UC3SDLは、HiKOKIの3.6Vスライド式リチウムイオン電池だけを充電する専用の急速充電器です。ペンインパクトのWH3DAなど3.6V工具を使っていて、充電器を現場と自宅に2台置きたい人、あるいは5.0AhのBCL350Tを短時間で回したい人が対象です。10.8V以上の電池は充電できないため、複数電圧を併用しているなら別の充電器を選ぶことになります。
この記事のポイント
- ✓3.6Vのスライド式リチウムイオン電池専用の急速充電器。EBM315は約15分、5.0AhのBCL350Tでも約38分で満充電
- ✓最大出力電流3.6V/8.0A。HiKOKI公式は従来機UC3SFLに対して「充電時間約半分」と明記
- ✓質量0.3kg・寸法90×125×60mmと小さく、背面に壁掛け用の穴付き
- ✓10.8Vや18V、マルチボルトの電池は充電できない。3.6V以外を持っているなら別の充電器が必要
本記事のスペックは2026年9月4日時点のHiKOKI公式製品ページの記載にもとづきます。価格・仕様は予告なく変更されることがあります。
UC3SDL の基本スペック
| 項目 | UC3SDL の仕様 |
|---|---|
| 充電可能蓄電池 | リチウムイオン電池 3.6V(BCL3XXシリーズ、EBM315) |
| 入力電源 | 単相交流50/60Hz共用 電圧100V |
| 最大出力電流 | 3.6V:8.0A |
| 満充電時間 | EBM315:約15分/BCL350T:約38分 |
| 機体寸法(全長×全幅×全高) | 90×125×60mm |
| コード | 2心ビニールコード |
| 質量 | 0.3kg |
| 使用温度範囲 | 0〜40℃ |
| 希望小売価格 | 7,200円(税別) |
| リチウムイオン電池 | 別売 |
UC3SDL の特徴
EBM315を約15分、BCL350Tを約38分で満充電
HiKOKI公式が示す満充電時間は、1.5AhのEBM315が約15分、5.0AhのBCL350Tが約38分です。公式は特長として「充電時間約半分」と明記しており、その比較対象は従来品UC3SFLでEBM315を充電した場合です。容量が3倍以上あるBCL350Tでも40分を切るため、休憩1回ぶんの待ち時間で1本まるごと回復できる計算になります。
最大出力電流8.0A・質量0.3kgで持ち運びやすい
最大出力電流は3.6Vで8.0A。機体寸法は90×125×60mmで、質量は0.3kgです。10.8V用のUC12SDL(0.4kg)や18V・マルチボルト用のUC18YDL2(0.7kg)と比べても軽く、工具箱の隙間に入れて持ち歩けるサイズに収まっています。
出典:HiKOKI公式の各製品ページの仕様値(2026年9月4日確認)
背面に壁掛け用の穴。ただし冷却ファンの記載はない
背面には壁掛け用の穴があり、木ねじ2本(吊り下げ用4×20mm以上)で壁に固定して据え置きにできます。一方で、UC12SDLの仕様表にある「冷却:対応(ファン付)」「ブザー音」といった項目はUC3SDLの仕様表には記載がありません。連続で電池を回し続ける使い方をする場合は、この差を織り込んでおくと安全です。
対応バッテリーと互換性
対応バッテリー(3.6V BCL3XXシリーズ・EBM315)
UC3SDLが充電できるのは3.6Vのリチウムイオン電池だけです。HiKOKI公式が満充電時間を明記している型番は次の2つです。
- EBM315(3.6V-1.5Ah):約15分
- BCL350T(3.6V-5.0Ah・T-PWR):約38分
10.8V・14.4V・18V・マルチボルト(36V)の電池には対応しません。電圧の違う電池はスライド部の形状も異なるため、物理的に装着できません。
注意点
⚠ 購入前に確認したい注意点
- 蓄電池は別売です。3.6V工具のセット品には充電器が同梱されることがあるため、二重購入に注意してください。
- 使用温度範囲は0〜40℃。0℃未満では充電時間が長くなることがあります(公式注記)。
- 壁掛けする場合は木ねじ(吊り下げ用4×20mm以上)を2本用意し、落下しないよう確実に固定します。
- UC12SDLと違い冷却ファンの記載はありません。連続充電を繰り返す使い方には向きません。
購入先と価格
希望小売価格は7,200円(税別)です。実売はショップにより差があるため、下のカードで最新価格を確認してください。
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よくある質問
UC3SDLで10.8Vや18Vのバッテリーは充電できますか?
できません。UC3SDLの充電可能蓄電池はHiKOKI公式の仕様表で「リチウムイオン電池 3.6V(BCL3XXシリーズ、EBM315)」と限定されています。10.8V・14.4V・18V・マルチボルト(36V)は対応外で、スライド部の形状も異なるため装着できません。
UC3SDLとUC3SFLの違いは何ですか?
HiKOKI公式はUC3SDLの特長として「充電時間約半分(EBM315をUC3SFLで充電した場合との比較)」「コンパクト(当社従来品UC3SFL との比較)」「背面に壁掛け用の穴付」の3点を挙げています。UC3SFLはHiKOKIの製品ページに掲載がなく、UC3SDLが現行の3.6V用急速充電器です。
BCL350Tはどれくらいで満充電になりますか?
HiKOKI公式の満充電時間はBCL350Tが約38分、EBM315が約15分です。使用環境や蓄電池の状態によって長くなることがあり、0℃未満では充電時間が延びることがあると公式に注記されています。
UC3SDLは単体で買う必要がありますか?
3.6V工具のセット品には充電器が同梱される場合があります。すでにセット品を持っているなら、2台目・現場据え置き用としての単体購入になります。蓄電池は別売です。
関連ページ
HiKOKI BCL350T(3.6V T-PWRバッテリー)/HiKOKI WH3DA(3.6Vペンインパクトドライバ)/UC3SDLとUC12SDLの違い/HiKOKI UC12SDL(10.8V急速充電器)/HiKOKI 急速充電器 早見表/電動工具の選び方ガイド
出典
HiKOKI(工機ホールディングス)公式サイト「急速充電器:UC3SDL」製品ページ(2026年9月4日確認)/同「急速充電器:UC12SDL」製品ページ(同日確認)
