マキタの18V充電式クリーナCL287FDとCL286FDの違いは3点です。結論から言うと、差額28,500円のほぼ全額が「電動回転ブラシ」の代金で、吸込仕事率の差は10Wしかありません。毛足の長いカーペットを掃除しないならCL286FDで足ります。
この記事の要点
- ✓違い①:電動回転ブラシの有無。CL287FDのみ搭載し、床検知スイッチで接地時だけ回る
- ✓違い②:本体のみの標準小売価格が52,500円と24,000円で28,500円差
- ✓違い③:質量1.5kgと1.7kg。ブラシ付きのCL287FDのほうが200g軽い
- ✓吸込仕事率はパワフルモードで110Wと100W。差は10Wだけ
- ✓集じん容量250mL、1充電使用量(4モード)、バッテリー規格は同じ
本記事の価格・仕様は2026年9月16日時点のマキタ公式製品ページに基づきます。
CL287FD と CL286FD のスペック比較
| 項目 | CL287FD | CL286FD |
|---|---|---|
| 電動回転ブラシ | あり(床検知スイッチ付) | なし |
| 吸込仕事率(パワフル) | 110W | 100W |
| 吸込仕事率(強/標準/エコ) | 60/35/15W | 60/35/15W |
| 騒音値(パワフル/エコ) | 66/58 dB(A) | 66/55 dB(A) |
| 集じん方法・容量 | サイクロン一体式・250mL | サイクロン一体式・250mL |
| 1充電使用量(目安) | パワフル約8分/エコ約38分 | パワフル約8分/エコ約38分 |
| 本機寸法 | 1,092×101×186mm | 1,106×113×177mm |
| 質量 | 1.5kg | 1.7kg |
| 本体のみ 標準小売価格 | 52,500円(ZG/ZW) | 24,000円(ZW/ZO) |
| セット 標準小売価格 | 84,700円(RFG/RFW) | 51,700円(RFW/RFO) |
| 標準付属品の差 | ノズルホルダが付く | ノズルホルダなし |
| カラー | グレー/白 | 白/オリーブ |
違い①:電動回転ブラシの有無
最大の違いはここです。CL287FDは18Vシリーズで初めて「電動」の回転ブラシを積み、モータでブラシを駆動します。毛足の長いカーペットに絡んだゴミを掻き出しながら吸い込む構造で、ブラシの推進力によってノズルが前に進むため押す力も小さくて済みます。床から浮かせるとブラシが止まる床検知スイッチが付き、ブラシはツールレスで着脱できます。CL286FDにはこの機構がなく、ノズルは可動部の中心を後タイヤ軸上に置いて引っかかりを抑える設計です。
違い②:本体のみで28,500円差
本体のみの標準小売価格は、CL287FDのZG・ZWが52,500円、CL286FDのZW・ZOが24,000円。倍以上の開きです。吸込仕事率の差は10W、集じん容量も1充電使用量も同じなので、差額は素直に電動回転ブラシの代金と読めます。カーペットが対象でないなら、この28,500円は使い道のない支出になります。
違い③:質量はブラシ付きのほうが軽い
直感に反しますが、電動回転ブラシを積むCL287FDが1.5kg、積まないCL286FDが1.7kgで、上位機のほうが200g軽くなっています(いずれもバッテリー含む/ノズル・パイプ除く)。寸法も長さは14mm短く、幅は12mm細い一方、高さは9mm高いという関係です。持ち上げて使う時間が長い用途では、CL287FDが不利にはなりません。
バッテリー互換の要点
どちらも18Vスライド式バッテリーを使い、バッテリー・充電器の互換に差はありません。セット品(RFG・RFW/RFW・RFO)に付くのはどちらもBL1830B(3.0Ah)1本と充電器DC18RFで、実用充電17分・フル充電22分です。マキタ公式によれば18Vバッテリーは350モデル以上に共通使用でき、40Vmaxのバッテリーとは互換がありません。
⚠ 注意
セット品で比べると差は33,000円に広がります(84,700円と51,700円)。本体のみの28,500円差より4,500円大きいので、バッテリーを既に持っているなら本体のみで揃えたほうが差額は小さく済みます。またエコモードの騒音はCL286FDが55dB(A)、CL287FDが58dB(A)で、静かさだけならCL286FDが有利です。
どちらを選ぶか
CL287FD を選ぶ:毛足の長いカーペットが清掃対象にある/オフィスや列車の内装清掃/押す力を減らしたい
CL286FD を選ぶ:フローリングや事務所の硬い床が中心/静かさを優先する/28,500円の差を他に回したい
購入先
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よくある質問
価格差28,500円の中身は何ですか?
電動回転ブラシとその駆動系です。吸込仕事率の差はパワフルモードで110Wと100Wの10W、集じん容量はどちらも250mL、1充電使用量も4モードとも同じ目安です。差額が乗っているのはブラシ側と考えてよい構成です。
どちらが軽いですか?
CL287FDが1.5kg、CL286FDが1.7kgで、電動回転ブラシを積むCL287FDのほうが200g軽くなっています(いずれもバッテリー含む/ノズル・パイプ除く)。
セット品の価格差はいくらですか?
バッテリーBL1830B1本と充電器DC18RFが付くセットは、CL287FDのRFG・RFWが84,700円、CL286FDのRFW・RFOが51,700円で、差は33,000円です。本体のみの差28,500円より4,500円広がります。
関連ページ
▶ CL287FD の図鑑ページ|▶ CL286FD の図鑑ページ|▶ VC016GとVC015Gの違い|▶ 電動工具の選び方ガイド(総合ピラー)
出典
・マキタ公式 製品情報「充電式クリーナ CL287FD」(2026年9月16日閲覧)
・マキタ公式 製品情報「充電式クリーナ CL286FD」(2026年9月16日閲覧)
各機の全スペックは、マキタ CL286FD(本体24,000円)とマキタ CL287FD(電動回転ブラシ付き)の単機種ページにまとめています。
