UC18YDL2とUC18YDML(S)の違いは、ポートが1つか2つか、そして10.8V電池を充電できるかどうかの2点に集約されます。本体サイズはほぼ同じで、価格差は3,500円(税別)。10.8V工具を併用している人、電池を2個まわしたい人はUC18YDML(S)、18V・マルチボルトだけで完結する人はUC18YDL2で足ります。
この記事のポイント
- ✓ UC18YDL2=1ポート・22,200円/UC18YDML(S)=2ポート・25,700円(いずれも税別)
- ✓ UC18YDL2は10.8V非対応。UC18YDML(S)は10.8V(BSL12XX)〜マルチボルトまで4系統に対応
- ✓ 質量はUC18YDL2 0.7kg/UC18YDML(S) 0.8kg。差は100gで携行性はほぼ同等
- ✓ UC18YDML(S)には静音モード(約45dB・通常モード時)と壁掛け用穴がある
- ✓ BSL36A18X系の満充電時間はどちらも約25分で充電スピードそのものは同じ
以下の数値はすべて2026年8月8日時点のHiKOKI公式製品ページの仕様に基づきます。
UC18YDL2とUC18YDML(S)のスペック比較
| 項目 | UC18YDL2 | UC18YDML(S) |
|---|---|---|
| 希望小売価格(税別) | 22,200円 | 25,700円 |
| ポート数 | 1ポート | 2ポート(先に挿した方から順に充電) |
| 充電可能蓄電池 | マルチボルト/18V(BSL18XX)/14.4V(BSL14XX) | 10.8V(BSL12XX)/14.4V/18V/マルチボルト |
| 最大出力電流 | 公式非公表 | 14.4Vまたは18V:12.0A/10.8V:12.0A |
| USB端子 | 出力5V/2.1A | 出力5V/2.1A(type-A) |
| 質量 | 0.7kg | 0.8kg |
| 機体寸法 | 公式非公表 | 135×185×77.5mm |
| コード | 2心ビニールコード | 2心・1.8m |
| 冷却 | 対応(ファン付) | 対応(ファン付・静音モード時は停止) |
| 静音モード | なし | あり(約45dB/通常モード時との比較) |
| 壁掛け用穴 | なし | あり |
| 使用温度範囲 | -10〜40℃ | -10〜40℃ |
| 入力電源 | 単相交流50/60Hz共用 100V | 単相交流50/60Hz共用 100V |
満充電時間はほぼ同じ。差が出るのは「何本まわせるか」
マルチボルト・18V電池についての満充電時間は両機で同じです。つまり「UC18YDML(S)にすると1本あたりが速くなる」わけではありません。差が出るのは、2ポートで2本を続けて自動で充電できる点と、10.8V電池も同じ1台でまかなえる点です。
UC18YDML(S)の実用充電80%という考え方
UC18YDML(S)の公式表には満充電100%とあわせて実用充電80%の目安が載っています。BSL36A18B/X/BXなら満充電約25分に対し実用充電約19分、BSL36B18B/X/BXなら約40分に対し約30分。現場で「あと少しだけ回したい」ときは、満充電を待たずに実用充電の時間を目安にできます。
静音モードは時間とのトレードオフ
UC18YDML(S)の静音モードはブザー音と冷却ファンの音が止まり、休憩中や就寝時にも使えます。ただし充電時間は大きく延び、BSL36A18B/X/BXで約104分、BSL36B18B/X/BXで約166分、BSL3650MVT/MVBTでは約208分。夜のうちに充電しておく用途向けの機能です。
どちらを選ぶか
| こんな人 | 向いている機種 | 理由 |
|---|---|---|
| 10.8V工具(WH12DA・DS12DAなど)も使っている | UC18YDML(S) | 10.8Vから マルチボルトまで1台で完結し、10.8V用充電器を別に持たずに済む |
| 電池を2個以上まわして待ち時間を減らしたい | UC18YDML(S) | 2ポートで先に挿した方から順に自動で充電される |
| 集合住宅や夜間に充電したい | UC18YDML(S) | 静音モードでファン音・ブザー音が止まる |
| 18V・マルチボルトだけで完結している | UC18YDL2 | 充電時間は同じで3,500円安く、100g軽い |
| 工具セットに同梱されていた | UC18YDL2 | 2XPZ等の多くのセットに付属するため、買い足し不要なことが多い |
バッテリー・充電器の互換情報
- UC18YDL2=マルチボルト/18V(BSL18XX)/14.4V(BSL14XX)の3系統。10.8Vは非対応
- UC18YDML(S)=上記に加えて10.8V(BSL12XX)に対応する4系統
- 10.8V電池の例=BSL1250MT・BSL1250MBT(いずれもUC18YDML(S)で約25分)
- マルチボルト側の容量差はBSL36A18とBSL36B18の比較で確認できます
- UC18YDML(S)のUSB端子からは10.8V電池での給電はできません(公式注記)
⚠ 購入前に確認したい注意点
- どちらも蓄電池は付属しません(表示価格は充電器単体)
- 公表されている充電時間は目安で、周囲温度や蓄電池の状態、0℃未満の低温下では長くなります
- UC18YDML(S)の静音モードは充電時間が2〜4倍に延びます
- UC18YDML(S)を壁掛けする場合は木ねじ(4×20mm以上を2本)を別途用意します
- UC18YDL2は10.8V系に非対応。10.8Vだけを使うならUC12SDL等の専用機が安く済みます
UC18YDL2・UC18YDML(S)の価格と購入先
公式の希望小売価格はUC18YDL2が22,200円、UC18YDML(S)が25,700円(いずれも税別)で差は3,500円です。10.8V用充電器を別に買う費用(UC12SDL等)を考えると、10.8V工具を持っている人にとっては2ポート機のほうが結果的に安く収まる場合があります。
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よくある質問
UC18YDL2とUC18YDML(S)で充電スピードは違いますか?
マルチボルトと18V電池については同じです。BSL1820Mは約20分、BSL36A18Xは約25分、BSL36B18Xは約40分でどちらも満充電になります。違いはポート数と10.8V対応の有無です。
UC18YDL2で10.8Vの電池は充電できますか?
できません。UC18YDL2の対応はマルチボルト、18V(BSL18XX)、14.4V(BSL14XX)の3系統です。10.8V(BSL12XX)を充電したい場合はUC18YDML(S)かUC12SDLなどの専用充電器を使います。
UC18YDML(S)は2本を同時に充電しますか?
同時ではなく、先に挿した方の電池から順に充電します。2本をセットしたまま自動で切り替わるため、待って挿し替える手間がなくなります。
UC18YDML(S)の静音モードはどれくらい時間がかかりますか?
BSL36A18B/X/BXで約104分、BSL36B18B/X/BXで約166分、BSL3650MVT/MVBTで約208分です。通常モードのおよそ4倍前後になるため、夜間の充電向けの機能です。
価格差3,500円を出す価値はありますか?
10.8V工具を併用しているか、電池を2個以上まわすかで判断できます。10.8V用の充電器を別に買う予定があるならUC18YDML(S)のほうが総額で安くなる可能性があります。18V・マルチボルトのみならUC18YDL2で十分です。
関連ページ
- HiKOKI UC18YDL2|急速充電器のスペックと特徴
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- BSL1250MTとBSL1250MBTの違い
- BSL36A18とBSL36B18の違い
- 電動工具の選び方ガイド
出典
- HiKOKI公式:急速充電器 UC18YDL2(2026年8月8日確認)
- HiKOKI公式:2ポート急速充電器 UC18YDML(S)(2026年8月8日確認)
