パナソニック電動工具の買取相場|EZ1PD1はフルセット25,000円・本体のみ9,000円【2026年比較】

パナソニック EZ1PD1 の買取額 フルセット25,000円と本体のみ9,000円を示すアイキャッチ

パナソニックの電動工具は、マキタへの事業移管が発表されたあとも買取相場が崩れていません。ただし値の付き方には強い偏りがあり、電池と充電器が付くフルセットは2万円台を保つ一方、本体のみ(型番末尾X)は8,000〜9,000円まで落ちます。売るか手元に残すかを決めるのは機種名ではなく、この「構成」です。

この記事の結論
  • ✓移管の発表後もパナソニックの新品買取額は下がっていない。最上位のEZ1PD1フルセットは25,000円
  • ✓差が出るのはフルセットか本体のみか。同じEZ1PD1でも25,000円と9,000円で16,000円の開き
  • ✓マキタ・ハイコーキとの差も本体のみならわずか2,000〜3,000円。差の正体は電池の評価額
  • ✓旧世代のEZ7521・EZ7544は本体のみで4,000円。売るより使い切るほうが合理的

本ページの金額はすべて2026年9月18日時点の新品買取相場です。新品と判定されるのは外箱とメーカー標準付属品がすべて揃っている場合に限られ、使用済みの中古は別の査定基準になります。

目次

パナソニック主要型番の買取相場一覧

型番末尾の表記が構成を示します。J・N・L・P で始まる記号が付くものは電池と充電器を含むフルセット、末尾がX のものは本体のみです。同じ機種で行が分かれているのはこのためです。

型番 分類 構成 新品買取額
EZ1PD1J14D-Yインパクトドライバフルセット(限定色)27,000円
EZ1PD1J18Dインパクトドライバフルセット(18V)25,000円
EZ1PD1J14Dインパクトドライバフルセット(14.4V)25,000円
EZ1PD1N18Dインパクトドライバフルセット(18V)24,000円
EZ1PD1Xインパクトドライバ本体のみ9,000円
EZ76A1LJ2Gインパクトドライバフルセット25,000円
EZ76A1Xインパクトドライバ本体のみ9,000円
EZ75A9LJ2Gインパクトドライバフルセット24,000円
EZ75A9Xインパクトドライバ本体のみ9,000円
EZ7552LJ2Sインパクトレンチ枠フルセット29,000円
EZ7552Xインパクトレンチ枠本体のみ18,000円
EZ75A8LJ2G-Bインパクトレンチ枠フルセット23,000円
EZ75A8X-Bインパクトレンチ枠本体のみ8,000円
EZ1P31F10Dインパクトドライバフルセット(10.8V級)16,000円
EZ1P31Xインパクトドライバ本体のみ8,000円
EZ7521Xインパクトドライバ(旧世代)本体のみ4,000円
EZ7544Xインパクトドライバ(旧世代)本体のみ4,000円
EZ4541LS2Sジグソーフルセット21,000円
EZ4541Xジグソー本体のみ10,000円

マキタ・ハイコーキと並べると差はどこに出るか

同じ相場表に載っている3メーカーの主力インパクトドライバを、フルセットと本体のみで並べたものが次のグラフです。フルセットでは13,000円の開きがあるのに、本体のみでは3,000円しか違いません。

主力インパクトドライバの新品買取額(2026年9月18日)
上段=フルセット/下段=本体のみ
マキタ TD173D 38,000円 本体のみ TD173DZB 12,000円 ハイコーキ WH36DD 31,000円 本体のみ (NNB) 11,000円 パナソニック EZ1PD1 25,000円 本体のみ EZ1PD1X 9,000円 フルセットの差 最大13,000円 本体のみの差 わずか3,000円

本体の評価はほぼ横並び

本体のみで比べると、マキタ12,000円・ハイコーキ11,000円・パナソニック9,000円です。最上位機の本体そのものは、メーカーが違ってもほぼ同じ値しか付きません。工具としての評価に大きな差がないという意味であり、パナソニックだけが移管を理由に叩かれている、という事実は相場表からは読み取れません。

差の正体は同梱される電池の枚数と容量

フルセットの差は、そのまま同梱電池の評価額の差です。マキタの40Vmax系やハイコーキのマルチボルト系は電池単体の相場が高く、それが2個入るため本体の差を一気に押し広げます。パナソニックのフルセットが25,000円で止まるのは、本体が弱いからではなく電池システムの中古評価がまだ育っていないためです。この構造はメーカーをまたいでも同じで、マキタとハイコーキの買取比較でも同じ結論になりました。

電池システムの評価額でここまで変わる
EZ1PD1J18D(フルセット)25,000円
EZ1PD1X(本体のみ)9,000円
差額=電池2個と充電器の評価16,000円
つまり電池と充電器を手元に残して本体だけ売ると、受け取れる額は3分の1近くまで落ちます。電池を残す判断は、同じ電池で動く別の工具をこれからも使い続ける場合に限って合理的です。

移管の発表は相場を下げたのか

2026年3月31日にパナソニックとマキタの双方が事業移管を発表しました。移管後にブランド名が残るか、既存ラインが継続されるかはどちらのリリースにも書かれていません。この「決まっていない」状態が相場を崩すと予想する声はありましたが、現時点の相場表では最上位機が2万円台後半を維持しており、値崩れは確認できません。判断材料の全体像はパナソニックの電動工具は今買っても大丈夫かにまとめています。

⚠ 相場を読むときの注意
  • ここに載せた金額は新品買取の相場です。新品と判定されるのは外箱とメーカー標準付属品がすべて揃っている場合に限られます
  • 使用済みの中古は別の査定基準になり、同じ比率にはなりません
  • 保証書に販売店の捺印がある場合や、電池のグリスが延びている場合は減額または新品扱い不可になります
  • 相場は日々動きます。この記事の取得日は2026年9月18日で、実際の査定額は現物確認後に確定します
  • 移管の進行にともなって将来の相場がどう動くかは、両社の発表がない以上予測できません

売るか残すかの判断

売るほうが有利になりやすいケース

フルセットが未開封または新品同等で手元にあり、今後パナソニックの電池システムを増やす予定がない場合です。EZ1PD1系・EZ76A1系・EZ7552系はいずれも2万円台が付くため、構成を崩さずにそのまま出すのが最大額になります。電池だけを抜くと16,000円前後が消えます。

残して使い切るほうが合理的なケース

EZ7521X・EZ7544X のような旧世代の本体のみは4,000円です。手放しても買い替え原資にはならないため、電池が生きているうちは使い切るほうが実質的な得になります。電池単体の扱いは工具バッテリーの買取で整理しています。

買い替え先を決めてから売る

売却後に別メーカーへ移るなら、先に移行先の電池システムを決めてから売却時期を決めます。本体だけ先に手放すと、電池と充電器が宙に浮いて評価額を取り逃がすためです。機種そのものの性能はEZ1PD1のスペックで確認できます。

買い替え先を探す

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よくある質問

パナソニックの電動工具は移管で買取価格が下がりましたか?

2026年9月18日時点の相場表では下がっていません。最上位のEZ1PD1フルセットは25,000円、限定色のEZ1PD1J14D-Yは27,000円が付いています。ただし将来の相場については両社から発表がないため予測できません。

フルセットと本体のみで、どれくらい違いますか?

同じEZ1PD1でフルセット25,000円に対し本体のみのEZ1PD1Xは9,000円で、16,000円の差です。EZ7552も29,000円と18,000円で11,000円違います。差額は同梱される電池と充電器の評価額です。

マキタやハイコーキと比べて不利ですか?

本体のみならほぼ横並びです。マキタTD173DZB 12,000円、ハイコーキWH36DD(NNB) 11,000円に対しEZ1PD1Xは9,000円で、差は3,000円以内です。フルセットでは同梱電池の評価差がそのまま出ます。

旧世代のパナソニック工具も売れますか?

売れますが額は小さくなります。EZ7521XとEZ7544Xはいずれも本体のみで4,000円です。買い替え原資にはならないため、電池が使えるうちは使い切るほうが実質的に有利です。

電池だけ手元に残して本体を売るのは損ですか?

同じ電池で動く工具を今後も使う場合以外は損になりやすいです。本体のみにすると受け取れる額が3分の1近くまで落ちるためです。

この金額はそのまま受け取れますか?

受け取れません。新品と判定されるのは外箱とメーカー標準付属品がすべて揃っている場合に限られ、保証書の販売店捺印や付属品の欠品があると減額されます。最終額は現物確認後に確定します。

出典

  • Reツール(リツール)「本日の工具買取相場表」パナソニック・マキタ・ハイコーキの型番別 新品買取額および新品判定基準(2026年9月18日取得)
  • パナソニック「電動工具事業の事業移管について」(2026年3月31日)
  • マキタ「パナソニックグループのパワーツール事業の取得に関するお知らせ」(2026年3月31日)

工具の選び方の全体像は電動工具の選び方ガイドにまとめています。

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この記事を書いた人

モノ図鑑編集部です。電動工具の型番スペックをメーカー公式情報で確認し、図鑑形式で比較できるよう整理しています。実務での使い勝手とバッテリー互換性を重視する編集方針です。

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