DH3640DAとDH3640DBの主な違いは4点です。シャンク形式、本体価格、寸法と質量、そして振動3軸合成値。穴あけ能力・回転数・打撃数・蓄電池・充電器はすべて同一値なので、「どちらが強いか」ではなく「どちらの先端工具を使うか」で決める2台です。手持ちのビットがSDS-maxならDH3640DA、六角軸ならDH3640DB。まっさらな状態から選ぶなら、5,400円安く0.2kg軽いDH3640DBと、振動値が約23%低いDH3640DAの二択になります。
4つの違いと、変わらないもの
- ✓シャンク:DH3640DAはSDS-max、DH3640DBは六角軸。先端工具に互換性はない
- ✓価格:本体のみ(NNK)の希望小売価格は112,700円対107,300円で、DH3640DBが5,400円安い(税別)
- ✓寸法・質量:499mm・7.4kg 対 479mm・7.2kg。DH3640DBが20mm短く0.2kg軽い
- ✓振動3軸合成値:回転+打撃で10.3m/s² 対 13.4m/s²。DH3640DAが約23%低い
- ✓変わらない:ドリルビット40mm/コアビット105mm、250〜500 min-1、1,400〜2,800 min-1、BSL36B18X、UC18YDL2
本ページの仕様はHiKOKI公式製品ページの2026年9月5日時点の掲載情報、参考価格は2026年9月5日時点の楽天市場の掲載情報です。
DH3640DAとDH3640DBの横断比較表
| 項目 | DH3640DA | DH3640DB |
|---|---|---|
| シャンク | SDS-maxシャンク | 六角シャンク |
| ドリルビット能力 | 40mm | 40mm |
| コアビット能力 | 105mm | 105mm |
| 無負荷回転数 | 250〜500 min-1 | 250〜500 min-1 |
| 全負荷打撃数 | 1,400〜2,800 min-1 | 1,400〜2,800 min-1 |
| 機体寸法 | 499×262×107mm | 479×262×107mm |
| 質量(サイドハンドル付) | 7.4kg | 7.2kg |
| 質量(サイドハンドルなし) | 7.1kg | 7.0kg |
| 振動3軸合成値(回転+打撃) | 10.3m/s² | 13.4m/s² |
| 振動3軸合成値(打撃) | 10.1m/s² | 11.0m/s² |
| 1充電作業量 ⌀19mm | 約40個 | 約50個 |
| 1充電作業量 ⌀25mm/⌀32mm | 約25個/約15個 | 約25個/約15個 |
| 蓄電池・充電器 | BSL36B18X/UC18YDL2 | BSL36B18X/UC18YDL2 |
| 希望小売価格 NNK(税別) | 112,700円 | 107,300円 |
| 希望小売価格 2WPZ(税別) | 186,000円 | 180,700円 |
| 固有の装備 | オンロック(連続運転)機能、新構造の動吸振器 | 高輝度LEDライト |
違い①|シャンク形式。ここだけは後から変えられない
DH3640DAはSDS-maxシャンク、DH3640DBは六角シャンクです。両者に互換性はなく、変換アダプタで相互に使い回す前提の機械でもありません。本体の差額5,400円より、先端工具一式を買い直す費用のほうがはるかに大きくなるため、既存資産があるなら実質的にここで結論が決まります。標準付属品もDH3640DAが「ケース・サイドハンドル・ストッパ・ハンマグリースA」、DH3640DBが「サイドハンドル、ストッパ、グリース」で、ビットは両機とも別売です。
違い②|価格・寸法・質量はすべてDH3640DBが有利
価格・全長・質量の3項目はいずれもDH3640DBが上回ります。差は5,400円・20mm・0.2kgで、単体で見れば決定打とまでは言えない大きさです。ただし「安いほうが軽くて短い」という並びは、上位機ほど重くなりがちなこのクラスでは珍しい構図です。同じHiKOKIでもハツリ専用機のH3641DAとH3641DBは希望小売価格が同額で、六角軸のほうが0.4kg軽く38mm短くなっています。シャンク違いの兄弟機でも、価格差の付け方はシリーズごとに違うということです。
違い③|⌀19mmの1充電作業量はDH3640DBが25%多い
4.0Ahのマルチボルト蓄電池でコンクリート深さ60mmを穴あけした場合の公式目安は、⌀19mmがDH3640DB 約50個・DH3640DA 約40個、⌀25mmが両機とも約25個、⌀32mmが両機とも約15個です。差が出るのは⌀19mmだけで、25mm以上では完全に同値。公式は理由を説明していないため、細い穴を数多くあける作業でのみDH3640DBに分がある、という事実の指摘にとどめます。
違い④|振動値だけはDH3640DAが明確に低い
回転+打撃モードで10.3対13.4m/s²、打撃モードで10.1対11.0m/s²。いずれもEN62841-2-6での測定なので、規格違いを心配せずに比べられます。DH3640DAは公式が「新構造の動吸振器と防振ハンドルにより従来製品DH36DSA比で約17%低振動」と説明しており、DH3640DBの公式説明は「新構造の防振ハンドル」のみです。動吸振器の有無がこの差の説明になっている可能性はありますが、公式が明示していないため断定はしません。
蓄電池・充電器は完全共通
DH3640DA/DH3640DB 共通のバッテリー互換情報
| 使用可能蓄電池 | マルチボルト蓄電池(残量表示付)・両機共通 |
| 付属蓄電池(2WPZ) | BSL36B18X ×2個(36V-4.0Ah/18V-8.0Ah) |
| 付属充電器(2WPZ) | UC18YDL2(冷却機能付)・両機共通 |
| 充電時間 | DH3640DB:約30分(実用充電)/約40分(満充電)。DH3640DA:約40分 |
| 使用できない蓄電池 | BSL3620・BSL3625・BSL3626・BSL3660、BSL18XX/BSL14XXシリーズ(両機共通) |
充電時間の表記はDH3640DBが「約30分(実用充電)/約40分(満充電)」、DH3640DAが「約40分」の1値のみですが、蓄電池も充電器も同じ組み合わせなので、これは性能差ではなく表記の粒度の違いと読むのが妥当です。蓄電池側の詳細はBSL36A18とBSL36B18の違い、充電器はUC18YDL2とUC18YDMLSの違いにまとめています。
⚠ この比較を読むときの注意
- 公式の「従来比」表記は相手が違います。DH3640DAは従来製品DH36DMA比、DH3640DBは従来製品DH36DSA比です。両機の優劣の根拠にはできません。
- 希望小売価格と実売価格は別物です。下の商品カードは取得日時点の楽天市場の掲載情報で、希望小売価格の差(5,400円)とは一致しません。
- 質量はBSL36B18X装着時の値です。別容量の蓄電池を付けると変わります。
- 振動値は同一規格ですが、実作業の体感とは別です。先端工具の状態や押し付け方でも変わります。
結局どちらを買うべきか
手持ちの先端工具がSDS-maxならDH3640DA、六角軸ならDH3640DB。ここが決まっているなら他の項目を見る必要はありません。まっさらな状態から選ぶ場合は、ハツリ作業が長い現場なら振動値の低いDH3640DA、細径の穴あけが多く少しでも軽く安く入りたいならDH3640DBが合理的です。40mmクラスが過剰だと感じたら、28〜30mmクラスのDH3628DAやマキタのHR011Gも比較対象になります。
購入先と参考価格
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DH3640DA(SDS-max)
DH3640DB(六角軸)
Amazonでも型番で検索できます。
AmazonでDH3640DAを探す AmazonでDH3640DBを探すよくある質問
DH3640DAとDH3640DBの違いは何ですか?
主な違いは4点です。シャンク形式(SDS-max対六角軸)、本体のみの希望小売価格(112,700円対107,300円・税別)、寸法と質量(499mm・7.4kg対479mm・7.2kg)、振動3軸合成値(回転+打撃で10.3m/s²対13.4m/s²)です。穴あけ能力40mm、コアビット105mm、無負荷回転数250〜500 min-1、全負荷打撃数1,400〜2,800 min-1、蓄電池BSL36B18X、充電器UC18YDL2はすべて同一です。
DH3640DAとDH3640DBでビットは共用できますか?
できません。DH3640DAはSDS-maxシャンク、DH3640DBは六角シャンクで互換性がありません。
どちらのほうが穴あけが速いですか?
公式の無負荷回転数と全負荷打撃数はどちらも250〜500 min-1、1,400〜2,800 min-1で同一です。ただし4.0Ah蓄電池での1充電作業量は⌀19mmでDH3640DBが約50個、DH3640DAが約40個と差があります。⌀25mmと⌀32mmは両機とも同値です。
振動が少ないのはどちらですか?
DH3640DAです。振動3軸合成値は回転+打撃で10.3m/s²対13.4m/s²、打撃で10.1m/s²対11.0m/s²で、いずれもEN62841-2-6での測定値です。
蓄電池と充電器は同じものが使えますか?
同じです。両機ともマルチボルト蓄電池(残量表示付)を使用し、付属はBSL36B18Xと充電器UC18YDL2です。BSL3620・BSL3625・BSL3626・BSL3660およびBSL18XX/BSL14XXシリーズは両機とも使用できません。
出典
- HiKOKI公式:コードレスハンマドリル DH3640DA 製品ページ(2026年9月5日確認)
- HiKOKI公式:コードレスハンマドリル DH3640DB 製品ページ(2026年9月5日確認)
- 参考価格:楽天市場の各商品ページ(2026年9月5日取得)
関連ページ:DH3640DA 図鑑/DH3640DB 図鑑/H3641DAとH3641DBの違い/HiKOKIハンマドリル早見表/電動工具の選び方ガイド
