HiKOKIのコードレス集じん機は現行6型番です。吸込仕事率で見ると80W級(R3640DA・RP18DA)と220〜300W級(RP3608/RP3615シリーズ)にきれいに分かれ、その中間がありません。80W級は質量3.0〜4.9kg・本体30,700〜50,200円、220W以上は9.3〜9.8kg・72,200〜88,200円で、重さも価格も約2倍の段差になります。まず「どちらの階層が必要か」を決めるのが最短の選び方です。
この早見表でわかること
- ✓現行6型番(R3640DA/RP18DA/RP3608DA(L)/RP3608DB(L)/RP3615DA/RP3615DB)の横断比較
- ✓吸込仕事率は80W級と220〜300W級の2階層しかなく、中間が存在しない
- ✓型番末尾がDAなら乾湿両用・無線連動なし、DBなら粉じん専用・無線連動あり
- ✓粉じん専用機は乾湿両用機より1万円以上高く、吸込は80W低い(8L・15Lとも同じ構図)
- ✓最軽量はR3640DAの3.0kgだが吸水はできない。最安はRP18DAの30,700円
本記事のスペック・価格は2026年8月22日時点でHiKOKI公式製品ページを確認した内容です。価格はHiKOKI希望小売価格(税別)で、本体のみ仕様の値です。
HiKOKI コードレス集じん機 現行6型番の早見表
コードレス集じん機 現行6型番の比較(2026年8月22日時点)
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| 型番 | 用途 | 集じん容量 | 吸込仕事率(最大) | 最大真空度 | 無線連動 | 質量 | 本体のみ価格 | 購入 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| R3640DA | 粉じん・木工のこくず(吸水不可) | 18L | 80W | 8.4kPa | あり | 3.0kg | 50,200円 | Amazonで見る |
| RP18DA | 乾湿両用 | 5.1L(吸水3.5L) | 80W | 11kPa | なし | 4.9kg | 30,700円 | Amazonで見る |
| RP3608DA(L) | 乾湿両用 | 8L(吸水6L) | 300W | 20.1kPa | なし | 9.3kg | 72,200円 | Amazonで見る |
| RP3608DB(L) | 粉じん専用 | 8L | 220W | 20.1kPa | あり | 9.5kg | 83,300円 | Amazonで見る |
| RP3615DA | 乾湿両用 | 15L(吸水12L) | 300W | 20.1kPa | なし | 9.6kg | 76,500円 | Amazonで見る |
| RP3615DB | 粉じん専用 | 15L | 220W | 20.1kPa | あり | 9.8kg | 88,200円 | Amazonで見る |
※R3640DAとRP18DAの吸込仕事率はそれぞれターボ/ブーストモードの値です。RP18DAは18V機で、マルチボルト蓄電池と18V単体シリーズの両方が使えます。他の5型番は36V(マルチボルト専用)です。
吸込仕事率は80W級と220W以上の2階層しかない
6型番の吸込仕事率を並べると、80W・80W・220W・220W・300W・300Wとなり、81Wから219Wまでの帯にHiKOKIのコードレス集じん機は1台も存在しません。これは偶然ではなく、片手で持ち運ぶ小形機(R3640DA・RP18DA)と、キャスタ付きで据え置いて使う大形機(RP3608/RP3615)という設計思想の違いがそのまま数値に出たものです。
質量も同じ2階層で、80W級は3.0〜4.9kg、220W以上は9.3〜9.8kgです。吸込仕事率が2.75倍になると質量も約2倍になるという関係が、現行ラインアップ全体で成り立っています。「軽くて強い集じん機」はカタログ上には存在しません。
型番末尾のDAとDBで、用途と無線連動が決まる
RP3608とRP3615のシリーズでは、末尾がDAなら乾湿両用・無線連動なし、DBなら粉じん専用・無線連動ありという対応になっています。そしてDBのほうが1万円以上高いのに、吸込仕事率は80W低いという逆転が両シリーズで起きます。
DAとDBの価格差と吸込仕事率の差
| シリーズ | 乾湿両用(DA) | 粉じん専用(DB) | 価格差 | 吸込仕事率の差 |
|---|---|---|---|---|
| RP3608(8L) | 72,200円/300W | 83,300円/220W | +11,100円 | −80W |
| RP3615(15L) | 76,500円/300W | 88,200円/220W | +11,700円 | −80W |
DBの上乗せ分は吸引力ではなく、Bluetooth無線連動・粉じん用フィルタ(RP3608DB(L)は新トリプルフィルタ)・長いホースに対する対価です。RP3608DB(L)のホースはø28mm×5mで、RP3608DA(L)のø38mm×1.5mより3.5m長く設計されています。連動運用では本体を定位置に置いたまま工具側だけを動かすため、この長さが効きます。
用途から6型番を絞り込む
まず「吸水するか」「連動させるか」の2問で半分に絞れる
水を吸う可能性がある(乾湿両用)
- RP18DA — 5.1L/吸水3.5L・4.9kg・30,700円。最安
- RP3608DA(L) — 8L/吸水6L・9.3kg・72,200円
- RP3615DA — 15L/吸水12L・9.6kg・76,500円
- いずれも無線連動には非対応
粉じんだけ吸えばよい(乾式)
- R3640DA — 18L・3.0kg・50,200円。無線連動あり、最軽量
- RP3608DB(L) — 8L・9.5kg・83,300円。無線連動あり
- RP3615DB — 15L・9.8kg・88,200円。無線連動あり
- 乾式3機種はすべて無線連動に対応
無線連動が必須なら選択肢は3機種だけ
R3640DA・RP3608DB(L)・RP3615DBの3機種です。このうちR3640DAは吸込80Wの小形機で、質量3.0kg・50,200円と価格も重量も1桁違います。「連動させたいが持ち運びも多い」ならR3640DA、「連動させて据え置く」ならRP3608DB(L)かRP3615DBという分かれ方になります。
最安で始めるならRP18DA、最軽量ならR3640DA
本体のみ価格の最安はRP18DAの30,700円で、2番目に安いR3640DAの50,200円とは19,500円の差があります。ただしRP18DAは集じん容量5.1Lと最小で、質量は4.9kgとR3640DAより1.9kg重くなります。18Lで3.0kgのR3640DAと、5.1Lで4.9kgのRP18DAという関係は直感に反しますが、R3640DAがダストバッグ式で吸水機構を持たないためです。
据え置き4機種は寸法と真空度が共通
RP3608DA(L)・RP3608DB(L)は331×369×408mm、RP3615DA・RP3615DBは331×465×369mm(いずれもHiKOKI公式の公表順)で、幅はすべて331mmです。なお高さ・奥行の並び順は製品ページによって表記が異なるため、設置スペースを詰める場合は実機カタログでの確認をおすすめします。最大真空度も4機種すべて20.1kPa(2,050mm水柱)、最大風量も3.5m³/minで共通しています。据え置き4機種の実質的な選択軸は、タンク容量(8Lか15Lか)と用途(乾湿両用か粉じん専用か)の2つだけです。
⚠ 質量と価格の前提をそろえて比べてください
本記事の質量はすべてHiKOKI公式の「蓄電池装着時」の値です。装着する蓄電池の型番が機種ごとに異なる(R3640DAはBSL36A18BX、RP18DAはBSL36A18X、RP3608/RP3615はBSL36B18X×2個)ため、電池を外した本体重量の比較ではありません。価格も本体のみ仕様(NN)の希望小売価格・税別で、蓄電池と充電器は含みません。フルセット仕様の価格は各単体記事に掲載しています。
主な機種の購入先
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HiKOKIのコードレス集じん機は現在何機種ありますか?
2026年8月22日時点の公式一覧では6型番です。R3640DA、RP18DA、RP3608DA(L)、RP3608DB(L)、RP3615DA、RP3615DBがあります。
吸込仕事率がいちばん高いのはどれですか?
RP3608DA(L)とRP3615DAのターボモード300Wです。この2機種は最大真空度20.1kPa・最大風量3.5m³/minも同じで、違いは集じん容量(8Lか15Lか)です。
いちばん軽いのはどれですか?
R3640DAの3.0kg(BSL36A18BX装着時)です。集じん容量は18Lと最大ですが、ダストバッグ式で吸水はできません。
いちばん安いのはどれですか?
RP18DAの本体のみ30,700円(税別)です。集じん容量5.1L・吸水容量3.5Lの18V機で、吸込仕事率はブースト80Wです。
無線連動に対応しているのはどれですか?
R3640DA、RP3608DB(L)、RP3615DBの3機種です。型番末尾がDAの乾湿両用機(RP3608DA(L)・RP3615DA)は非対応です。
水を吸えるのはどれですか?
乾湿両用のRP18DA(吸水3.5L)、RP3608DA(L)(吸水6L)、RP3615DA(吸水12L)の3機種です。R3640DA・RP3608DB(L)・RP3615DBは吸水できません。
各型番の詳細記事
- HiKOKI R3640DA|18L・3.0kgの36V小形集じん機
- HiKOKI RP18DA|乾湿両用・HEPA標準の18V集じん機
- HiKOKI RP3608DA(L)|8L乾湿両用・吸込300W
- HiKOKI RP3608DB(L)|粉じん専用8L・無線連動あり
- HiKOKI RP3615DA|15L乾湿両用の36V集じん機
- HiKOKI RP3615DB|粉じん専用+無線連動の15L集じん機
関連ページ
出典
- HiKOKI公式 リチウムイオンコードレス製品一覧(2026年8月22日確認)
- HiKOKI公式 RP3608DA(L) 製品ページ(2026年8月22日確認)
- HiKOKI公式 RP3608DB(L) 製品ページ(2026年8月22日確認)
- HiKOKI公式 RP3615DA 製品ページ(2026年8月22日確認)
- HiKOKI公式 RP18DA 製品ページ(2026年8月22日確認)
