HiKOKI コードレス釘打機・タッカ早見表|全11系統を用途と質量で比較

HiKOKI コードレス釘打機・タッカ 早見表のイラスト(ピン釘打機・仕上釘打機・タッカ)

HiKOKIのコードレス釘打機・タッカは11系統あり、選択の分かれ目は「打つものの種類」と「電圧クラス」の2軸だけです。ピン釘・仕上釘・ばら釘・コンクリート釘・ロール連結ねじ・ステープルは互換性がなく、機種が決まれば消耗品も自動的に決まります。この記事は各機種の公式仕様を1枚の表に並べ、用途から逆引きできるようにした早見表です。

この早見表の要点

  • 釘打機は6タイプ(ピン釘・仕上釘・ばら釘・コンクリート釘・連結ねじ・タッカ)。消耗品の互換はありません
  • 電圧は10.8V/14.4V/18V/36Vマルチボルトの4クラス。手持ちの電池で候補が絞れます
  • 最軽量はタッカN1212DAの1.4kg、最重量はコンクリート釘打機NC1840DAの4.9kg
  • 1充電あたりの打込み本数は約620本〜約15,000本。同じ土俵の数字ではない点に注意

掲載値はすべて2026年8月17日時点のHiKOKI公式製品ページの仕様表から取得しています。

目次

HiKOKIコードレス釘打機・タッカ 全11系統 早見表

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型番タイプ電圧クラス使用釘・ステープル装てん数質量購入
NP3635DAピン釘打機36V マルチボルトピン釘 15/19/25/30/35mm100本2.3kgAmazonで見る
NP1235DAピン釘打機10.8Vピン釘 15/19/25/30/35mm100本1.9kgAmazonで見る
NT3640DA仕上釘打機36V マルチボルト仕上釘 15〜40mm100本2.6kgAmazonで見る
NH18DSLばら釘打機18V釘 25〜90mm(頭径ø4.0〜8.8mm)0.9kg(蓄電池除く)Amazonで見る
NC1840DAコンクリート釘打機36V マルチボルトプラスチック連結釘 15〜40mm25本4.9kgAmazonで見る
WF1804DA連結ねじドライバ18Vロール連結ねじ 25〜41mm100本2.1kgAmazonで見る
N3604DJ/N3610DJタッカ36V マルチボルトステープル 13〜25mm100本2.8kgAmazonで見る
N3604DMフロア用タッカ36V マルチボルトステープル 幅4mm・16〜38mm90本3.2kgAmazonで見る
N1810DA/N1812DAタッカ36V マルチボルト/18Vステープル 7〜10mm/6〜13mm150本1.9kg/1.8kgAmazonで見る
N14DSLタッカ14.4Vステープル 6/10/13mm150本1.7kgAmazonで見る
N1210DA/N1212DAタッカ10.8Vステープル 7〜10mm/6〜13mm150本1.5kg/1.4kgAmazonで見る

出典:HiKOKI公式 各製品ページの仕様表(2026年8月17日取得)。質量は特記なき場合すべて蓄電池装着時の公称値です。

用途から逆引きする4つの分かれ道

造作・内装の仕上げ:ピン釘か仕上釘か

ピン釘打機(NP3635DA/NP1235DA)は頭のない極細ピンで、打痕をほぼ残さず化粧材を留められる代わりに保持力は弱く、最大35mmまでです。仕上釘打機のNT3640DAは40mmまで対応し保持力が高い一方、超仕上釘は使えません。「跡を残さない」ならピン釘、「留める」なら仕上釘で、両方必要なら2台持ちが前提になります。

下地・構造材:ばら釘かコンクリート釘か

NH18DSLは25〜90mmのばら釘(連結されていない釘)を1本ずつ扱う機種で、金物接合用釘にも対応します。蓄電池を除く質量0.9kgは本表で最軽量です。対してコンクリート釘打機のNC1840DAは4.9kgで、装てん数も25本と少なく、1充電あたりの打込み本数も約620本と桁が違います。コンクリート相手は「軽さも連射も諦める」領域だと理解しておくと選定を誤りません。

ボード・造作の締結:釘ではなくねじで留めるなら

ロール連結ねじを使うWF1804DAは18Vクラスで2.1kg、1巻100本装てん・18V-2.0Ahで約1,800本という公称値です。釘打機と違って後から外せるのが最大の差で、石こうボードの下地施工では選択肢になります。

タッカは電圧クラスとステープル長で4段階

タッカは10.8V(N1210DA/N1212DA)、14.4V(N14DSL)、18V・36V兼用(N1810DA/N1812DA)、36V専用(N3604DJ/N3610DJ、フロア用N3604DM)の4段階です。長いステープルを扱うほど機体が大きくなり、13〜25mmのN3604DJは2.8kg、16〜38mmのフロア用N3604DMは3.2kgになります。ここで見落とされがちなのが、幅広ステープル対応のN1812DA(6〜13mm・1.8kg)が、N1810DA(7〜10mm・1.9kg)より軽いことです。10.8VのN1212DA(1.4kg)とN1210DA(1.5kg)でも同じ逆転が起きており、対応幅が広いほうを選んでも重くはなりません。

1充電あたりの打込み本数を並べる

1充電あたりの打込み本数(公称値・本) N1810DA タッカ約15,000本 N14DSL タッカ約10,000本 NP3635DA ピン釘約8,000本 N1210DA タッカ約7,500本 NP1235DA ピン釘約5,000本 WF1804DA 連結ねじ約1,800本 NC1840DA コンクリ約620本 ※測定条件は機種ごとに異なり同一条件の比較ではありません 出典:HiKOKI公式各製品ページ(2026年8月17日取得)

注意したいのは、この7本の棒は同じ条件で測った数字ではないことです。蓄電池の容量も、対象材も、釘・ステープルの長さも機種ごとに違います。それでも桁の違いは実務に効きます。タッカのN1810DAが約15,000本なのに対し、コンクリート釘打機のNC1840DAは約620本。コンクリート施工は予備電池を前提に段取りを組むという結論はこの図から読み取れます。なお仕上釘打機NT3640DAには1充電あたりの公称値が掲載されていないため、この図には含めていません。

電圧クラス別・バッテリー互換の早見

手持ちの電圧クラスから候補を絞る

36V マルチボルト(BSL36A18X等)NP3635DA/NT3640DA/NC1840DA/N3604DJ・N3610DJ/N3604DM/N1810DA・N1812DA
18V(BSL18xxシリーズ)WF1804DA/NH18DSL/N1810DA・N1812DA
14.4V(BSL14xxシリーズ)N14DSL
10.8V(BSL12xxシリーズ)NP1235DA/N1210DA・N1212DA

N1810DA・N1812DAはマルチボルトと18V専用電池の両方が公式に使用可能と記載された唯一の系統です。逆にNT3640DA・N3604DJなど36V機の多くは、使用可能蓄電池がマルチボルトのみで18V専用電池は使えません。

⚠ 早見表を使うときの注意

釘・ステープルの互換はありません。本体を買い替えると消耗品も総入れ替えになります。ランニングコストまで含めて比較してください。

兄弟機は「型番の下2桁」で対応幅が変わります。N1810DAとN1812DA、N1210DAとN1212DA、N3604DJとN3610DJは見た目が近く、通販の商品名でも混同されがちです。ステープル幅の指定がある現場では型番末尾まで確認してください。

質量の測定条件は機種ごとに異なります。NH18DSLの0.9kgだけは「蓄電池を除く」値で、他機種の蓄電池装着時の値とは直接比較できません。

代表機種の購入先

ラインアップの中で導入台数が多い2機種を挙げます。造作の仕上げに1台目を入れるならピン釘打機、内装の下地・断熱材留めが中心ならタッカが起点になります。

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HiKOKI NP3635DA(NNK) マルチボルト36V コードレスピン釘打機 本体+ケース

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参考価格 41,799円(税込・2026年9月6日時点)

蓄電池・充電器は別売。ピン釘15〜35mm対応、質量2.3kg

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HiKOKI N1810DA(NN) 18V コードレスタッカ 本体のみ ステープル幅10mm

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参考価格 24,200円(税込・2026年9月6日時点)

蓄電池・充電器は別売。マルチボルトと18V専用電池の両方に対応

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よくある質問

HiKOKIのコードレス釘打機で一番軽いのはどれですか?

蓄電池装着時ではタッカN1212DAの1.4kgが最軽量です。ただしばら釘打機NH18DSLは蓄電池を除く値で0.9kgと公称されており、測定条件が異なるため単純比較はできません。

同じタッカでもN1810DAとN1812DAは何が違いますか?

対応するステープルの長さと質量です。公式仕様表ではN1810DAが7〜10mm・1.9kg、N1812DAが6〜13mm・1.8kgとされています。対応幅が広いN1812DAのほうが軽いという関係で、10.8VのN1210DA(7〜10mm・1.5kg)とN1212DA(6〜13mm・1.4kg)でも同じです。

マルチボルト蓄電池があれば全機種で使い回せますか?

いいえ。36V機(NP3635DA・NT3640DA・NC1840DA・N3604DJ・N3604DM・N1810DA等)では使えますが、18VのWF1804DA・NH18DSL、14.4VのN14DSL、10.8VのNP1235DA・N1210DAは対象外です。逆に36V機の多くは18V専用電池が使えません。

ピン釘打機と仕上釘打機はどちらを先に買うべきですか?

留めたい対象で決まります。化粧材に打痕を残したくない用途はピン釘打機(NP3635DA/NP1235DA、最大35mm)、保持力が必要な下地・造作は仕上釘打機(NT3640DA、最大40mm)です。ピン釘と仕上釘は互換がないため、両方の作業がある場合は2台構成になります。

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出典

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この記事を書いた人

モノ図鑑編集部です。電動工具の型番スペックをメーカー公式情報で確認し、図鑑形式で比較できるよう整理しています。実務での使い勝手とバッテリー互換性を重視する編集方針です。

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