、6L機より軽く取り回しが利きます。逆に工具接続で据え置き運用するなら、18LダストバッグのVC015Gのほうがゴミ捨て間隔は長くとれます。背負い型を選ぶ理由は容量ではなく、ホースを引きずらずに歩ける機動力です。

⚠ 通販では型番の取り違えが起きやすい2機種です

本体の見た目・寸法・質量が同じで型番も1文字違いのため、通販サイトの商品名で「VC011GZ + 粉じん専用」のように用途区分が逆に書かれた出品が見られます。マキタ公式の区分ではVC012Gが粉じん専用、VC011Gが乾式専用です。

末尾Zはいずれも本体のみで、バッテリ・充電器は別売。VC012Gはさらにワイヤレスユニット(A-66151)も別売で、本機と工具に各1個ずつ必要です。

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よくある質問

VC012GとVC011Gの違いは何ですか

用途区分(粉じん専用か乾式専用か)、無線連動の対応可否、吸込仕事率と付属品の3点です。本機寸法301×185×526mm、質量6.3kg、紙パック6.0L、最大真空度20.0kPaは同一です。

どちらが高いですか

本体のみの標準小売価格は、粉じん専用のVC012GZが61,600円、乾式専用のVC011GZが65,300円(いずれも税別)。清掃用のVC011Gのほうが3,700円高い設定です。

吸込仕事率が高いのはどちらですか

VC011Gの195W(モード4)です。VC012Gは180W(モード3)。ただしVC012Gの180Wは内径28mm×1.5mホース装着時の値で、VC011Gは内径32mmのホースを使うため、ホース条件が同一ではありません。

工具に連動させたい場合はどちらですか

VC012Gです。VC011Gは無線連動に非対応です。VC012Gの連動には、本機と対応する充電式工具にワイヤレスユニット(A-66151)を各1個ずつ取り付ける必要があり、いずれも別販売品です。

床の清掃に使うならどちらですか

VC011Gです。ロック付伸縮パイプ(520〜870mm)、薄型切替ノズル、フリーノズルが標準付属し、LEDライトも付きます。VC012Gの付属品は工具接続用のフロントカフスとホースで、床用のノズル類は付きません。

出典

  • マキタ公式 製品ページ VC012G(主要機能・標準付属品・標準小売価格/2026年9月16日確認)
  • マキタ公式 製品ページ VC011G(主要機能・標準付属品・標準小売価格/2026年9月16日確認)
  • マキタ公式 製品一覧「集じん機(背負い/小型タイプ他)」(乾式専用・粉じん専用の区分/2026年9月16日確認)

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この記事を書いた人

モノ図鑑編集部です。電動工具の型番スペックをメーカー公式情報で確認し、図鑑形式で比較できるよう整理しています。実務での使い勝手とバッテリー互換性を重視する編集方針です。

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