HR010GとHR011Gの違い|マキタ40Vmaxハンマドリルを穴あけ能力・質量・価格で比較

マキタ HR010GとHR011Gのボディサイズ差を比べるイラスト

主な違いは4点です。穴あけ能力(20mm対28mm)、質量(2.6kg対3.6kg)、集じんシステムの対応ビット(全長165mm対265mm)、そして本体のみの標準小売価格(58,000円対68,400円・いずれも税別)。どちらもマキタ40Vmax・SDSプラスシャンクの充電式ハンマドリルで、バッテリと充電器は共通です。

先に結論

  • コンクリートφ14.5mm程度までの下穴が中心で、片手作業・上向き作業が多いならHR010G(20mm・2.6kg・58,000円)
  • φ18mm以上やコアビット径68mmまで使う、穴あけスピードを最優先するならHR011G(28mm・3.6kg・68,400円)
  • 価格差は本体のみで10,400円(税別)。バッテリ・充電器は40Vmaxで共通なので、乗り換えコストは本体差額だけ
  • 振り回され低減AFTと電子変速スイッチはHR011Gのみ搭載
  • 集じんしながら深い穴を開けるならHR011G(DX17・ビット全長265mmまで)。HR010GのDX16は165mmまで

以下の数値はすべてマキタ公式製品ページの記載で、2026年9月4日時点のものです。

目次

HR010GとHR011Gのスペック対比

項目HR010GHR011G
電源直流36V(40Vmax)直流36V(40Vmax)
シャンクSDSプラスSDSプラス
コンクリート穴あけ20mm28mm
鉄工/木工13mm/26mm13mm/32mm
コアビット/ダイヤモンドコア35mm/32mm68mm/80mm
回転数0〜1,350 min-10〜1,130 min-1
打撃数0〜5,000 min-10〜5,000 min-1
質量(本体のみ)2.6kg3.6kg
質量(集じん付)3.6kg4.6kg
長さ(本体のみ)289mm377mm
振動3軸合成値(新規格)10.0/7.6 m/s210.5/7.3 m/s2
集じんシステムDX16(最大ビット径20mm・全長165mm)DX17(最大ビット径28mm・全長265mm)
AFT 振り回され低減
電子変速スイッチ
防じん防水APT/IP56APT/IP56
標準小売価格 本体のみ(税別)58,000円(HR010GZK)68,400円(HR011GZK)
標準小売価格 フルセット(税別)122,800円(HR010GRDXV)134,300円(HR011GRDXV)

違い①:穴あけ能力は20mm対28mm

コンクリート穴あけ能力はHR010Gが20mm、HR011Gが28mmで、差は8mmです。数字以上に効くのはコアビットで、HR010Gが35mm(ダイヤモンドコア32mm)に対しHR011Gは68mm(同80mm)と約2倍の径まで対応します。配管貫通のようにコア抜き径が要件になる作業ではHR011G一択になります。

コンクリート穴あけ能力HR010G20mmHR011G28mm
コアビット対応径HR010G35mmHR011G68mm

違い②:質量2.6kg対3.6kg、長さ289mm対377mm

本体のみ(BL4025装着・サイドグリップ非装着)の質量はHR010Gが2.6kg、HR011Gが3.6kgで1.0kg差。長さは289mmと377mmで88mm差です。集じんシステムを付けた状態でも3.6kg対4.6kgと1.0kg差は変わりません。天井への上向きアンカー打ちのように腕を上げ続ける作業では、この1.0kgが1日の本数を左右します。

違い③:1充電作業量は測定条件が違うので単純比較できない

BL4025装着時の公式目安は、HR010Gがφ6.0mm深さ60mmで約120本・φ10.5mm深さ60mmで約75本・φ14.5mm深さ60mmで約50本。HR011Gはφ6.0mm深さ40mmで約215本・φ10.5mm深さ60mmで約78本・φ18mm深さ60mmで約30本です。直接比べられるのは条件が一致するφ10.5mm・深さ60mmだけで、75本対78本とほぼ同等です。HR011Gのφあたりのデータはコンクリート圧縮強度40MPaという条件付きである点も揃っていません。

φ10.5mm・深さ60mmの1充電作業量(BL4025)HR010G75本HR011G78本

違い④:AFTと電子変速スイッチはHR011Gのみ

HR011Gにはビットロック時の振り回されを加速度センサーが感知してモータを自動停止するAFTと、回転速度を作業に合わせて変えられる電子変速スイッチが載っています。HR010Gの公式機能表にはどちらの記載もありません。鉄筋に当たって工具が振られるリスクが高い径を開けるほど、AFTの有無は安全面の差として効いてきます。防振構造AVT・防じん防水APT/IP56・無線連動集じん・トルクリミッタ・LEDライトは両機とも搭載です。

🔋 バッテリ・充電器は完全に共通

推奨(◎)両機とも BL4020/BL4025/BL4040/BL4040F
使用可(○)両機とも BL4050F/BL4080F/BL4080H
対応ポータブル電源両機とも PDC01/PDC1200(◎)
充電器DC40RA(BL4025を実用充電 約19分・フル充電 約28分)
乗り換えコストバッテリ・充電器を買い直す必要がないため、実質は本体差額10,400円(税別)だけ

⚠ 比較するときの注意点

1充電作業量は両機で測定径・深さの条件が異なり、直接比べられるのはφ10.5mm・深さ60mmだけです。振動3軸合成値も、HR011Gは新規格EN62841-2-6のみ、HR010Gは新旧両規格が併記されています。規格をそろえずに数値だけを並べると誤った結論になります。IP56表示は故障しないことを保証するものではなく、集じんシステム取付時は対象外です。

購入先

どちらもバッテリ・充電器が共通のため、すでに40Vmaxを持っているなら本体のみ(ZK)で比較するのが分かりやすい構成です。

HR010G(20mm・2.6kg)

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HR011G(28mm・3.6kg)

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よくある質問

HR010GとHR011Gの主な違いは何ですか?

主な違いは4点です。コンクリート穴あけ能力が20mm対28mm、質量が2.6kg対3.6kg、集じんシステムの対応ビット全長が165mm対265mm、本体のみの標準小売価格が58,000円対68,400円(いずれも税別)です。バッテリ・充電器は40Vmaxで共通です。

価格差の10,400円を出す価値はありますか?

開ける穴の径次第です。コンクリートφ14.5mm程度までが中心ならHR010Gで足り、φ18mm以上やコアビット径68mmまで使うならHR011Gでないと能力が届きません。加えてHR011GにはAFTと電子変速スイッチが付きます。

1充電で開けられる本数はどちらが多いですか?

条件が一致するφ10.5mm・深さ60mmではHR010Gが約75本、HR011Gが約78本でほぼ同等です(いずれもBL4025装着時の公式目安)。それ以外の径は測定条件が異なるため直接比較できません。

バッテリは共用できますか?

できます。両機ともBL4020・BL4025・BL4040・BL4040Fが推奨(◎)、BL4050F・BL4080F・BL4080Hが使用可(○)で、ポータブル電源PDC01・PDC1200にも対応します。充電器も同じDC40RAが使えます。

関連記事と出典

出典:マキタ公式製品ページ「HR010G_GV」(makita.co.jp)および「HR011G」(makita.co.jp)。いずれも2026年9月4日に取得。

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この記事を書いた人

モノ図鑑編集部です。電動工具の型番スペックをメーカー公式情報で確認し、図鑑形式で比較できるよう整理しています。実務での使い勝手とバッテリー互換性を重視する編集方針です。

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